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SEO対策とは?効果の出る34の方法と基本知識を徹底解説【2020年最新完全版】

SNSでの検索が広く浸透した現代でさえ、サイトのアクセス数は依然として検索エンジンからの流入が大半を占めるため、ウェブサイトを運営する上で集客施策はとても重要です。


検索上位を獲得できなければ、どんなに良い商品やサービスが揃っていても「まったく閲覧されないサイト」になり兼ねません。


また、検索行動からサイト流入したユーザーは問題解決への目的を解消できた場合、そのモチベーションの高さからコンバージョン(成果)に繋がりやすいとも言われています。

上記のことから、Web集客・Webプロモーションを成功させるためには、検索順位をアップさせ、検索結果に上位表示されることが最も重要と言えるでしょう。


これを達成し、ウェブサイトのアクセスを確保するために避けては通れないのが、「SEO対策」と呼ばれるウェブ集客の手法です。


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そこで今回は、SEO対策サービスを提供する株式会社ネッコスが、最新トレンドを交えたウェブ集客の基本ポイントとノウハウや注意点、「SEO対策」の効果が出る34の方法を徹底解説していきます。


SEOとは?

SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の頭文字をとった言葉で、エス・イー・オーと読みます。

SEOはGoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果で上位表示されるように、様々な施策によってウェブページを最適化していくことを意味します。

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冒頭で「検索順位をアップさせ、検索結果に上位表示されること」がとても重要であるという話をしましたが、これはただ単に長い文章を書いたり、画像をたくさん入れただけで達成できるものではありません。


SEO対策を成功させるためには、Googleなどの検索エンジンに「このウェブサイト(ウェブページ)は優良である」と判断される必要があり、そのためにはユーザーにとって有益な情報を提供したり、質の良い被リンクを収集したり(外部施策)、意図的にキーワードを散りばめたりと、”適切な対策”を行わなければなりません。



適正なSEO対策を行うことで、検索エンジンはページ内容を理解・評価し、ユーザーが特定のキーワードで検索をした時に、優良だと評価したウェブサイトを上位表示します。


ウェブ集客・プロモーションには広告やSNS、アフィリエイトなど様々な手法が存在しますが、一度上位表示されると、安定的に大量のオーガニック検索によるアクセスが獲得できるといった点で、真剣に取り組む価値のある対策と言えます。


SEO対策の基本ポイント

SEOという言葉については理解できたかと思いますが、SEO対策の基本と役割や目的についても分かりやすく解説していきます。

①SEO対策の目的

SEO対策は、検索されたキーワードで関連性の高いページを上位表示させる技術ですが、その目的は検索エンジン経由でのサイトへの集客を最大化すること。

引用:Advanced WEB RANKING

Advanced WEB RANKINGは、約300万件のクエリデータからクリック率(ウェブサイトへの流入数)と掲載順位の関係を調査し、2020年4月のデータで、1位に表示されたページのクリック率は約32%、2位は16%、3位は10%とう結果が出ています。

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(※黄色く線を引いたサイトまでしかほとんどクリックされない)



つまり、1位~3位までに表示されていなければ、ユーザーがウェブページをクリックしサイトへと流入してくる確率は、ほとんどなくなってしまうということです。


そのため、サイトへの流入最大化という目的を達成するためには、ユーザーの意図と検索エンジンの思想、両方を理解した対策が絶対的に必要です。



また、ウェブサイトへの流入最大化は本来の最終目的ではありません。
サイトへの流入最大化という目的は何のためにあるかと言うと、「CRO(コンバージョン最適化」)と「SXO(検索体験最適化)」の一つの手段のためにあります。

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検索行動からサイトへ流入したユーザーはモチベーションが高いというお話もした通り、検索意図にマッチしたウェブサイト・コンテンツを用意することで、そこに訪れたユーザーのコンバージョン(CV)の達成に繋げることができます。

SEO対策の真の目的は、モチベーションの高いユーザーを囲い込み、コンバージョンへと繋げることです。


②検索エンジンのシェアと仕組み・役割

SEO対策は検索エンジンを中心に考える必要があるため、日本における検索エンジンのシェアや仕組み、役割についても理解しておく必要があります。

まず、検索エンジンの役割は、検索したユーザーが必要としている情報を的確に提供することです。


もう一つの役割としては、ウェブサイトへの流入や広告表示をきっかけに、ユーザーにサービスや商品を認知させることができ、それが結果的にウェブサイトの運営者や広告主(広告を出している人)の収益へと繋がります。



検索エンジンは、(1)ユーザーに的確な情報を素早く届けること、(2)商品・サービスの認知→コンバージョン(商品購入など)へ繋げること、この2つの役割を担っています。



検索エンジンには、GoogleやYahoo!、Bingなど様々な種類がありますが、日本では、Googleが76.29%、Yahoo!が15.51%、Bingが7.43%と、8割近くがGoogleの利用に偏っています。


この検索エンジンは、高性能な技術により機会的にウェブサイトの情報を収集、評価し表示の順位付けを常に行っています。



クローリング
検索エンジンは、まずサイト内リンクを巡回しコンテンツ情報を収集していきます。これをクローリング(巡回)と呼び、検索エンジンがウェブサイトの存在を認識するために必要な最初のステップです。

