【成功】と【幸せ】を自分が決めるのか？他人が決めるのか？

「成功しているかどうかは他人が決めることじゃねぇよ」って話と、到達点こそが成功じゃねえよ、そのプロセスに成功があるんだよ」っていう超大事な話で、こんな話をじじいになって聞いてもね、って話です。

この世の中、マスでの数字の多寡・大きさが「成功」？

この評価軸・モノサシ＝「成功しているかどうかは他人が決める」に適っていれば成功で？適っていなければ「ごめんなさい、そうですね、成功していません……」って、しょぼくれながら言わせるのが現代社会でしょってこと

でしょう？

マスでの成功ってほんと、かぐわしい香りを放っている。嗅いでしまったら逃れられない。僕は人間以外の動物になったことないけど、繁殖期に動物が「匂い・臭い」を放つ、マスの芳香ってそれと同じ。

それを嗅いだら本能で引き寄せられて、ヤってしまう。嗅がなければ近寄らなければそんな気にならないのに、嗅いだら最後な訳です。

「マス」っていうモノサシってそういう甘美さがある。

……て、ことはですよ。

……て、ことはですよ。

……て、ことはですよ。

マスというモノサシで測って、短い、小さい、しょぼい、少ない、軽い、は「成功していない」んですか？って話なんです。一般にそうですよね？

ビジネス界隈で言えば上場が一つのゴール。株を売却して人生を謳歌してzozoでしたっけ？

最終ゴールはビル・ゲイツ？ソロス？

そこまで行っていないと「成功」していないということになるんですか？という話なんです。そういうのをマスメディア（テレビ、新聞（最近は読まないか）、雑誌、youtube（もマスに占領され始めたし））を見続けて

「マスは勝ち組」という「他者評価軸」に自ら洗脳されに行き続けて、自ら「ごめんなさい、そうですね、成功していません……」と言い、同調圧力で「数字が多いのが価値で勝ち」と疑いもなく思っていない？という話です

わかりやすくビジネスで切り取って言えば、町工場とか商店に対して（潜在的に）負け組とまで思っているはず、潜在的に。でしょう？

言い方を少し和らげたとしても、そういう町工場とか商店とかが「成功しているかどうかは他人が決める」のモノサシにおいて「成功しているね」なんて思っていないでしょう？

そういった、すり込まれた価値観がどれだけ、

僕ら（僕やあなた）を不幸にし続けてきたのか？

「成功しているかどうかは他人が決める」に
乗って目指しているとしたら？

そのままだと誰か、他人に「あなたは成功したね、成功していますね」という他社評価、ラベル、プライズ、勲章、相対的地位etcを手に入れるまで、「成功していない」ことにさいなまれます。

苦しんだり、いわれのない焦燥感にかき立てられたり、不安になったり、ワーカホリックになったり、果てはそんな「他人が決める成功」のために家族、自分の人生をないがしろにして生き続ける可能性が非常に高いです。

「成功しているかどうかは他人が決める」に
乗りきれない多くの場合　

もうひとつ潜在的に思い込まされてしまっているのは、成功への道のりは幸せではない、成功しても幸せではない、成功と幸せは別のもの、という了解です。そういう映画、ドラマ、成功の裏側みたいなの多いでしょう？

僕らは幸せでいたいし、幸せになるために人生を生きているのだとしたら、幸せとは別物の成功を目指したいと思わないと、思わされているのですよ。

どっちであっても、結局「成功しているかどうかは他人が決める」の中で生きているよね？ということです。

僕は成功と幸せは一緒で、成功すればするほど幸せになり、そのプロセスの間ずっと幸せを感じられて、達成したときも幸せ、そんな成功の定義が好きです。

そんな成功の仕方があるのに、なんでみんな「成功≠幸せ」「達成していないと不成功」「小さいと不成功」なんていう不健全な「成功感」で生き続けるのか不思議でしょうが無いんです。

でも、それは厳然とメカニズムがあり、それを知らないと飲み込まれたままですが、知れば、そこから脱出することができます。

ここまで読んで「そうかも」「そのパラダイムから抜け出したい」と思ったら、以下、まずメカニズムを理解してみてください。

そして、よかったら僕が提案する成功の定義で、自分の人生を見直してみてください。では、メカニズムからいきますね。

「成功しているかどうかは他人が決める」を分解して検証

「成功しているかどうかは他人が決める」などとなぜ確信してしまうのかのメカニズムを分解して行きますので、一緒に考えましょう、というのが僕の趣旨です。

要点は2つです。

僕は、経営者ですし、経営戦略の専門家ですので、話は経営にまつわる話ですが、小説家を目指していても、工芸家でも、歌い手さんでも、youtuberでも、どの分野で成功したいと志していても、同じです。

