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【期間限定公開】公式メルマガ「ドラゴン桜+」創刊前号外 Vol.5

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ドラゴン桜公式メルマガ「ドラゴン桜+」
創刊前号外 Vol.5

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◇目次◇

1.はじめに
2.『ドラゴン桜』パート1 名シーン
3.三田紀房著『徹夜しないで人の2倍仕事をする技術』
4.特別連載『どんな人でも頭が良くなる世界に一つだけの勉強法』
5.Q&Aコーナー
6.あとがき

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1.はじめに
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こんにちは!『ドラゴン桜2』担当編集のまほぴです。
公式メルマガ『ドラゴン桜+』をご覧いただき、ありがとうございます。
1月25日(木)からスタートする本配信までの期間は、“創刊前号外”をお届け。連載開始前からいち早くメルマガに登録してくださっているみなさんに向けて、『ドラゴン桜2』のスタートが待ち遠しくなる情報や、『ドラゴン桜2』をさらに楽しめる情報をお送りしていきます!

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2.『ドラゴン桜』パート1 名シーン
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まずは『ドラゴン桜2』の前に読んでおきたい、『ドラゴン桜』名シーンのコーナー!パート1の中でも特に反響のあったシーンを担当まほぴが厳選してお届けします。

今回はコミックス19巻収録の172話「自己改革術」・173話「フリースロー対決」からピックアップ!



☆☆☆

(『ドラゴン桜』174話へつづく)


☆この話の続きは『ドラゴン桜』19巻で!

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3.『徹夜しないで人の2倍仕事をする技術』(三田紀房)
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ベストセラー『ドラゴン桜』をはじめ、ヒットを飛ばし続けるマンガ家・三田紀房。彼の活躍を支えるのは、長いキャリアを経て築き上げた“成功の方程式”だった!

「徹夜はしない。でも締め切りは守る」「企画は考えて出すものではない」「ベタを貫け」など、あなたの仕事を抜本的に進化させるノウハウをまとめて紹介!

三田本人によるビジネス書の内容を、全5回に渡って連載します!

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<第5回>
アイデアは考え出すものじゃない

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アイデアがひらめく瞬間は待っていても来ない

4半世紀以上マンガ家を続けていると、「アイデアが枯渇しませんか」と聞かれることがある。いつも不思議に思うのだが、そもそもアイデアというのは、じっくり考えたり、ひらめくのを待ったりすれば出てくるものだろうか?

私はこれまで、アイデアを出すために努力したことがない。マンガのネタを考えるために本を読むとか映画を観て研究するということは、一切しない。そうやって得た知識をアイデアにつなげようとしても、ろくなものにならないからだ。ましてや、ひらめきが訪れるのをひたすら待ったって、素晴らしいアイデアなど出て来ない。

「アイデアは考え出すものではない」というのが、私の持論だ。では、どうすればいいのか。難しく考える必要はない。ネタは身近なところにいくらでも転がっている。例えば、『インベスターZ』で、さくらちゃんのお母さんが起業する話が出てくる。彼女は、街の喫茶店を他人から受け継ぐ「居抜き起業」という形で喫茶店を始める。

実はこれは、たまたま私がテレビで「蒙古タンメン中本」のエピソードを見たのがきっかけで思いついたアイデアだ。「蒙古タンメン中本」の社長の名前は白根さんで、中本さんじゃない。閉店しようとしていた先代(中本さん)のラーメン屋を、その味の熱烈なファンである常連客の白根さんが受け継いでよみがえらせたのだ。これは面白い!と思って、さっそく「居抜き起業編」として、マンガのネタに取り入れた。

甲子園マンガ、『砂の栄冠』も身近なネタから生まれた。「高校球児がファンの老人から1000万円を託され、甲子園を目指す」という異色の設定は、スポーツ新聞のベタ記事から着想を得たものだ。