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クローリングはあくまで「サイトがある」ということを認識する作業で評価をしていない段階のため、検索結果には表示されていません。


インデックス(インデクシング)
クローリングにより集めたコンテンツ情報は、データベースにインデックス(保存)され、検索結果に表示されるようになります。

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検索エンジンにはアルゴリズムと呼ばれるプログラムで問題を解決するための手順があり、収集したデータはこのアルゴリズムに最適な形式に変換され、データベースに保存されています。

スコアリング
インデックスが終わると、いよいよウェブサイトの表示位置を決めるスコアリング(評価)に入ります。



表示順位を決定するための要素は検索エンジンによって異なりますが、Googleの場合は200個以上も評価基準があると言われています。


この順位は一度決まると据え置きというわけではなく、常にクローリング→インデックス→スコアリングを繰り返す中で変動していきます。

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③SEOのメリット

SEO対策には、自然検索からの流入を安定的かつ大量に増やすことが出来るという大きなメリットがあります。
しかし、SEO対策をするべきメリットは他にもいくつかあります。

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・広告のような役割でありながら、施策コストを抑えることが可能
・一通りSEO対策を行い適正な評価を受けると、ほとんど手を加えなくても自動的に流入→コンバージョンの仕組みを作ることが出来る
・ものによっては無料で施策を行うことが出来る
・検索行動を起こしたモチベーションの高いユーザーを集客するため、コンバージョン率が高い
・上位表示されることで、商品やサービスのブランディングやイメージアップに繋がる


SEO対策は「こうしたほうがいい」と言われている手法があっても、それをやったからと言って絶対成功する保証はありません。

しかし、その分対策をしっかり評価してもらうことができれば、低コスト・工数削減で大きな利益を生むことができる施策なのです。


④SEOのデメリット

メリットばかりと思われがちなSEO対策ですが、もちろんデメリットも存在します。

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・SEO対策は効果が出るまで3ヶ月~1年と時間がかかるため、即効性がない
・質の高いコンテンツが充実しているウェブサイトが評価されるものの、それらを用意するまでにはかなりの工数がかかる
・しっかり対策をしても、競合が多いなどの理由で上位表示されないこともある
・検索エンジンのアップデート・アルゴリズム変更で順位が変動したり、急に検索結果圏外になる危険性もある
・安定的な流入を生むといっても、常に新しいページが誕生して順位が変わるために定期的なリライトなどのメンテナンスが必要


あれこれとSEOのデメリットを書きましたが、効果が大きいにも関わらず挫折してしまう方が多いのは、やはり目に見えて効果が現れるまでにはかなりの時間が必要という点です。


サイト開設間もない場合は、まずコンテンツを充実させなければなりませんが、時間をかけて丁寧に書いた記事があっても、しっかり評価されるまではどんなに頑張っても流入がほとんどないということも珍しくありません。


かけた時間や工数分の見返りがすぐには得られないため、SEO対策で成功するためには忍耐力が必要です。


⑤Googleアルゴリズムの仕組みと考え方

最後に忘れてはならないのが、検索エンジンの考え方(評価要素やアップデートの仕組みなど)。

先述したように、日本で利用されている検索エンジンは約8割がGoogleです。

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SEO対策を成功させるには、Googleにとって「ユーザーに価値あるコンテンツ」とは何か、上位表示するためにはどんなことが重要と考えているかを正しく理解する必要があります。


◆Google検索アルゴリズムの評価基準・対象を示した「品質評価ガイドライン」

この「品質評価ガイドライン」とは、Googleがどのような評価対象・基準で評価を行うかの方法を説明した資料です。

下に実際のガイドラインがありますが、すべて英語で日本語訳はありません。(2019年12月版)

このガイドラインでは、

・ページの品質がどれだけ良いか
・ユーザーの欲している情報を的確に提供しているか

この2つの評価を行うために、何を満たしていれば良いかを示しています。


(1)「E-A-T」とYMYL

Googleは、3つの評価基準(E-A-T)

・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)

に加えて、YMYLという評価基準を最重要視すると発表しています。


ウェブサイトやコンテンツを制作する際には、この3つの要素をしっかり理解し取り入れることで、適正な評価を受けやすくなります。



Expertise(専門性)とは

1つ目のExpertise(専門性)とは、ユーザーの問題や課題を解決でき、新しい情報を得られるように情報がバランス良く網羅されている質の高いコンテンツであること。

テーマの統一により、1つのコンテンツでユーザーニーズをしっかり満たすことが重要です。

特に専門性や高品質が求められるジャンルとして指定しているものが、YMYL(Your Money or Your Life:お金や生活)で、命や生活に関わる医療や薬品、金融などをテーマにしたコンテンツ。


2017年12月6日に日本国内で医療や健康に関する情報が掲載されたコンテンツを精査するために、日本独自のアルゴリズムアップデート(健康アップデート)がありましたが、それもこのYMYLを適応するためでした。



Authoritativeness(権威性)とは

2つ目のAuthoritativeness(権威性)とは、信頼できる第三者から評価されているコンテンツであるということ。外部からの評価が確認できることが重要です。


Trustworthiness(信頼性)とは

3つ目のTrustworthiness(信頼性)とは、コピー&ペーストで模倣されたものではなく、完全オリジナルのコンテンツであること、なおかつ専門家としての認知や信頼性を得られていることがポイントです。