【ここ重要】変換して読む能力は、成功への道のりで必須の能力です。それができないといつまでも「金鉱山」でツルハシとジーンズを売る人に支払い続けないといけません。自分で考え、置き換える力をつける。参照情報として抽象化して、自分の具体例に引きつける力が必要です。

なぜ、今の世の中が「成功しているかどうかは他人が決める」であり、あなたが同意してしまっているのかの構造からいきます。

●経営（会社以外でも病院経営、自治体経営）というのはどんなにプロセスに関われたとしても、それがどんなに重要なポジションで高給でも「最終決定」はトップ一人がします。

※厳密には2人まではあり得る・代表取締役社長と代表取締役会長）裏返せば、そのプロセスにいる人は、最終決定をできないです、構造的に。

すると代表が意思決定する・したモノコトから見て評価に値する人、仕事、実績が評価されます。

【ここ重要】たとえ、それがアメリカだろうと、製造業だろうと、知財業だろうと、物流だろうと、商業だろうと、日本だろうと、東南アジアだろうと、ヨーロッパだろうと、この「資本主義-市場経済」である限りです。

あなたがトップ以外の人であるならば＝プロセスの人、は自分以外の誰かに成功の「評価」を渡してしまっていることが、「成功しているかどうかは他人が決める」となる要因の一つ目です。

どこまで偉くなって社会的地位が上がって、報酬が増えてもこのループの中でのことです。これは上場、非上場関係ありません。

もう一つが、上場企業という要素です。

●上場企業は経営者から見て誰だかよくわからない、好きだか嫌いだかすらもわからない、どんな人でも株を買うことで経営に参加できます。

理念とか云々とかありますが、要はほとんどの株主は「リターン」で、その約束を果たし続けることが株主からの要請です。代表は「絶対に」その要請から逃げる、降りる、無視することはできません。

すると代表の意思決定は上場企業の場合なら、株主の意向という「成功しているかどうかは他人が決める」の土俵以外で戦えないのですね。イヤなら上場というモノサシから降りる上場廃止をする以外ないのですね。

だから実際に積極的に、上場しない企業もあるし、上場を廃止する企業もありますね。

日本の仕事従事者＝プロセスの人は大半が「サラリー」をもらう人です。そういう人が見たり、聞いたり、読んだり、入力している、付き合っている人が持っている価値観はそういう醸成された空気感の中、マス＝成功が暗黙の了解です。

構造上、それ以外、評価のしようがないので

一生、誰かに誰かの価値観で評価されつづけます

「今はまだ、評価されていない」「今はまだ」と言いながら気が付いたら……ジジイじゃん、僕には恐ろしいです、

というか実は告白すると……

僕も上場会社が好きで「著名」になろうと出版もして雑誌にもバンバン登場してました。「イヤだ」と30代の頃に気が付いて変わりました。理由は最初に述べました。

✅　他人に「あなたは成功したね」と言ってもらえる他社・他者評価
✅　ラベル
✅　プライズ
✅　勲章、
✅　相対的地位etc　を手に入れるまで
「成功していない」ことにさいなまれたり、苦しんだり、いわれのない焦燥感にかき立てられたり、不安になったり、ワーカホリックになったり、果てはそんな「他人が決める成功」のために家族、自分の人生をないがしろにして生き続ける可能性が非常に高い。

その路線変更した僕の哲学と照らし合わせさらに解説していきますので、一緒に考えてみてくださいね。僕が好きで、僕が信奉している成功の定義は

前もって決めた自分にとって価値ある目標を段階を追って達成している状態

前もって決めた
　自分にとって
　　価値のある目標を
　　　段階をおって
　　　　達成している
　　　　　状態　

段落に区切っているのは、一つずつ解説がいるからです。

・明示的に前もって「これ」が成功だ、と決めること
・他者の価値観ではなく、自分にとっての価値観に沿っているのか？
・成功とか目標達成って一気呵成、一足飛びにはならないもの。
・最後の行に「状態」とあり、到達点/一点の「結果」ではありません。

神社なんかにいくと一段一段がすごく低い、うすい階段ありますよね。あの階段を一段上ったときに100段ある神社の上の鳥居にはまだいないわけですよね？それを成功とみなすのか？

マス的量的評価では、まだ成功していない、と言われるでしょう？だって、まだ到達していないんですから。

✅　他人に「あなたは成功したね」と言ってもらえる他社・他者評価
✅　ラベル
✅　プライズ
✅　勲章、
✅　相対的地位etc

していないんですから。実際に人に言われないまでも、あなたの脳内に必ず他者がいて（いますよね、あなたの中にも）

「この階段をこのくらい上がっても
成功したとは誰も認めてくれないよね」

とささやき続けます。

そうするとその人生はどうなる？成功の一点こそが成功で、それ以外はずっと成功していない人生なんですよ？詭弁ではなく。誰かから評価されていない限り、くどいですが・・・

