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本当にスマホは勉強の大敵なのか? 東大生がおススメする勉強のスマホ活用術3選!


はじめに

みなさん、こんにちは。現役東大生ライターの松岡頼正です。

受験生の皆さん、もうすぐ夏休みがやってきますね。中には「夏休みなんてありません。」という方もいらっしゃるでしょう。私の学校もそうでした。

そのような方々は、「夏休み=受験勉強の節目」として、この文章を読み進めてください。また、高校二年生の皆さんは一年後には同じ状況にいます。そのことを念頭に置いて読み進めてくださいね。

夏休みに入ると、共通テストまで半年、二次試験まで7ヶ月となります。「ここから更にギアを入れるぞ!」という人も多いんじゃないでしょうか?

そんな皆さんに対して、私は一つ警鐘を鳴らしたいと思います。

『スマホは禁止するな』

普通は「スマホに触るな」と言われそうなところですよね。ついついゲームしたりYouTubeを観たりと、勉強の妨げにしかならないように思われます。

では、なぜスマホは禁止してはいけないのでしょうか?
その理由を3点、解説していこうと思います。


①勉強の手段の幅が広がる


まず一つ目は、勉強する手段が増やせる、ということです。
ドラゴン桜2でスマホを使った、計算バトルのシーンをご覧ください。

漫画にも描かれていた通り、スマホというものは一見すると勉強の妨げになりそうですが、その実はただの道具です。きちんと勉強に活用すれば、非常に有効なものとなるでしょう。そのため、スマホは教科書やノートと同じ、勉強道具であると言えます。

代表的な活用例としては、スタディサプリをはじめとする勉強系の動画配信サービスの利用や、学習系YouTube動画の視聴ですね。特にYouTubeでは勉強のみにとどまらず、スケジュールの立て方やおすすめの参考書、さらには最新の文房具の活用法や本番で緊張しないためのメンタルのコントロール術など、幅広く勉強に役立つ内容が紹介されています。

もう一つ代表的なのが、勉強に役立つアプリの活用です。例えば英単語や古文単語、理科や社会の一問一答系などは暗記用のアプリが豊富にあり、好みに合わせて空いた時間にすぐ使えます。また、自分の勉強時間やスマホを触っていない時間を可視化できる、タイマーアプリなんかもあります。

私自身の活用法でいうと、スマホにCDから取り込んだリスニングの音源を入れて、スマホでリスニングのトレーニングをしていました。音楽プレイヤーを使うよりも、一部分のリピートやスロー再生が楽に出来たので、重宝していました。英語のリスニング系アプリもたくさんあるので、そこは好みですね。

②メリハリがついて勉強の効率が上がる


二つ目は、スマホを禁止してしまうと、自分で自分の時間をコントロールする、メリハリをつけて行動する、といったことが難しくなるということです。

例えば、今では自分の目標に対する行動と進捗状況を管理してくれる、習慣化アプリと呼ばれるものがたくさんあります。有名なのが「スタディプラス」や「みんチャレ」ですね。「みんチャレ」はドラゴン桜2でも登場しています。


このような習慣化アプリが活用できないと、自分の勉強の振り返りや効率アップのための改善ポイントが分かりにくくなるというケースもあるでしょう。

また、「ここまで勉強したら、息抜きに一曲音楽を聴いたり、動画を一本観よう」という気晴らしが出来なくなるため、メリハリがつかず結局だらだらと勉強してしまい、結果として効率が下がるという状態になるということです。

実を言うと、この効率の低下は非常に危険です。本人は勉強している気でいるのですが、実際はやっているつもりでしかないので、いくら勉強しても成績が伸びないということが起こり得てしまうのです。

そこから、勉強しても成績が伸びないが故に勉強が嫌になってきて・・・といった悪循環にもつながりかねません。勉強の息抜きのお供として、上手にスマホをすることを意識しましょう。


③ストレスの発散が出来る


三つ目は、スマホを禁止するとストレスが溜まったままになってしまう可能性があるということです。

勉強に疲れた時に、一番気分をリフレッシュ出来るのは、なんだと思いますか?

これは完全に個人的な意見なのですが、私は「笑うこと」だと思っています。そして、笑うために一番便利なのが、動画サイトだと思っています。

最近では、新型コロナウイルスの影響もあり、色々な芸人さんや、色々な動物園が、各々の動画を作成しアップロードしています。そんな、おなかを抱えて笑えたり、可愛らしい動物達の映像に頬を緩めたり、といったことが、勉強のストレスを解消するのに役立つと思います。私も勉強の息抜きとして、よく活用していました。

実際に、笑うことによって免疫力が高まったり、自律神経のバランスが取れてストレスの解消に繋がるという研究成果がいくつも発表されています。また、かわいいものを眺めると集中力が増すということもわかっているそうです。

ただし長時間の息抜きは本末転倒なので、タイマー等を利用してメリハリをつけることが大事ですね。


おわりに


上に挙げた三点、「勉強の手段の幅が広がる」「メリハリがつけられる」「ストレス発散が出来る」をみて、いかがお考えでしょうか?

確かに、と思った方、少しスマホを解禁してみては如何でしょうか? 東大生は、スマホとおさらばしたわけではないのです。スマホとの上手い付き合い方を知っているのです。賢くなりたければ、賢く付き合うが吉。

以上、東大生ライターの松岡頼正でした。

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