社員の一人がコロナ疑惑で絶望した話。

こんにちは！ネッコス代表の井口です。

実はここ最近わたし自身体調が微妙で＾＾；
花粉症とかではないのですが、寒暖差アレルギーがあるので季節の変わり目は苦手です。。

この現状なので、ちょっと体調が思わしくないだけで「あれ、もしかしてコロナ？」と不安になるのですが、、、今週頭に社員の1人が突然在宅ワークに切り替えました。

理由は「突然熱が出た、コロナかもしれない」とのこと。

これは会社内パンデミックになるかも～とドキドキしたので、その時の話をちょこっとしたいと思います。

※結論、コロナではありませんでした！！！！

その社員をAさんとします。
Aさんは土曜日の夜に急に鼻がムズムズして、「あれ、ついに花粉症デビューかな？」と思ったそうです。それ以外には特に症状もなく、体もピンピンしていたので、ルミネで服を購入して帰宅したとのことｗ

その夜、いつも通りご飯を食べてお風呂に入り就寝。

しかし、0時を過ぎてから突然ありえない節々の痛さと悪寒に襲われ、右の鼻から大量の鼻水が出てきてまったく眠れなかったそうです。
この症状が突然で、しかも風邪のような症状だったので（コロナの初期症状は風邪とほぼ一緒）、内心「これはもう…」と悟ったAさんは、夜のうちに鼻の穴にティッシュを詰め、次亜塩素酸水でドアノブなどをくまなく消毒し、自室のドアを締め切って手にビニール手袋をはめ、マスクを装着して朝を待ったそう。
朝になると、会社のSlackに「インフルエンザ疑惑のため、在宅勤務とさせてください」と一報を入れ、体温計で熱を測りました。
※この時は高熱が出ている体感だったので、コロナよりもインフルを疑っていたそう

その時も悪寒と関節痛がひどく、体温は絶対に39度くらいだと思っていたそうなのですが…

「37.6度…」

それは想像していたより低い数値だったので、ますますコロナだと確信したそうです。
夜中のうちにコロナについて検索していたとき、コロナの初期症状の特徴として「体感しているよりも低い熱でも体にひどい倦怠感を感じる。37.5度程度の熱が4日続くようなら検査が必要」と書かれていたので、まさしくこれは自分だと。

次にAさんはLINEヘルスケアで医師に症状と次の行動について相談の連絡をしました。

LINEヘルスケア

最寄りの病院はお休みで、保健所にかけてもつながらなかった（多忙+日曜日だから！？）ので、まずはどんな手段でも医療従事者に！！と思ったのでしょう。

ここで症状を伝えたところ、医師の回答としては「今はまだ熱が出て1日なので、自宅待機が妥当だと思います。とりあえず様子を見てください。インフルエンザ検査などもお断りしている病院が多いので、まずは様子を見てください（この通りではありませんがこんな回答だったそう）」とのことで、Aさんは自分が何なのかわからないまま自宅待機を余儀なくされたのです。

で、22日の日曜日は熱が37度台をキープしたまま、大量に汗をかいてただ耐えしのぐだけ…

これが4日間続いたら自分はコロナかもしれないのか…と絶望しながら。

そして翌日。

熱はすっかり下がっていました。それどころか、悪寒も関節痛もなく、咳は最初から一ミリも出ず、、、
これはただの風邪だったという説が濃厚に。
念のため、熱が下がってからも数日間は自宅勤務にしていましたが、今現在も死ぬほど元気です。
また、野球界でも数人コロナウイルス陽性が出ていますが、藤浪選手は「味覚や嗅覚が鈍感になり、味を感じなくなった」と訴えたことから検査に行き着いたんですよね。
この、味覚障害などはコロナウイルス特有のものと言えばそうではありませんが、一つの判断基準として頭に入れておくと良いと思いました。

このタイミングなので、具合悪くなるとすべてがコロナだと絶望してしまいますが、Aさんは結果的に普通の風邪だったことが判明して、ほっと胸を撫で下ろしました。

自粛要請が出ていても、繁華街では「自分がなるわけないし！」とノーマスク、ノー消毒の方が多くいます。

ただ、今の時期は具合が悪くなった時点でコロナの可能性を誰しもが考えなければいけないし、症状が出たら一刻も早く接触しない環境に身を置くことが大切ですよね。もちろん、無症状であっても「自分は保菌しているかも知れない」という意識を持って行動することが本当に大切になってきます。

若い方でも重症化しない保証はありませんし、「もしも」の想像力を働かせられるかで先の状況は変化していくでしょう。

Aさんは、

・誰にも移さないように、何が原因か判明するまでは出歩いたりしない
・このタイミングで医療機関にかかるのは難しい
・とにかく家にこもることしかできない

ということを実感したと言い、結局は調子悪くなっても自力で頑張る、人に迷惑かけない行動をするくらいしかできないと言っていました。焦って病院に駆け込む行為は、コロナじゃなかった場合に逆に身を危険にさらすことになりますよね。

未知なるウイルスで世界中が混乱していますが、どうか冷静に自分の出来ること、守るべきことをしっかり行って、一刻も早くこの状況が収束することを祈るばかりです、、、。