ずっと成功を感じられない人生、それ僕は不幸だと思う

のです。もしも、全く同じこと

✅　他人に「あなたは成功したね」と言ってもらえる他社・他者評価
✅　ラベル
✅　プライズ
✅　勲章、
✅　相対的地位etc

を、人生のある時期に上に書いた成功の定義に基づいて、自分で自分の価値ある目標として設定したとしたら、その時点で「成功しているかどうかは他人が決める」ではありません。

まったく同じ目指すものでも段階を追って、達成し続けている状態なら、「僕は」素敵な成功だと思うのですね。

何回か読んでみてそして考えてみて、自分の周りの「暗黙の成功像や成功価値観」を言語化してみることをお勧めします。そして、自分は何を成功と定義するのか、今、しているのか？その差異は？それでいいのか？どうするのか？ゆ〜〜くり考えてみるといいと思います。

そうすることによってどうなれるのか？

成功するかどうかわかりません。他人が決めるようなモノサシでの「成功」を手に入れる、達成できるかはわかりません。

ただ、ほんと〜〜〜〜〜うの意味での「主体的な人生」を生きられ「マスの成功・煌びやかな成功」を淡々と見つめることができます。

焦ったり、自分を責めたり、苛んだり、苦しんだり、心に痛みを感じたり、負けを感じたり、誰かに引け目を感じたり、劣等感に溺れたり、そういうことからきれいさっぱりおさらばできます。

で、その西田？あんたはどんな成功をしたのと聞きたくなるのが「成功しているかどうかは他人が決める」に生きている人の性ですが、ビフォアは気になりますよね。仕方が無いです。少しだけ僕の話をしておきます。

僕は2000年に起業する前後に「凡人の凡人による凡人のための成功法則を作り上げる」と僕の成功を「前もって」定めました。

以来、完成までには15年かかりました。詳しくは僕のプロフィールに譲り
割愛しますが、完成だけがゴールならおそらく気が狂っていたと思います。

神社の階段のごとく、一段上っては、自分の成功を噛みしめていたので、他者の評価に振り回されることもありませんでした。

僕の場合、経済/お金が関わる分野でも「成功」を設定したので「清貧でも自分のしたいことしているから幸せ」なんてのも負け犬っぽくていやですから数字で測れる自分の価値観での成功を設定して「成功し続けて」来ました。

経済産業省調査の4人以下の事業所の一人あたり付加価値という指標トップ2%というのがあり、それが一人で概ね2000万円稼ぐこと、それを毎年続けることです。ここ10年は5000万以上、最終年（「最終」についてはプロフ参照）は8000万（売上ではなく）ほど稼ぎました。株主もいないので、僕が経営者ですが、株主の意向にあわないとかなんとか関係ありません。

今は、同様の成功の定義にもとづいて、このnoteの発信を2020/08/01から始めています。そして

（note界隈での）「成功」を目指していますので

noteワールドをくまなく渉猟して、評価されている人とはどんな人か？調べました。noteを書けばそりゃフォロアー数増大、SNSカレンシー増大、を目指します。

やはり、概ねスキの多い記事・フォロワーの多い人、そして、cakesに採用されて寄稿している人＝著名であるということ。そうそもそも著名である（マスでの評価）と言うことが先にありますよね？ありませんか？

・著名会社の経営者（著名でない経営者は世の中にゴマンといる）
・著名なスポーツマン（著名でないスポーツマンは世の中にゴマンといる）
・著名な著者（著名でない著者は世の中にゴマンといる）……以下同様

僕は、僕の「何か」を世に発信したくて（noteのみなさんとそりゃ同じ）発信を始めて、10人にしか届かないよりも100、1000と桁が上がった方がうれしいので、フォロワー数を増やすことを「自分にとって価値ある目標」に据えています。

そうすると、前もって決めた自分にとって価値ある目標を段階を追って達成している状態、からすると、毎日の増加の一日一日が「成功」なんです。自分で決めた、自分にとって価値がある目標を毎日「成功」している自分は「幸せ」なんです。

今日は扱っていませんが、これをたまたま「お金」に設定すると、お金に関しても豊かになれる、そして、そのプロセスも成功でかつ幸せ、となる、それだけのことなんです。

まとめ

✅　成功を他社の成功軸で生きていると乗っても乗らなくても不幸かも
✅　そのメカニズムをまず知ること
✅　その輪から抜けたければ、違う定義で生きてみる。
✅　成功とはの定義を確認
✅　自分の成功を定義してみる
✅　そうすると成功するし、幸せだよ〜って話

mits西田

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