Chan・Yama

ユニコーンITベンチャー → 戦略コンサル → 投資家。 22年ザッキンゼー&カンパニ…

Chan・Yama

ユニコーンITベンチャー → 戦略コンサル → 投資家。 22年ザッキンゼー&カンパニー(仮)創業

最近の記事

書評⑨THE REASON WE START UP(孫泰蔵)

この前読んだ孫泰蔵氏の本「孫家の遺伝子」が良すぎたので2冊目。 色々な起業家の声を載せつつ、孫正義氏を含む世界最高峰の起業家の水準を教えてくれるのが本書。目線が上がる。 ・当時のYahooは創業2年でIPOのスピード感 ・多くの卒業生が起業家となるスタンフォード大学の教え  -”クラスで一番優秀なヤツらは起業しろ。二番目に優秀な奴ら、やっぱり    お前らも起業しろ。その下のやつは、大成功すると思うスタートアップ に社員番号1桁では入れ。"  -”Face

    • 自分の会社の初仕事-いい仕事のあとに

      昨日は自分の会社の初仕事、お客様に初仕事のプロジェクト報告。 ものすごくいい初仕事ができた。 とても高いご評価とお褒めの言葉をいただいた。 この1~2ヶ月は自分のやりたい事業をやるために人を雇う必要があり、 そのお金を戦略コンサルで稼ごうと思っている。 今回も安くない費用をお支払いいただいているにも関わらず、 「開始一週間でこれはすごい」「さすが」「解像度が上がった」 「示唆に富んでいた」等の有り難いお言葉を頂戴した。大変恐縮だ。 久しぶりにコンサルっぽい一週間を過ご

      • 書評⑧ゼロ-何もない自分に小さなイチを足していく

        青汁王子に次ぐ、”所謂”いかがわしい系2冊目。ホリエモン。 関わると新規上場ができないという噂があり、IPOを目指す経営者界隈からは敬遠されがちなホリエモン。最近、マザーズ上場企業のインクルーシブ社がホリエモンのメルマガの会社をM&Aをしたことで、少し話題になった。 当時のライブドアの急成長には目をみはるものがあり、99年度の決算は売上2.6億円。上場した2000年は11.6億円、そこから毎年29.2億円、58.9億円、108.2億円と倍々ゲームで会社を成長させていった。

        • 書評⑦すぐ成果を出す人の仕事のやり方・考え方

          さすがにあまり学びがないな~と思って本を読み進めていく中で、とはいえこれは忘れちゃいけない本質だなと思って、再度胸に刻み込んだ内容。 わかっていても、やれていないことを、再認識して、 やれるように徹底するキッカケを作れる、 それだけでも読書の価値はありますね 少し面白かったのは、モチベーション維持の方法  ・「で、どうしたい?」を岩盤に当たるまで問い続けてみる 自分の掲げた目標に対して、「で、どうしたい?」と問い、その次を考える これを自分で何回もやる。 そうすると

        書評⑨THE REASON WE START UP(孫泰蔵)

          書評⑥時を稼ぐ男

          青汁王子。たとえいかがわしくても、商売がうまい人は好きだ。 そして、この人は想像以上に商売に対しては真剣であり、真っ当なことを言っていると感じた たとえば、健康食品・化粧品のD2C企業で300億円のグループを作ったわけだが、上位の青汁企業の多くを買収して、市場の追い風を全部自分のものにしたり、ノウハウをグループに横展開して加速度成長したり。商才がある。 何より、結構なハードシングスを乗り越えてきているが、その心の強さは見習わねばならないと思った 商売人としての感覚も、し

          書評⑥時を稼ぐ男

          書評⑤アイデアの作り方

          アイデアの作り方は5段階 1. 資料集め (一般情報、特定情報の両方を意識して集める) 2. 分析分解する 3. 寝かせておく 4. 思いつく 5. 磨き上げる(そのままじゃ使えないアイデア多い) 体感としては多くの人が経験あることを言語化してくれている本。 自分がどのフェーズをやっている状態なのかを明確に理解できるだけでも 「産みの苦しみ」に真剣に悩んでいる人にとっては良い処方箋になる 30分で読める

