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秋葉原に漂う哀愁と郷愁

こんばんは。みとひです。
今日本来書こうと思っていた記事も書きます。
一日二本更新です。これは凄いぞ私!!

さて、今は都内で一人暮らしをしている私ですが、かつてオタクの聖地の街であった秋葉原に一人で行ったことがありませんでした。
ふと思い立って先日の夜、何の目的もなく秋葉原の街を散策しに行きました。
嘗ては電気街→オタクの街→外国人の観光スポットとして名を馳せたが、今では、中野ブロードウェイがサブカルの聖地などど呼ばれ、取り残された秋葉原には哀愁としか言い表せない空気が流れていました。

少し歩いて直ぐに何か物悲しさを感じたのですが、それが何によるものか分からず、お店によったりしながら、数時間散歩をしました。

筐体の色褪せたガチャガチャ。むき出しのパイプから出る空調。狭い階段。ごちゃごちゃした店内。舗装だけ綺麗な大きな道路。年季が入っているが確かに手入れされているビル。扉のない直接繋がっているお店。店内を照らすのはLEDではなく蛍光灯の光。
どれもが何か物悲しさを感じるものでしたが、どうにも腑に落ちない。

ついにたどり着いた答えは照明の暗さでした。
街の街頭、店内から漏れる光、看板の光そのどれもが異様に光量が低い。
私は、渋谷新宿池袋あたりのが近いのでそちらにはよく行くのですが、明らかに暗い。

普段より暗い街中を歩く私は、地元の街頭のない暗い道を思い出していました。
実を言えば、地元は再開発が盛んで、古い建物は壊され次々と煌びやかな建物が建って行っているのですが、同時に県庁所在地近くは次々とシャッター街になり、さびれていくの子供のころから見ていました。
秋葉原は、そうした古い商店街の名残を感じるものが多く、決して人気が少ないわけでも、手入れがされていないわけでもない、とても歩いていて楽しい街でした。
既に寂れつつあると言われている秋葉原だからこそ、私にはとても面白い街であるように感じたという話でした。








余談
歩いていてキャッチの女の子の服装が代表的なメイド服ではなく、学生と地雷系の中間くらいの服の人の割合がかなり多く感じました。
体感的に8:2くらいでしょうか。(学生系:メイド系)
メイド服需要が減り学生服需要が伸びたのは、ターゲット層の需要がメイド服という理想を現実に(コスプレ)から、自分の近くの存在に(学生服/私服)に変わっていったからなのかな、などと思いました。
もう、コスプレした女性を楽しむのではなく、単に女性と接するというどこにでもあるお店がメインになっているのかと思うと、イメージしていた物はないんだと、何だか悲しいものがあります。(私はそもそも秋葉原に行ったこともお店を利用したこともないので、偏見かもしれませんが)
ただ、薄暗い街で地雷系メイクをした彼女達はまるで幻想に誘う妖精のように綺麗に思いました。























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