それは、2007年の夏の甲子園で優勝した佐賀北高校についての記事だった。毎日毎日、野球部の練習を見に来ては「今年のチームは甲子園なんて行けない。もし本当に甲子園に出られたら100万円やる」とヤジを飛ばすおじさんがいる。その言葉に奮起して練習し、甲子園出場を果たしたという内容だった。甲子園出場が決まってからおじさんはぱったり来なくなったそうで、記事ではチームから「お金はいらないから応援に来て」と呼び掛けていた(笑)。それを読んで以来、いい話だからどこかで使いたいなと思っていて、『砂の栄冠』で形にすることができた。

面白いネタはそこらじゅうに転がっている

以前、知り合いのつてで、マンガ家になりたいと言って東京に出てきたものの10年経っても芽が出ないという若者の相談に乗ったことがある。作品は確かにぱっとしないのだけど、「ふだん何やっているの?」と聞くと、特に趣味はないが、しょっちゅう小さな動物園にダチョウを見に行くと言う。私はすかさず、「その話、面白いからそのままマンガに描きなよ」とアドバイスをした。

このように、面白いネタは身の回りにたくさんある。人と話をしていても、テレビを見ていても、いろんなネタが転がっている。面白いネタがあればすぐに描けばいい。安易だとか手軽過ぎると言って遠慮することはない。むしろ四六時中、「何かあったらマンガのネタにしよう」ということを頭の隅に置いて、ぱっとつかまえるくらいの姿勢でいよう。アイデアを出すのは、それくらい日常的にできることであって、高尚なことでも何でもない。

漫画家の寿命を一番縮めるのが、アイデアを考えようと努力すること。そうやって何も思いつかないまま3日も経つと、自分の能力を疑い始める。クリエイターにとって最もよくないのが、自分を疑うことだ。そこから自信をなくすと、ガタガタと崩れていく。

そんなふうに悩むヒマがあったら、見たこと、聞いたことをすぐにマンガにし、現金化するのだ。身近にあるものからどんどんキャッシュに変えていく。それがプロの仕事だ。


【第5回のポイント】
・アイデアのために悩むのはムダ
・日常の中にネタは転がっている
・身近なことを現金化する

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4.特別連載!『どんな人でも頭が良くなる世界に一つだけの勉強法』
(坪田信貴)

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ついに初公開!ビリギャル著者が教える「奇跡の勉強法」!!

先生から教わった勉強法をやってはみたけれど、あまり成果が出なかった。本に載っている勉強法を試してみたけれど、どうしても続かなかった……。そんな経験はありませんか?

それはその方法が、あなたには合っていなかったからかもしれません。

120万部を突破したベストセラー『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』の著者が、本当に結果が出る「あなたにピッタリ合った世界に一つだけの勉強法」の見つけ方を伝授。

子どもから大人まで「頭が良くなりたい」と願うすべての人の役に立つ1冊!

『ドラゴン桜+』では本書の一部を12/28(木)、1/11(木)、1/18(木)の三回に渡って、特別に公開します!

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勉強を継続させるコツ――怠惰さを1ミリ変えてみよう

●人間は生まれつき怠け者!?

モチベーションがどんなに高くても、方法論がしっかりしていても、ふとしたことで勉強が続かなくなることは多々あります。

なぜかというと、人は本来、とても怠惰な生き物だからです。

「私は意志薄弱で、何をやっても長続きしません」と言う人がよくいますが、嘆く必要などありません。それが人間というものなのです。

ですから最初に、自分は怠惰だ、と認めましょう。

認めてこそ、「どんなに怠け者でも勉強を続ける工夫」ができます。

その基本として、まずお伝えしたいのは「遠くのステーキより近くの牛丼理論」。聞きなれないネーミングだと思います。実はこれ、僕が命名した理論なのです。

要するに、「モチベーションは物理的距離が開くほど低下する」ということです。

ステーキの名店に行きたい。でも電車で5駅の距離。通勤経路からも離れているというとき、徒歩5分の牛丼屋さんのほうが魅力的に見えてしまう、という心理です。

遠距離恋愛中の彼女のことは大好きだけど、優しくしてくれる同僚のあのコのほうに心傾いてしまう、というケースも同じです。

子どもの不登校にも、学校と家の距離が関係しているのではないか、と僕は考えています。

もちろんケースごとに様々な、ときに深刻な事情もあるでしょう。しかし「遠くて通うのが面倒くさい」という単純な理由も、決して無関係ではないように思うのです。

学校ごとの不登校の件数と生徒の平均通学時間、あるいは不登校児と非不登校児の通学時間などを調べたら、相関性が見えてくる可能性は大いにあります。

 

