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『言い続ける事こそ肝要』

『言い続ける事こそ肝要』

寒さが加速しそうです。

一層の体調管理に万全を期して、年末に向かいましょう。

2007年の私のブログからです。

『01/19/2007 20:00:00

TITLE: 言い続ける事こそ肝要

人の心は時として邪気で、

浮気で、勝手で、気まぐれで。

恐ろしいのは悪魔にだって成りえる事。

妹をバラバラにするだの、

母親が子供を虐待に飽き足らず惨たらしい殺し方をするだの、

幼子を歩道橋の上から投げ下ろす、

6階のベランダに女性を逆さ吊りして落としてしまう・・・こんな事もう人間ではありませんよね。

そうでなくても、DVであるとか、

セクシャルハラスメントとか、

日常的な引ったくりとか、親父狩りとか、

枚挙に暇がありません。

そういう人たちの社会復帰のお手伝いをした事がありますが、

やはり小さい頃から命の尊さや人の大切さ、

家族の情愛、

人を愛する事の素晴らしさ、

尽くす事、

慈しむ事の必要性、

繰り返し、

繰り返し言い続ける、教え続ける事ではないでしょうか。

地域の教育力がなくなった、

親がちゃんと子供をしつけない、

マスコミが悪いの、

先生の質が伴っていない、

社会が悪い、

行政や政府が悪い、

受験戦争が悪い、

アニメが酷い・・・。

でも一番悪いのはどう言っても、

どういう理由があろうとも自分ですよね。

日本には昔から「罪を憎んで人を憎まず」と言う言葉がありますし、

「判官びいき」という言葉もありますが弱々しいから、

あるいは同情の余地とか言って命を殺めた事を許す事はいけません。

偶々偶発的に起こること、

或いは自衛的に生じる事は別ですが。

何処でも、誰でも遭遇しないとは言い切れませんが、

常に自分に問いかける、言い続ける事が肝要に思います。

「本当にお前はそれでいいのか」と。

自戒をする、自問をする、懺悔をする。

心は時として一人歩きをしたり、

日常では考えられない事を思ったり考えたりもするものです。

冷静になって振り帰ってみると冷や汗が滲む時もしばしばです。』

西日本ビジネス印刷株式会社

代表取締役会長 園田 慶一

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