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中小企業診断士試験合格直後の過ごし方

2019/12/25(水)は、中小企業診断士2次試験の合格発表日でした。
合格された皆様、本当におめでとうございます!心よりお祝い申し上げます。
今回は、私が昨年合格した直後の1ヶ月の行動について、やっておいて良かったことや、焦る必要がなかったことなどを振り返りたいと思います。
合格後の過ごし方は、・余韻に浸りながら祝杯をあげる。・学習期間中に我慢していたことをやる。など人それぞれだと思いますが、どのように過ごすか迷われている合格者の方の参考になれば幸いです。

合格の連絡

まずは、受験生時代にお世話になった方々には、合格させていただいた旨を連絡しました。
連絡するか迷う局面もあったのですが、お祝いの言葉だけでなく今回記事に書かせていただいた情報などを頂戴することができ、素敵な方々と巡り会えていた事に改めて気づくことができました。

実務補習の申込

長い受験生活のせいで前のめりになっていた中、申込者数が多いと補習を受けるタイミングが夏になるという可能性を耳にしたため、実務補習の申込み開始と同時に2月の15日間コースに申込みました。実務補習では、多くの事を学ぶことができ、仲間との出会いもあったので後悔はありません。しかし、15日間とも実務補習を受ける方達ばかりではないことは申し込み後に実感しました。当時は、ツテが無いので実務従事に携わる機会が得られないと思い込んでいましたが、中小企業診断協会が行っている実務補習以外でも合格者を対象として実務従事の機会を支援する機関や研究会などがあることを後日知りました。

名刺の制作

年末年始に個人名刺を作成しました。合格祝賀会などで名刺を切らすことがあると伺ったものの会社の名刺を大量発注するのに気が引けたことが理由の1つです。また、顔写真入りの名刺の方が、覚えてもらいやすく、連絡先も勤務先ではない診断士活動用のものを伝えたかったために作成しました。
私は、会員登録していたネット印刷サービスから割引券が届いていたため格安で作ることができましたが、中小企業診断士の方向けの名刺制作のサービスなどもあるようです。
また、名刺に記載するために、診断士活動用メールアドレスの確保(Gメールなど)、Facebookアカウントの作成・セキュリティ設定も併せておこないました。
社交的な方は合格祝賀会などのイベントで200枚位はすぐに使い切ってしまうそうですが、私は1年間で150枚程度に留まりました。名刺に診断協会のロゴを入れたい方は、協会への入会後に作り直すことになるため、作成枚数を検討時に考慮されたほうが良いかもしれません。

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モバイルPCの購入

ノートPCは持っていましたが、実務補習で持ち運び可能なモバイルPCが必要となったため購入しました。PCの選定に時間を要したこともあり、手元に届いたのが実務補習の2日前で、設定などを慌ててやるはめになりました。また、実務補習メンバに昨年末のPayPay還元をうまく利用して購入された方が居て、歳末セールや初売り、還元セールを利用すればお得に購入できたかもしれなかったと後悔しました。
ただ、慌てて購入して失敗するともったいないため、私がPCを選ぶ際に気をつけた点を紹介しておきたいと思います。
実務補習では他のメンバとの共同作業があるので互換性を考慮してWindowsにしました。また、昨年の実務補習の案内によるとタブレットは不可となっていました(タブレット型PCは問題ありません)。実務補習では使用しないかもしれませんが、診断士活動ではプレゼンする機会が増えるので、映像の出力方法を確保しておいた方が良いです。とくに、公共施設のプロジェクターはVGA端子のみということもあり注意が必要です。私の場合は、敢えて出力端子の少ないPCを購入し、別売りのUSBからの変換アダプタで対応しています。
その他、実務補習では、Word,Excel、Dropboxを使用したため、それらの設定も事前に行いました。

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通信手段・連絡手段の確保

ちょうどスマートフォンの買い替え時期で、バッテリが1日は持たない状態だったため、買い替えました。実務補習時にLANやWiFiなどの通信手段があるか不明だったため、テザリングや公衆WiFiなど、外出先でもPCからネット環境に接続できるように準備しました。実務補習先はLANもWiFiもなかったものの有志メンバがWiFiルータを提供してくれたため、ネット接続に困ることは有りませんでした。

図書館の会員登録

実務補習では、『業種別審査辞典』(株式会社きんざい)を使用することがあるため、所蔵している図書館が近くにあれば利用者登録しておくと便利という情報をいただき、勤務先近辺の図書館に利用者登録を行いました。もちろん実務補習が始まってからでも十分に間に合いますが、事前に登録しておいたおかげで、限られた時間の中で行う実務補習に若干の余裕が生まれました。

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情報収集

予備校の合格祝賀会などは、多くのお祝いの言葉を聞けてモチベーションが上がります。また、同期合格者同士の親睦を深める意味でも積極的に参加されたほうが良いと思います。
私は、幸運なことに先輩診断士の知り合いがいたため、今回記載したような情報を事前にいただきました。先輩診断士の知り合いがいらっしゃらない方は、先輩診断士との交流が得られる会に参加されると良いかもしれません。「中小企業政策研究会」、「プロコン塾」、「スプリングフォーラム」、「秋大会」、「取材の学校」など、合格するまでは知らなかったことを多数教えていただきました。1月には中小企業政策研究会で以下のイベントが開催されているので、参加されてみてはいかがでしょうか。

最後に

合格後の何かのイベントで1年経つと熱が冷めてくるので、熱いうちに行動した方が良いという話を伺いました。その時は半信半疑でしたが、研究会に足を運んでいなかったら、今こうしてブログを書いていなかったかもしれません。
途中、政策研イベントの告知を織り込ませていただきましたが、診断士活動スタートのきっかけに利用されてみると良いのではないかと思います。

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