このE-A-Tを簡単に言うと、テーマが定まっている&充実している、他者からも評価されている、オリジナルコンテンツである、この3つを満たしているかどうかが「高品質なコンテンツ」であるかどうかの判断基準になるということを示しています。


(2)Needs Met

Needs Metとは、ユーザーの欲している情報=ユーザーニーズに対し、検索結果がどの程度有効で、満足感を与えられているかを評価するものです。


これを実現するためには、ユーザーの意図(インテント)やニーズを把握した上で、その意図やニーズを満たすコンテンツを生成することが大切です。


これはとても重要な基準で、どんなに高品質なコンテンツを生成しても、ユーザーの意図やニーズにマッチしていなければ、まったくもって無意味なものになってしまいます。


Need Metは、ユーザーニーズを満たすコンテンツであることを前提として達成するものですが、E-A-TとNeeds Metの2つの評価基準どちらかが欠けていてもまた、高品質なコンテンツとは呼ぶことができません。


(3)Google が掲げる10の事実

Googleは会社の理念として、10の事実というものを掲げています。

これは、Googleが何を大切にしているか、どんなことを重要視しているかを理解する上で重要な情報です。

・ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
・1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
・遅いより速いほうがいい。
・ウェブ上の民主主義は機能します。
・情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
・悪事を働かなくてもお金は稼げる。
・世の中にはまだまだ情報があふれている。
・情報のニーズはすべての国境を越える。
・スーツがなくても真剣に仕事はできる。
・「すばらしい」では足りない。

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一つ一つを読み解いていくと、どのようなコンテンツ作りが理念とマッチしているかが見えてくるはずです。

例えば、大切にしているのはユーザー目線(ユーザーファースト)、高品質であること、スピード重視など、多くのヒントが隠されています。


SEOの内部施策と外部施策とは

SEO対策を語る上で、どういった施策があるのかを正しく理解しておく必要もあります。

SEO対策には、大きく分けて「内部施策」と「外部施策」の2つの施策が存在します。

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内部施策とは、検索エンジンにウェブページをしっかりクローリングしてもらい、テーマ姓が統一されていることを正しく評価してもらうことを言います。


一方、外部施策とは他サイトからの被リンク(外部サイトから自サイトに向けたリンクのこと)を獲得することで、第三者からの評価を受けたり、クロールの促進を促す施策です。


この外部施策は、Googleの10の事実やE-A-Tの評価基準でも語られている「権威性」を満たすための施策であり、外からもきちんと評価されていることを証明するために必要です。



外部施策は、基本的に被リンクを獲得することで自社サイトの評価を上げること以外にはなく、自分で被リンクを増やすことは難しいので、まず優先すべきは内部施策ということになります。

SEO対策を行うための事前準備とポイント

SEO対策の内部施策を行うためには、始める前に以下のような準備が必要です。

①SEO対策に必要なツールの準備

SEO対策は良質なコンテンツを作成するために、検索キーワードやボリュームを調べたり、関連キーワードを探したりしなくてはなりません。

この作業には、SEO対策の施策を便利でスムーズにするツールの存在が必要不可欠です。


Google Search Console(Googleサーチコンソール)
GoogleSearch Consoleとは、ウェブサイト管理ツールのことで、出来ることとしてはGoogleからのアラートメッセージの閲覧・管理やHTMLの改善、サイトリンクの変更、検索流入キーワードチェックなどです。


Googleから無料で提供されているツールで、ウェブサイトがGoogleからどのように認識・評価されているかを細かく確認するための必須ツールです。

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検索順位チェックツール
SEO対策をする上で一番注視しなければならないのが、検索順位です。

実際対策しているキーワードで自分のウェブサイトが何位に表示されているのか、変動までを詳しく追うことで最適化を図ることが可能です。


検索順位をチェックできるツールは無料版から有料版までたくさんありますが、充実した機能でおすすめなのがGRCと呼ばれるツールです。


GRCはボタン一発ですべての検索キーワードの順位を調査でき、すべてのキーワードの変動も視覚的に分かりやすく確認できます。

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キーワードプランナー

キーワードプランナーは、主にコンテンツを作成するために便利なツールです。このツールはGoogle広告(旧Googleアドワーズ)と合わせて無料で使うことができ、キーワード調査・キーワード選定ができます。



関連キーワードツール

こちらもコンテンツ(記事)作成に便利なツールです。狙いたいキーワードに関連した共起語(一緒に検索されるキーワード)を一覧で表示してくれるため、記事内容の網羅性を高めたい時にとても役に立つツールです。


②検索キーワードの調査・選定

質の高いウェブサイトやコンテンツを作るためには、まず自社のサービスや商品に興味がありそうなユーザーがどんなキーワードで検索しているかを調査することが大切です。

例えば、ジュエリーのEC通販サイトを運営している場合、見込み顧客が検索するワードは「ジュエリー」や「宝石」でしょうか。

自分が顧客になった場合で考えてみると、ジュエリーとは検索せず「ネックレス おしゃれ」や「イヤリング かわいい」「指輪 安い」なで検索するかも知れません。

これは、テーマ性の統一とユーザーニーズを満たすコンテンツづくりのために最も重要な最初の手順です。


もちろん、上に挙げたようにキーワードは頭で想像するのではなく、きちんとツールを使って調査・選定していきましょう。


③検索クエリのタイプを理解

検索クエリとは、ユーザーが検索する際打ち込んだキーワードやフレーズのことを指します。

この検索クエリには、3種類のタイプがあり、選定したキーワードがどのクエリタイプなのか、上位に表示されているのはどのタイプのものが多いかを把握する必要があります。

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なぜなら、Googleが検索キーワードに対し評価しているクエリタイプが分かれば、それに沿ったコンテンツを作成することで、高評価をもらい上位表示される確率が上がるからです。


