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カメラの使い方_AFオートフォーカス設定

新型コロナの影響も相まって、外出自粛を要請されている今日です。

お出かけできないいまこそ、カメラの設定を見直しておきませんか?ということでまとめていきます。

さてさっそくですが、ある写真をここで紹介します。

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・・・。

売り子さんが横切ってきて被写体かぶりしてる、”あるある”な写真です。

「あーあるある」

って思った方、ほんとに”あるある”でしょうか?

売り子さんにピントを取られずに撮影できていますか?
いったん売り子さんにピント取られて、またバッターにピント合わせようとしたら今度はネットにピントを取られて「ん”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!」とかなっていませんか?

「シャッター切れろよ!」っていうタイミングでなぜかピント合わせようとしだしてしかもめっちゃピント外れていってて「ん”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!」とかなっていませんか?

そんな方のために、AFの設定を紹介したいと思います。(能書きが長い)

オススメの設定項目は、”4つ”あります。

1. AFフレーム(フォーカスポイント)
2. 親指AF
3. AFモード(基礎/応用)
4. レンズの設定

です。

一眼レフのような高価なカメラは、”勝手にいい写真を撮ってくれる”というのもひとつ特徴ではありますが、”自分の好みや撮りたい被写体に合わせていろいろ設定が出来る”というのが一番大きな特徴じゃないかなと思っています。

ぜひその設定の参考に使ってください。

ということで、まずはAFフレーム(フォーカスポイント)から説明していきます。

EOS 5D MarkIIIをベースにした説明になりますが、およそどの一眼レフにも同じ機能はあります。キヤノンの方であれば設定の操作感はあまり変わらないと思うのでほぼそのまま参考にできるかと思います。

ミラーレスの方とか最近のカメラなら、スマホみたいな感じでピントを合わせたいところをタッチスクリーンでピッと押してあげれば完結したりするのであまり困っていないかもしれないですけど、基本的にカメラのオートフォーカスって、何にも設定してなかったら、ピントを合わせられる範囲の一番手前にピントを合わせちゃうんですよね。

例えば、奥にある、オリックスの(俺の)佐野選手のサインにピントを合わせたいなと思っていても、手前にある、ホークスの(俺の)岩嵜投手のサインにピントが合っちゃう、そんな悩みをもたれている方が少なからずいらっしゃるのではないかなと思います。

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ファインダーを覗くとこんな感じです。

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なんか

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こんなマークが見えると思うんですけど、これがAFフレームの自動選択AFモードになっているっていう意味合いになります。

じゃあ、どうすれば奥においてある(俺の)佐野選手のサインにピントを合わせるにはどうすればいいかというと、AFフレームで、フォーカスポイントを指定して、ココにピントを合わせろ!って指定してあげたらいいんです。

「はぁ??」っていう声が聞こえてきそうなので画像も入れて説明しますと、

カメラのボタンで

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こんなヤツを探してみてください。

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このへんとかにあります。

それを押してファインダーを覗くと、AFフレームを選択できるモードになっていると思うので、"M-Fnボタン"を押すか、ダイヤルをぐりぐりするか、なんやかんや頑張ったら

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こんな画面になると思います。

で、見えてる□がフォーカスポイントとかいうヤツで、そこそこな値段のデジタル一眼レフカメラにはこのフォーカスポイントがたくさんあります。ミラーレスの場合は結構多いかもしれません。

これで、ピントを合わせたいフォーカスポイントが選べたら、あとは今まで通り撮影するだけです。

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どうですか?(俺の)佐野のサインがくっきり浮かび上がったでしょう?

奥にピントを合わせたいのに、いっつも手前にピントを取られちゃうよぉ・・・というのは結構一眼レフを始めたばかりの人が躓きやすい罠だと思いますので、ぜひこれを機にAFフレームとフォーカスポイントを使えるようになってみましょう!

とりあえず今回はここまでで。

次回は、ピントを合わせるボタンと、シャッターを切るボタンの使い分け。俗にいう親指AFについて説明したいと思います!



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