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結局は自己責任だからこそ

さて、「絶対大丈夫!」と信じて避難しなかった結果は?

幸いごく近場で大きな土砂崩れは起きず、川の水は我が家の隣家の床下に浸水するところまで来て止まりました。
ですので我が家の被害と言えば、豪雨の途中で停電した電気が3日ほど復旧しなかったことによる冷蔵庫の中身だけでした。

被害を免れたのはもちろん我が家だけではありませんが、氾濫した川の水の他にも山肌が吸収しきれずに流れ落ちてくる水も、家の裏側を川のように流れていましたから、ほんとよく浸水しなかったなと思います。
まさに首の皮一枚です。
でも、その一枚の首の皮が繋がっているのかいないのかが、結局その時の明暗を分けるのじゃないかなと思っています。

後1時間同じ勢いで雨が降り続いたら、床下浸水は免れなかったでしょう。
実際のところ、その時の雲の状況ではその後数時間は同じ勢いで雨が降り続くはずでした。
そうなると我が家も間違いなく2階への屋内避難となっていたでしょうね。

実は、徒歩5分の少し高台に住んでいる家族から「川が溢れて水が間近に迫ってる!うちに来る道はもう山から流れ落ちる水で通れなくなってるから、とにかく高いところに逃げて!」という緊迫した声の電話がかかってくるまで、私は外がどういう状況なのか知らなかったのです。

そんな災害は経験した事がなかったので、物凄くのほほんとしていたのと、雨が酷かったので濡れるのが嫌で外に状況を確認しに出る気にならなかったんですよね。
しかし状況は一刻を争うらしい、という実態を1本の電話でいきなり知ったわけです。

仮にも私は「陰(雨)」が避けて通る「究極の陽(晴れ女)」を自負してるわけですよ。
ならば私に出来る事はたったひとつ。

「雨を止ませる!しかもできる限り早く!」

何をどうしたかは割愛しますが、かなりの長時間激しく降り続き、予定ではその後も数時間降り続くはずだった豪雨は30分後には雨足は普通の雨程度に弱まり、1時後には小降り程度になりました。
そして2~3時間経つと、水も徐々に引いていきました。

私以外でも「究極の晴れ女又は晴れ男」を自負する人なら、もしかしたら災害を未然に防いだり規模を小さくする事ができるのかも知れません。
他の方にもぜひ聞いてみたい所です。

まだ続きます。
興味を持たれましたら、どうぞ引き続き読んでやって下さい。

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