クエリタイプの種類は、ユーザーが何らかのアクション(商品購入やダウンロードなど)をする際に使うDoクエリ、何らの問題や課題が生じた際に方法などの答えを求めるKnowクエリ、特定のブランドやサイトに行き着くために使うGoクエリがあります。


④キーワードの検索ボリュームをチェック

「ネックレス おしゃれ」という検索ワードが出てきた時、ではこれをテーマにしたコンテンツをそのまま作ればよいかと言うと、そうではありません。

重要なのは、このキーワードがどのくらいの人にどれくらいの頻度で検索されているか(検索ボリューム)を知ることです。


検索ボリュームは、先述したキーワードプランナーで調べることが可能です。

チェックのポイントとしては、あまりに検索ニーズの高いキーワードは競合が多いので上位表示させる難易度が上がってしまい、ボリュームが極端に少ないものは対策をしても流入が見込めないため、検索ボリュームがそこそこあって競合が少ないかどうか。


「ネックレス」といった単ワードは、それだけ競合も多く、テーマ性も曖昧になりやすいため、「ネックレス おしゃれ」といったテールワードでより検索意図・目的を明確にし、上位表示を狙いやすくすることもできます。


基本的なSEO対策の方法とポイント

ここからは、SEO対策の具体的な方法について、基本的なものから効果的なテクニックまで隈なくご紹介していきます。

SEO対策は、手順やコツさえ覚えてしまえばある程度自分でできるものもありますが、工程が多いほか、効果が出るまで時間がかかる(あるいは効果が出ないまま終わる)ものもありますので、すべて自分でやるという方は自己責任でお願いします。


・最適な文字量(高品質コンテンツの評価を受ける基準)

SEO対策の鉄板とも言えるのが、この高品質な記事(コンテンツ)作りにおけるノウハウ。

株式会社ネッコスのSEO対策は、この部分を最も強みとしています。

まずは基本的なコンテンツ作成についてですが、コンテンツの品質を決めるのは、言うまでもなくどれだけテーマを網羅しているかです。


・コンテンツの適切な文字量とは
テキストの量が多ければ多いほど上位表示される、といった決まりはありません。が、SEO対策を成功させるにあたり、1つのコンテンツに含まれるテキストの量は重要です。

厳密には、テーマ性の統一、内容の充実、網羅性を考えながら設計された記事であれば、自ずとテキスト量が増える=高品質なコンテンツであると評価を受けるためです。

一般的には800文字以上のコンテンツであれば低品質にはならないと言われていますが、株式会社ネッコスのこれまでの実績では、平均して3000文字以上のコンテンツが上位表示されやすい傾向にあります。


・キーワード選び

・テーマ性/ユーザーニーズを満たすキーワード選びとは
テーマ性を網羅し、充実したコンテンツにする、というのがどういうことかと言うと、1つの記事に色々な事柄がたっぷり詰まっているということではなく、検索キーワードで訪れたユーザーが関連して知りたいことをすべて含んだコンテンツであるということです。

例えば、「包丁 研ぎ方」で検索したユーザーは、キーワードの通り「包丁の研ぎ方について知りたい」と思い、検索をしています。


そこでたどり着いた記事に、包丁の研ぎ方の他にも「包丁の研ぎ方の角度」や「メンテナンスの仕方」「砥石を選ぶポイント」などが書かれていれば、十分にユーザーニーズを満たしている記事と言えます。


反対に「包丁 研ぎ方」でたどり着いた記事の中に、突然「フライパン 焦げ付きのとり方」などといったトピックが入っていたら、その記事はテーマの統一が成されていないばかりでなく、ユーザーニーズを満たせていないコンテンツと言えるでしょう。


重要なのは、狙うべきキーワードで検索してきたユーザーにとって、必要と思われるトピックスを網羅するようにすることです。


・キーワード出現比率&共起語の盛り込み

キーワード出現比率とは、1つのコンテンツの中にどれだけテーマに沿ったキーワードが出てくるかということです。


昔のSEOの考え方では、このキーワードをとにかくたくさんコンテンツの中に盛り込むことが良しとされていたため、ユーザー(読み手)としては違和感を感じる文章になってしまっていることも度々ありました。


しかし、現在はユーザーが読みやすい文章であるかどうかが優先されるため、とにかくキーワード数を増やせばいいというわけではありません。


ただ、ベンチマークした競合サイトのコンテンツにどれくらいキーワードが出現しているかを指標に、バランス良く配置することでSEOの観点ではいい評価をされやすくなります。

特に、ロングテールワードで上位表示をしたい場合は、この「キーワード出現比率」の影響が大きくなるので、しっかりと意識したコンテンツ作りが求められます。

共起語(キーワードと合わせて使われる可能性の高いワード)も同様で、自然にコンテンツの中に織り交ぜることでコンテンツ全体のテーマ性の強調ができます。
例:髪型(キーワード) ロング(共起語)


