好きな音楽 - 2022年
正月三が日、体感二日しかない。
後々見返してニチャつくために、印象に残った曲をまとめたプレイリストを年ごとに作る趣味があります。ルールは以下の通りで、守れる限りで。
その年にリリースされた曲(ややブレあり)
歌モノ
全体でおよそ1時間の尺
日々聴く音楽からとりわけ琴線に触れたものは片端から放り込んで、年の瀬に整頓して尺をあわせて……という具合に。媒体を紛失したりプラットフォームを変えたりしているのでしょっちゅう途切れて、アーカイブとしての目標は全く果たせていませんが。
とまれ今はNoteを活用しようとする機運の最中、おまけにぼざろパワーで音楽モチベも高いので、折角ですから何曲かピックアップして駄弁って記事にしようというのが今回の魂胆です。
何といっても昨年は心身をぶち壊し、バッドな意味合いで身の上がガラリと変わった年でした。『週休八日』や『夏に霞』はまさに夏ごろに聴いてプレイリストにぶち込んだ曲だけど、後になって見返すと明らかに癒しや脱力感を乞うているようにしか見えない。
昨年はラッキリのライブに参戦しました。こういう色のライブに出るのは初めてでややおっかなびっくりだったんだけど、彼らが言う「自由に踊っていい」という超素敵なマニフェストには、畑違いオタクことワイも感動の涙を流してしまいました。懐がアビスの大穴より深い。
所謂"Chillする"という概念およびコンテンツはしばらく波に乗っている印象がありますね。サウナの「ととのう」然り。その中身もあのブームもぶっちゃけよく分からないけど、熱心な人の指導のもとで「ととのって」みたいという気持ちはある。
3月半ばに電音部の2ndライブに行きました。友人から誘われる形で、事前知識ほぼゼロです。音ゲー周りのコンポーザーがたくさんいることはふんわりと認知していた。
分配してもらったのは午前の部だけだったんだけど、勢いのままに当日券で午後も追加参戦。利き腕と両足がパンパンになることは必然でした。デカければデカい方がいいもの、それは所得とから揚げとキック音。
この『REIGN』と『Champion Girl』にぶち抜かれた私はシブヤ推し。
事前知識ほぼゼロと言いましたが、わずかに知っていた楽曲はこれ。デカい音楽もデカくない音楽もいいね。
再生数が『桃太郎』を抜いてることに気付いた。
コンポーザーのケンモチさんは上の電音部でもバリつええ曲を書いているのですが、自前のプロデュースとしてはこちら。
昔の好きな曲は繰り返し聴いていたので、ボーカルが変わった話も一応耳にしてはいたけどなかなか食指が……とやや及び腰だったところ、不意に聞いたこいつはかなりパンチがありました。
自分はこれをSpotifyで聴いたんだけど、聞くところによるとtiktokでヤベーらしいですね。とある催しでこれが流れた瞬間、急にニヤつきだす友人をよそにテンションぶち上げの私がおり、妙に気まずくなったことは忘れられません。
いつ聴いても気持ちがええベース。今更ながら、ロケ地が今は亡きウェアハウス川崎さんですね……。
今年のダークホースは年の瀬に突如現れました。この自由落下するような疾走感は……School Food Punishment!!!(知識が薄弱なのでそれくらいにしか例えられない)
存じ上げない名前だし、存じ上げない歌唱ソフトだし。
私だけが知らんのかと思ってググっても網羅的な日本語の情報が見つからず、TwitterやPixivでは在住がインドネシアなのにBandcampではモスクワだし。う~~~~~~ん、わからん!
以降もちょっとずつ楽曲を掘っていますが、私的にはやっぱりこのエッモいイントロの『oyasumination』がぶっ刺さりです。
何やかんや言うてますが、今年のベストはこれ。
tofubeatsと中村佳穂、ハンバーグ丼にから揚げ積んだみたいなタッグ。春先にこれ聴きながら心臓がバカになるまで走ったら気持ちよさそう。
特に中村佳穂が滅茶苦茶好きで……。
この動画を見て中村佳穂のライブ行きてえ!!!!と叫んだ矢先、例の流行り病でありとあらゆるライブが遠のき苦節幾ばく、という感じだったのですが、これも昨年の秋ごろにようやく現地で参戦することができました。
感動の中身というか、あてがう物差しも種類様々だと思うんだけど、”楽しさ”という点ではもうぶち抜けて最高でした。この『LINDY』もやってくれてマジで全ての希望が果たされたんだけど、上のライブ映像みたいに声出しオッケーだったらどうなっちゃったんだろう。
上述以外だと、来日公演参戦予定で楽しみ募るGinger Root、イントロを聴いた瞬間にこのプレイリスト入りが確定したフレデリック、埃まみれのベースを物置から蘇生させてくれた結束バンドなどが印象的。
音楽が趣味と言いつつ、気分や体調次第で半月くらい何も聴かないこともあるんだけど、今年は(無理のない限りで)意識的にあれこれ聴いていきたいと思っています。昨年のこのリストからガラリと毛色が変わったら面白いだろうし、出来ればそうなってほしいなー。
以下、記事冒頭に書いたルールなどが理由でリストには含まれなかったけど、それらに負けないくらい聴いた音楽の皆さん。
動いてないのに暑い上にリミックスを作られる女。ピアノが気持ちよすぎます……。
強いリフを徹頭徹尾擦ってる曲が一番強い(持論)
ベースの練習が無限に捗るのは結束バンドとマネスキンのお陰です。
あなたは世界の終わりにずんだを食べるのだ。
ゲームのSE盛り盛りで可愛いね。