ともあれ、ここでいう「距離」とは、物理的な距離だけではなく、「面倒くさい」という精神的な距離のことも指します。人の行動は「面倒くさい」気持ちに強く影響されるということです。

この「面倒くささ」をいかに取り除くかが、継続の秘訣です。


●「アフォーダンス」を使って面倒くささをコントロール!

そのもっとも簡単な方法は、「アフォーダンス」を利用することです。

アフォーダンスとは、ある物体に対して、人が「これは〜するモノだ」と感じる印象のこと。……と言っても、これだけではわかりにくいですね。

たとえば目の前にテレビがあって、手元にリモコンがあるとします。

あなたは、リモコンを、「このテレビをつけるためのモノ」だと思うでしょう。これがアフォーダンスです。

さて、そう思ったあなたは次にどうしたくなりますか? 

そう、テレビをつけたくなりますね。

アフォーダンスは、次の行動を誘うものでもあるのです。

「勉強しないと、と思ってもすぐテレビを見てしまうんです」と言う人に部屋のレイアウトを聞くと、「そりゃ、そうなるだろう」と思うことが多々あります。

リビングの正面にテレビがあり、その向かいにソファ、すぐ手の届くところにリモコン。まさにアフォーダンスだらけ、テレビを見るのに最適な環境です。

ならば、そのアフォーダンスをシャットアウトするのが一番の対策です。

リモコンを戸棚の奥にしまい込む、テレビを壁に向ける、ソファのクッションを外して骨組みだけにする、など。

同じく、「すぐ漫画を読んでしまう」人なら、本棚から全部出して段ボールに詰め 込んで押し入れにしまい込みましょう。

誘惑のモトを、「遠くのステーキ」にしてしまえばいいのです。

逆に、勉強に関わるものは「近くの牛丼」にしましょう。筆記用具やテキストは、 手を伸ばせばすぐに取れるところに置いておくのが基本です。

なお、「テレビを完全にシャットアウトするのはさすがにイヤ」という人にお勧めしたいのが、「テレビのそばに、暗記したいことを書いた紙を貼る」という方法です。

覚えるべきことを大きめの紙に、マジックで濃く描いて、テレビの周辺に貼るのです。

とはいえ、人間の怠惰さは筋金入りですから、貼るだけではなかなか見る気になりません。そこで、「CMのたびに声を出して読む」などのルールを作りましょう。 

これなら、ソファに座ったまま、目を動かし、声を出すだけの手間しかかかりません。

「面倒くささ」をミニマムにできるこの方法、「トイレ」「キッチン」「ベッドの上の 天井」など、あらゆる場所で活用できます。ぜひ、家の中を張り紙だらけにしてみて ください。


『どんな人でも頭が良くなる世界に一つだけの勉強法』

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5.三田紀房がお答えします!Q&Aコーナー
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メルマガ読者の方からいただいたご質問やお便りに、三田紀房本人がお答えするコーナー。今回は読者のNさんからのメールをご紹介します。


<質問>

三田紀房先生 はじめまして。メルマガ会員のNと申します。三田先生の作品をドラゴン桜から読みはじめ、マネーの拳やクロカンなど読みだし、大ファンとなりました。

ドラゴン桜も大変面白かったのですが、クロカンは、セリフの一つ一つが情熱を感じ、一話一話読み終わった後に、よし、やるぞ!とやる気が溢れ出しました。

実はサラリーマンをしながら自分は漫画家を目指しています。
ご教授いただける機会がいただけたらと思います。


<三田紀房の回答>

サラリーマンをしながら漫画家を目指しているんですね。いいんじゃないでしょうか。
私からのアドバイスは2つです。
今すぐに、漫画を描くこと。そしてその原稿をすぐに編集部に持って行くことです。