・効果的なトピックの順番と構成を設計

・コンテンツ内容の構成を決めるポイント
テーマを網羅するトピックを集めたあと、どのような構成で記事を書くかもSEO対策で評価される重要なポイントとなります。


他社では、この記事の構成やトピックの順番に関してはあまり意識していないところが多いですが、よりユーザーファーストなコンテンツを生み出すためには避けては通れません。

ポイントは、そのコンテンツの主役となるキーワード、脇役となるキーワードを明確にすることと、起承転結を意識した構成にすることです。


具体的な例に関しては、別紙の資料があるため、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。


・ページタイトル(titleタグ)を最適化

コンテンツの要素の一つであるタイトルは、いわばそのコンテンツが何をテーマにしているかを指し示すものなので、SEO対策をする上でとても重要なポイントです。


Googleに評価されるための方法としては、まずタイトル文字数が30~35文字程度にすること。

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スマートフォンでは20文字前後まで表示が省略されてしまう場合もあるため、タイトルは出来るだけシンプルかつ伝えたいことを簡潔に記載しておく必要があります。


また、後半のタイトルが表示されずに「…」で表記されることが多いので、テーマとして重要なキーワードは、なるべく左寄せ(冒頭)に持ってくるように意識しましょう。



・メタディスクリプション(metaタグ)の設定

titleタグ同様に重要なのがディスクリプション(metaタグ)と呼ばれるもので、検索結果にはタイトルとともに記事の説明文として表示されるものです。

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ディスクリプションには、狙うべきキーワードやその共起語などを含め、PCで120文字程度、スマートフォンで50文字程度=平均して60文字~70文字程度で設定しておくと効果的です。


・h1タグの意味とポイント

h1タグとは一番大枠の見出しを意味するHTMLタグのことで、何をテーマにしているか、どこからメインコンテンツなのかを検索エンジンに理解させるためにとても重要なタグです。

h1タグは1ページに対し一つだけ使用し、必ず狙っているキーワードを含めてください。


・h2~h6タグ設定のポイント

hxタグには、h1タグの他にもh2から最大h6までの設定ができますが、ここにもh1ほどではなくとも、テールワードなどのキーワードを入れ込んでおくとテーマ性の強調や統一を理解させるのに役に立ちます。

hxタグの使用には決まった文書構造・ルールがあるため、h1を使わずにh6だけ使ったり、全部h3で見出しを作ったりすることはNG。

SEO評価でマイナスの判定を受けてしまうため、正しい構成で適切にクローリングしてもらえるようにしましょう。


・Google推奨のシステム設定・構造

コンテンツ制作だけではなく、ウェブサイトのシステム側の設定や構造も、Googleが推奨する対応をすることで、評価へと繋がります。

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具体的には、以下のような対応が推奨されています。

・サイトのディレクトリ構成の最適化
・ナビゲーションの階層構造の最適化
・パンくずリストの設置
・XMLサイトマップの作成
・テキストベースのナビゲーション
・アンカーテキストの書式設定
・robots.txt
・モバイルサイトマップの作成
・適切なDTD宣言
・If-Modified-Since HTTP ヘッダー

これらは、ウェブサイトを制作する時点でシステム上設定しておくべき項目です。

もしまだこれを行っていない場合は、コンテンツ制作よりもまずウェブサイトのシステム構造の変更や修正が先決です。


・適切な内部リンクの構築

内部リンクとは、同じドメイン内で設定されたリンクのことを言います。

分かりやすく言えば、記事の最下部に設置されている関連記事や、記事の文章内に表示されているテキストのリンクも内部リンクの一つです。

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内部リンクを適切な位置に設置することで、コンテンツのテーマ性を関連付けることができたり、スムーズなクローリングに繋がったり、ユーザーが別ページへ移動することで回遊率アップに繋がったりします。

適切な内部リンクの構築でポイントとなるのは、以下のような点です。

・リンクはテキストリンクが望ましい
・アンカーテキストには、キーワードやリンク先のページの内容を記載する
・リンクテキストは定形にしない(常にユニーク)
・記事の終わりには、関連記事へのリンクを設置する

内部リンクの最適化は、ユーザビリティの観点からもGoogleの評価観点からもとても重要なポイントです。


・重複データの削除、エラーの修正

Googleの検索エンジンは、同ドメイン内での重複データに対してはマイナスの評価をつけます。

理由としては、同じものが複数存在することでユーザーが迷う可能性があるためです。


また、Googleはこういった重複データがあると評価が分散され、質の高いコンテンツでも思うように表示順位が上がらない原因になります。

ページの内容が重複する場合はnoindex対応で問題なくなることもありますが、タイトルやメタデータの重複でも重複データとみなされるため注意してください。

ページの要素が重複しているかどうかは、グーグルサーチコンソールでチェックすることができます。


・被リンクの質のチェック

昔の外部リンク(被リンク)対策といえば、大量の被リンクを稼ぐ、いわば数の勝負でした。

しかし、昨今では被リンクはなくてはならないものではなく、1つや2つでも質の良さが重要になっています。


関連性の高いサイトや、大手のサイトのように高品質な被リンクがあれば、ウェブサイトの高評価へと繋がりますが、万が一低評価につながる被リンクがあった場合は、バックリンクの否認を行い、Googleに削除依頼をしましょう。