          書評⑤アイデアの作り方

          書評④起業の教科書

          これから起業を考えている人に向けた書籍。 網羅性があるわけではないけど、かゆいところにあるイシュー度の高いアジェンダに対して示唆をくれる良書。 そりゃそうだ、たしかになーというの内容も多かった ・認知度上げる目的においては、会社名とサービス名は一緒の方が当然良い。会社名悩んでるなら、事業思いついた後に変えればOK。さっさと始めろ ・起業のアイデアを思いつかないは禁句。アイデアは9割掛け合わせなんだから、お前が一定以上の頭なら、掛け合わせの材料が足りないだけだろ。さっさと勉

          書評④起業の教科書

          書評③「孫家の遺伝子」

          ベンチャー業界でも有名人な孫泰蔵さん(孫正義さんの弟)が、アントレプレナーシップに溢れた自分の育った環境「孫家」を内側から書いた書籍。 超面白かった。正義さんはもちろん、ご両親もめちゃめちゃ起業家。 親父さんもすごいのだが、お母様も素晴らしい。 末っ子の泰蔵さんから見る若かりし「兄・孫正義」の異次元っぷりも去ることながら、子供に接する親の教育論としても勉強になる。 というか、兄弟のみならず、親戚まで皆起業家、商売人。人間、「当たり前の基準をどこに置くか」が大事だよな、と

          書評③「孫家の遺伝子」

          書評②Peak Performance最強の成長術

          元MckのコンサルBrad Stulbergと長距離マラソンのトップコーチSteve Magnessが、本気でパフォーマンスを上げる科学的方法をまとめた本 情報としては溢れていることの多い内容だけど、自分の生活とのGAPは大きく、昨年末から自分の生活習慣を変えることに役立った 大前提、ぬるま湯から抜け出さないと成長はない 一流であればある程しっかり休息を取る 結局ちゃんと休んだ方が根詰めるより科学的に総生産性が高い 1日の中では1時間毎、1年の中では7日~10日単位

          書評②Peak Performance最強の成長術

          書評①:Do The Work 行動を起こしたい人のための人生を変えるワークブック

          期待値は超低めで読んだが、この手の本だからといって侮るなかれ。 個人的には非常に良かった。 戦略コンサルティングファームにいると、実行軽視の考えに染まりがちになる。良くも悪くも、行動よりも前の「経営者の意思決定」を横から支援する仕事だからだ。 たとえば、毎日のアウトプットで現場の子が重要視されるのは、  ・プロジェクト論点に対する切れ味の鋭い分析/示唆  ・それらを纏めたExcellentな戦略提案パッケージ etc..  勿論、これらを作るためのプロセスや思考力を学習

          書評①:Do The Work 行動を起こしたい人のための人生を変えるワークブック

          会社を急成長させる経営者のフレームワーク「4S」~中編~

          前回までのふりかえり経営者であろうが、コンサルタントだろうが、投資家だろうが、一流には共通している最低条件のディシプリンである「4S」をご紹介した。 少し時間が空いてしまったが、前回は ①STANCE、②SOURCE DATAまでを記載した。 (会社を急成長させる意思決定の「4S」) 具体的には、一流の経営者であればあるほど、 ・身の丈以上の高い目標を掲げ、会社も自身もドライブしていくことで  非連続な成長を生み出す意思決定の姿勢(STANCE)があること ・過去の

          会社を急成長させる経営者のフレームワーク「4S」~中編~

          会社を急成長させる経営者のフレームワーク「4S」~前編~

          会社を伸ばせる経営者と、伸ばせない経営者の違い これまで様々な経営者と出会い、仕事を共にしてきた。 仕事を共にした数で言えば数百人いると思うし、会った数で言えば千人は超すと思う。事業責任者を含めれば、もっと多いと思う。 その中には、業績好調で一代でユニコーン~デカコーンを創った方々もいれば、数十~数百億円でバイアウトした方々もいるし、その一方で業績不振に思い悩む方々もいた。 また、自身としても、末席ながら企業経営に従事させていただいたり、事業責任を負ってきた。 そし

          会社を急成長させる経営者のフレームワーク「4S」~前編~

          初note

          特に外部発信する目的ではなく、ブロクの強制力を借りつつ、自分のメモがてら更新を開始。 どんどん古い知見を吐き出して、新たな知見を取り入れていく予定。