サラリーマンは、辞めないほうがいいと思います。
自分の軸足をサラリーマンにしっかり置いた上で、漫画家を目指すために行動する。会社から帰ってきて、1ページでも1コマでも描く。それを毎日続けること。

そして作品ができあがったら、即編集部に作品の持ち込みをしましょう。新人賞に応募するのでもいい。漫画家を目指すなら、 必ずプロの判定を受けないといけない。 デビューのためのルートはそこにしかありません。作品を描いて、プロに見せる。この行動の繰り返しです。

「目指している」というだけでは、目指していることにはなりません。出版社は完成原稿しか受け付けないわけですから。実際に行動をすることで初めて、目指していることになります。
まず商品をつくること。そしてそれをプロに判定してもらうこと。

ぜひ頑張ってほしいと思います。応援しています。

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6.あとがき
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担当まほぴです。
『ドラゴン桜+』創刊前号外、第5号をお送りしました。


★作者・三田紀房への質問募集中!

『ドラゴン桜+』では、三田紀房への質問を募集しています!

メールの件名を 「メルマガ質問コーナー」 とし、info+mita@corkagency.com 宛てに、お名前と質問内容をお送りください。

すべての質問にお答えできるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。たくさんのご質問をお待ちしています!


創刊前号外も、今回が最終回。
いよいよ来週から『ドラゴン桜2』の最新話が毎週お読みいただける、メルマガの本配信がスタートします!!

『ドラゴン桜+』創刊号のラインナップはこちら!

【漫画】
・2020年の教育改革を前に、あの男が帰ってくる!
 新連載『ドラゴン桜2』
 第1話/学校の危機

【特別企画】
・『ドラゴン桜2』はこうやってつくられる!
 三田紀房による第1話のネームを全ページ公開!

【連載記事】
・なぜするの? どうなるの? 2020年教育改革
 改革を押し進めた張本人・合田哲雄さんに聞く!

・東大生起業家列伝!<第一回>
 株式会社ONER取締役 東京大学経済学部3年
 綱島将人さんインタビュー

【コラム・その他】
・その質問、作者本人がお答えします!
 三田紀房Q&Aコーナー

・『ドラゴン桜2』制作の裏側を赤裸々にお届け!?
 担当まほぴの新人編集者日記

以上、盛りだくさんのラインナップでお届けします!


公式メルマガ『ドラゴン桜+』は、1月末まで無料でお届けしていきます。
つまり、第1話が読める来週の創刊号は、【無料】です!

お試しで登録してくださっている方にも、ぜひ楽しんでいただければと思います。2月1日(木)以降の配信は有料となりますので、ご注意くださいね。


今、私の手元に『ドラゴン桜2』の第1話の完成原稿があります。第1話は全部で40ページ。読み応えのあるボリュームです!

社会現象を巻き起こした、東大合格請負漫画『ドラゴン桜』パート1の完結から10年。
龍山高校から東大合格者を出し、見事奇跡の再建を成し遂げた弁護士・桜木建二は何をしているのか? 
龍山高校はどうなったのか? そして、水野・矢島は?

思わず『ドラゴン桜2』のことを
いろいろしゃべってしまいたくなるのですが、
我慢ガマン……!

早くみなさんの元にこの物語を届けたい!
そして、感想を聞いてまわりたい!!(笑)

連載開始まで、あと1週間。
前作の『ドラゴン桜』を読んだことがない人にも、『ドラゴン桜』のファンの方にも楽しんでいただける物語になっています。
『ドラゴン桜2』、楽しみにしていてくださいね!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、来週の創刊号でお会いしましょう!
担当まほぴでした!


発行:ドラゴン桜2編集チーム
担当編集 まほぴ(岡本真帆)

▼三田紀房公式サイト
https://mitanorifusa.com

▼祝・フォロワー1万人! Twitter更新中!
https://twitter.com/mita_norifusa

▼お問い合わせ・ご感想はこちら
info+mita@corkagency.com


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