ちなみに、Googleにとって低評価とされるリンクは以下のようなリンクのことを指します。


・自作自演で作ったリンク
・コンテンツの内容量が薄い、または関連性の低いページのリンク
・相互リンクを目的としたリンク
・長い間更新が滞っているサイトからのリンク

質の悪い被リンクがあることでウェブサイトの評価はどんどん下がるので、こまめにサーチコンソールでチェックすることが大切です。


・ ページ評価の分散に注意

SEO対策において検索順位を定点観測していくことは大変重要ですが、思ったように順位があがらない記事があった場合、ページ評価が他の複数ページに分かれて分散してしまっている可能性があります。


例えば、ある芸能人のプロフィールについて書いたコンテンツがあるとします。

それからしばらくして、その芸能人の年齢についてを題材にした記事を公開すると、元々あったプロフィール記事に書かれている年齢の項目と、新しく書かれた年齢についての記事の内容がほぼ同じ(類似コンテンツ)とみなされ、評価が分散してしまいます。

コンテンツ数が増えてくると、ある程度は似たようなコンテンツが出来る可能性はありますが、これを放置していると流入数を逃すことに繋がるため、重複コンテンツの発生を防いだり、しっかり順位を追って、類似コンテンツへの対処を行っていきましょう。


・ページの表示スピードは出来るだけ早くする

「遅いよりは早いほうがいい」とGoogle社の理念にも挙げられていた通り、ウェブサイト・ページの表示速度は出来る限り早いほうが望ましいです。


ページの速度がどれくらいなのかは、Googleの開発者向けに公開されているPage Speed Insights(ページスピードインサイト)で簡単に確認することができます。


チェックしたいウェブサイトのURLを入れるだけで、どれくらいの表示速度かスコアの表示と、表示速度を改善するために必要な修正項目を出してくれます。

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PC・モバイルそれぞれのスコアを表示してくれますので、表示速度が遅い評価だった場合は、可能な限り改善項目に沿った修正を行ってください。


・ノーインデックス(noindex)処理でコンテンツを除外

先述したように、コンテンツは適切にクローリングされ、インデックスされることでGoogleからの評価を受けることができます。


インデックスされたコンテンツはGoogleのロジックに基づいてデータが保存されているので、万が一低品質だと思われるコンテンツがあれば、noindex(ノーインデックス)処理をしウェブサイトのコンテンツの一部として認識されないようにしなければ、サイト全体の評価が下がってしまいます。


noindex処理は、ウェブ制作を担当したデザイナーやシステムエンジニアであれば対応可能ですが、以下のコードをheadタグ内に記述するだけで、対応ができます。 

​
<meta name=”robots” content=”noindex”>


基本的には、文字数が極端に少ないコンテンツや重複している内容のページ、誘導ページなど、Googleが提示している品質評価基準に値しないコンテンツが低評価とみなされますので、そういったページがあれば、早めにノーインデックス処理をしましょう。


・インデックスページの重複のためURL正規化

URLが異なるページは同一コンテンツでも別ページだと認識されるため、異なるURLで同一コンテンツがインデックスされていると、評価が分散する原因になってしまいます。

例えば、下の例のようにセッションIDやパラメータなどがついていると、同一コンテンツでURLが複数生成されていることになります。

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こういった場合は、canonical属性タグを使うことで検索エンジンに優先的にインデックスさせたいURLを指定することができます。これを、URLの正規化と呼びます。

対応としては、head内に<link rel="canonical" href=“URL"/>を記述するだけですが、URLにミスがないかしっかり確認するようにしてください。


・スマートフォンサイトとの重複除外

PCサイトとスマートフォンサイトの分別方法には、レスポンシブ、ダイナミック、セパレートの3形式がありますが、Googleが推奨しているのはレスポンシブ対応です。


PCサイトとスマートフォンサイトの関係性が曖昧だと、PC向けサイトとスマートフォン向けサイトで同じコンテンツが異なるURLで存在すると認識され、相対的に順位が下がってしまう可能性があります。


そういった低評価を避けるため、PC向けサイトとスマートフォン向けサイトのには、それぞれの<head>内に<link rel=“canonical”
href=“PCサイトのURL" />などを記載し、関係性を正しくクローラーに伝達しましょう。


