パラグアイ紹介〜食文化編〜
こんにちは!
ミタイ基金インターン生の服部翼です。
前回に引き続きパラグアイ紹介です!
今回は、食文化を紹介していきます!
マテ茶
パラグアイの食文化で欠かせないのがマテ茶です。
マテ茶という名前は耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか?
パラグアイではマテ茶の飲み方が2種類あり、マテ茶葉(ジェルバ)にお湯を加えて飲む楽しみ方をマテといいます。
茶葉に冷たい水を加えて飲むことをテレレといいます。
マテ茶は「飲む野菜」と呼ばれるほど、ビタミンやミネラルが豊富なので、肉食文化のパラグアイと非常に相性が良いですね。
グアンバと呼ばれるコップに茶葉を入れ、お湯または水を注ぎ、ボンビージャという先端に細かい穴がいくつも空いたストローを使って飲みます。
水やお湯はテルモという水筒を使って入れるのですが、パラグアイでは多くの人が外出する際にもテルモを持ち運び、いつでもマテ茶やテレレを楽しむ準備をしています。
パラグアイのスーパーに並ぶたくさんの種類のマテ茶葉
パラグアイでは友達同士でマテ茶を回し飲みをすることで友情を育む文化があります。
ぜひパラグアイ人の友達を作る際には一緒にテレレやマテを楽しんでみてください!
ソパ・パラグアージャとチパグアス
ソパ・パラグアージャとチパグアスはどちらもトウモロコシを使ったパラグアイの代表的な料理です。
ソパ・パラグアージャ
スペイン語でソパは「スープ」、パラグアージャは「パラグアイの」という意味です。
スープの名の通り、スープが元になっていると言われています。
スープを作ろうとしたのですが、煮詰め過ぎて固形になってしまったのです。しかし、試しに食べて見たところあまりにも美味しかったので、その後も作られるようになったと言われています。
ソパ・パラグアージャとチパグアスは作り方も見た目もかなり似ています。
どちらも食べたことがある人に話を聞くと、ソパ・パラグアージャの方が粉っぽく、チパグアスの方がとうもろこし感が強いそうです。
チパグアス
https://pukupukuch.hatenablog.com/entry/chipaguasu%CC%81
とうもろこしの粒が見えるでしょうか。
実の形が残っているのがチパグアスです。
大きな違いはソパ・パラグアージャがとうもろこしの粉を、チパグアスはとうもろこしの実を使っていることです。あとは玉ねぎ、卵、チーズ、牛乳を混ぜ合わせてオーブンで焼くという流れになります。
材料の配分など細かい内容は各家庭で違ってきます。
前回紹介しましたが、パラグアイではとうもろこしの栽培が非常に盛んなので、国の特徴を活かしているといえます。
パウンドケーキのような見た目がとても美味しそうです!
まとめ
今回はパラグアイの食文化紹介ということで、マテ茶とソパ・パラグアージャ、チパグアスを紹介しました。
肉食文化にさっぱりとした飲み物であるマテ茶。生産が盛んなとうもろこしを使った料理のソパ・パラグアージャとチパグアス。まさにパラグアイの環境が生み出した食文化であるといえますね!
次回はミタイ基金で販売をしているパラグアイの伝統工芸品、ニャンドゥティを紹介します!
ぜひお楽しみに!
服部翼
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