・クロールされやすいページにリンクを貼る

サイトの構造上、TOPページやカテゴリーのトップページなどはクロールされやすいです。

さらにクロールを促進するならば、TOPページやカテゴリトップページ、上位表示されている流入の多いページからリンクを貼ると良いです。


とは言え、闇雲に対策するものではないため、SEO対策の方法としての優先度は低いです。


・URL検査ツールでインデックスをリクエスト

Search Console(サーチコンソール)に付随しているサービスとして、URL検査ツールというものがあります。

このツールでどういったことができるかと言うと、新しく公開したコンテンツやリライトを行ったコンテンツの新規クロールをリクエストすることができます。

わざわざリクエストしなくともいつかはクロールされますが、SEOもキーワードによってはスピード勝負のこともあり、すぐにインデックスされた方がいいものもあります。


これは難しい作業ではありませんので、コンテンツを更新したり、新しく作成した際はすべてインデックスのリクエストをするようにしてもいいかも知れません。

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・SNSへの公開

あまり関係なさそうに思えるSNSでの公開ですが、外部リンク(ナチュラルリンク)の獲得チャンスが格段にアップします。

また、SEO対策と直接的には関係ありませんが、SNSからの流入が増えることで検索エンジンからも人気なページであると評価を受け、順位が上がる確率も上がります。


・noindexページへの内部リンクはnofollowを設定

nofollowとは、検索エンジンに対してリンク先にページ評価を受け渡したりリンクを辿らないと言った指示を出すものです。

無駄なくロールを減らすことで、優先度の高いページへのクロールが促進されるため、クロール効率をアップさせることができる施策です。


・ページネーションの記述

ページネーションとは、複数ページに渡る際にページのリンクを番号で記述したものを言います。

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ユーザービリティーの観点からも、このページネーションが合ったほうが評価が高く、離脱率を防ぐことにも繋がります。


また、複数ページにまたがったコンテンツがある場合、ページネーションを利用することでページ間の関係性をクローラーに伝達することができます。


重複ページと認識されないよう、titleタグを全てユニークな内容にし、各ページの<head>タグ内に rel=“next” 、rel=“prev” を記述し、前後のページのURLを指定するなどして、クロールをスムーズにしましょう。


SEO対策を行う上での注意点

SEO対策は、やらないよりはやったほうが絶対的に効果は上がります。

しかし、その効果がどれくらいのものになるか、はたまたかけた予算や工数に見合った成果が出るかと言うと、それは一概には約束できない部分があります。

そのため、短期間で絶対的な効果が欲しい場合はSEO対策は一番先に手を付ける施策ではないかも知れません。


しかし、ウェブサイトを運営している以上は、どんな集客方法をやるにしても、効果を最大化するためにSEO対策はやらなくてはならないもの。


まず間違ってほしくないのが、SEO対策を適当に、低予算で行う、あるいはやらないという考えは、ウェブサイトの成長を阻害する要因となるということです。


また、SEO対策は日々対策内容が変わるものではないものの、検索エンジンアルゴリズムのアップデートや新しいルールの追加により、急に大きな順位変動が起きる場合があります。

そういった場合でも迅速に対処できるかどうかは、SEO対策について最新のトレンドを熟知した人でなければ難しいでしょう。


自分でできる限りのSEO対策をしても、長期的にはコストがかかる上、十分な結果が出なかったり、予期せぬトラブルに見舞われることも十分考慮しておきましょう。


SEO対策の費用相場

SEO対策を自分でやると決めた人も、会社に依頼を検討している人も、SEO対策にかかる費用の相場がどれくらいなのか把握しておく必要があります。


まず、一口にSEO対策と言っても、先に記載したように施策の種類は30程度と多く、対応範囲も会社によって大きく異なります。


コンサルティングのみなのか、実務も請け負ってくれるのかでかかる工数も変わるため、一概には費用がいくらかかるかは明言しにくいところもあります。

そのため、あくまで概算にはなりますが、SEO対策にはまず、初期費用と月額費用の2つの費用が必要です。


ここで言う初期費用の内訳は、SEO施策の提案や課題の洗い出し、SEO対策の基本設定などを指し、月額費用の内訳としては、支援ツールの利用や、コンサルティングレポート、施策の実行などが含まれます。


もしもホームページそのものの作り直しや新規制作が発生した場合は、ホームページの制作費用に別途40万円~100万円程度かかると想定しておきましょう。

まず、初期費用についてですが、相場は30万円~60万円です。

そして、毎月にかかる月額費用はコンテンツ制作も含めると30万円~40万円ほどになるでしょう。(コンサルティングのみの場合は、20万円程度~)


ここは、SEO対策会社がどんなプランを用意しているかにもよるので、しっかりと確認し、費用を明確にしておきましょう。


SEO対策を依頼する会社の選び方

SEO対策は自分で行うことも不可能ではありませんが、着実に結果を出していきたいのであれば、SEO対策会社に依頼するのがおすすめです。


初動はまとまった費用が必要なことと、効果が出始めるまで最低でも6ヶ月程度は施策を根気強く続けなければなりませんが、SEO対策会社のノウハウは自社内に蓄積していくことができ、ある程度のルーチン業務が決まってしまえばSEO会社から手離れして自社内で回していくことも可能です。


また、広告運用やアフィリエイトなどに比べ作業工程が複雑で、時間がかかる作業が多いため、すべてを内製で行っていくのは非効率と言えます。


ただし、SEO対策会社には色々な形態があり、大手だから良い、と一概に言えない点もあります。

それでは、どのような観点から依頼する会社選びをしたらいいのでしょうか。選び方をまとめてみたので、参考にしていただければと思います。



・価格の安さだけで決めない

SEO対策のサービスを売りにしている企業の中には、初期費用無料・月額3万円のように破格のサービスを打ち出している企業もあります。

SEOはGoogleの緻密な技術によりロジックが決まっているため、小手先の対策では通用しません。

こういった安い会社によくあるのが、「必ず上位表示させます!」と言った謳い文句。この場合、読んで字の如し「1回は、一瞬だけ」上位表示にすることは可能であることが多いです。


ですが、丁寧な対策を行ったわけではないので、一瞬1ページ目にウェブサイトが表示されたとしても、上位表示継続は続かない場合がほとんどです。

SEOの目的は、あくまでも流入を増やしコンバージョンへと繋げることなので、上位表示させることは手段の一つでしかありません。

価格が安い場合は大概守備範囲も狭いので、結局捨て金になってしまうパターンがほとんどと考えておきましょう。

だからと言って、高額なプランを提示している会社なら安心というわけでもないので、その点は要注意です。



・レスポンスが早く丁寧な会社を選ぶ
SEO対策はコンサルティングが中心になることが多いため、SEO会社と自社の連携が必要になります。

「大手の会社に決めたものの、返事が遅く動きも悪い…フットワークが軽くないので、何かを決めるにも社内の決定まで時間がかかる」…そういったケースもよく見受けられます。

大手は、サービスの充実度は高いものの、伴走してくれるような会社は少ないため、ある程度受け取った指示を正確に遂行できる人間が社内にいることが前提になります。

細かな質問や相談にも乗って欲しい、ある程度融通を利かせて欲しい、作業も一緒にやってくれる会社がいいということであれば、大手よりも中小企業のSEO対策会社に依頼したほうが小回りが利きます。


・コンテンツマーケティングの実績が豊富な会社を選ぶ
コンテンツマーケティングとは、ユーザーニーズにマッチしたコンテンツの制作・発信を通して、見込み顧客を育成、コンバージョンへの落とし込み、リピーターとして定着させるマーケティング手法のことを言います。


SEO対策においても、このコンテンツの存在が必要不可欠であり、ユーザーニーズをしっかりキャッチしストーリー設計ができる企業は、成果に繋げられる確率が格段に高いです。


正直、urlの正規化や重複エラーの削除などシステム的な対策は、内容さえ理解すればほとんどの会社が出来ることなので、どれだけキーワード戦略に強いか、コンテンツ作りが丁寧かのノウハウがしっかり定着している会社を選ぶことがポイントです。


まとめ

ここまでSEO対策の基本知識とノウハウ、対策方法について解説してきました。最後に、どういった対策方法があるか改めてまとめてみます。

SEO対策の方法①:検索キーワードの調査・選定
SEO対策の方法②:キーワードの検索ボリュームをチェック
SEO対策の方法③:検索クエリのタイプを理解
SEO対策の方法④:最適な文字量でコンテンツ作成
SEO対策の方法⑤:キーワード選びはテーマ性を網羅
SEO対策の方法⑥:キーワード出現比率&共起語の盛り込み
SEO対策の方法⑦:効果的なトピックの順番と構成を設計
SEO対策の方法⑧:ページタイトル(titleタグ)を最適化
SEO対策の方法⑨:メタディスクリプション(metaタグ)の設定
SEO対策の方法⑩:h1タグの意味とポイントを理解
SEO対策の方法⑪:h2~h6タグ設定のポイントを理解
SEO対策の方法⑫:サイトのディレクトリ構成の最適化
SEO対策の方法⑬:ナビゲーションの階層構造の最適化
SEO対策の方法⑭:パンくずリストの設置
SEO対策の方法⑮:XMLサイトマップの作成
SEO対策の方法⑯:テキストベースのナビゲーション
SEO対策の方法⑰:アンカーテキストの書式設定
SEO対策の方法⑱:robots.txtの最適化
SEO対策の方法⑲:モバイルサイトマップの作成
SEO対策の方法⑳:適切なDTD宣言
SEO対策の方法㉑:If-Modified-Since HTTP ヘッダー
SEO対策の方法㉒:適切な内部リンクの構築
SEO対策の方法㉓:重複データの削除、エラーの修正
SEO対策の方法㉔:被リンクの質のチェック
SEO対策の方法㉕:ページ評価の分散に注意
SEO対策の方法㉖:ページの表示スピードは出来るだけ早くする
SEO対策の方法㉗:ノーインデックス(noindex)処理でコンテンツを除外
SEO対策の方法㉘:インデックスページの重複のためURL正規化
SEO対策の方法㉙:スマートフォンサイトとの重複除外
SEO対策の方法㉚:クロールされやすいページにリンクを貼る
SEO対策の方法㉛:URL検査ツールでインデックスをリクエスト
SEO対策の方法㉜:SNSへの公開
SEO対策の方法㉝:noindexページへの内部リンクはnofollowを設定
SEO対策の方法㉞:ページネーションの記述

繰り返しにはなりますが、SEOは長期的にPDCAを繰り返しながら最適化を図っていく施策であり、1日、2日で効果が出るような即効性のあるものではありません。

しかし、地道に最適化していくことができれば、その後は膨大なコストや工数をかけずに大きな効果を生むことが出来る施策でもあります。


先行投資が必須になるものだからこそ失敗したくないという方は、SEO対策の実績が豊富で、これまで自社サイトでも大きな利益を生み出してきた弊社での相談や対応も可能です。

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ネッコスは2019年に設立したベンチャー企業ですが、内部は5年~10年以上SEOに携わり、個人ブログのような小さなサイトから商品数1万点以上の大規模ECサイト、スピードが命のエンタメ系オウンドメディアなどのSEOを手掛けてきたメンバーで構成されています。



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