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③トラウマを抱えつつ過ごした大学生活

 前回の続きです。

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 小学生のトラウマを抱えたまま大学生になった。このままずっと引きずったままではいけないと思い、無理やり異性と交流できる環境を作ろうとした。

機械工学系の学科だったので異性はほぼいない。だからバイトかサークルに入ることにした。

今までの学生生活は運動系の部活だったので、異性が多いイメージだったこともあるが最後くらいは文化系に入った。

そこで吹奏楽やオーケストラなど楽器を演奏するサークルを選んだ。そこだと男女比も大体半々で友人も作りやすいかもしれないと思ったからだ。


 その4年間で今でも定期的に遊ぶ女友達が数人できた。これまで以上に異性と接する機会も増えて遊ぶようにまで進歩した。

 

結果として環境を変えてもトラウマを克服することができなかった。

 

 どうしても距離をとってしまい1歩踏み出す勇気を持つことができなかった。他愛もない会話はできるが、それ以上に進展しない。

苦手ではなくなったが、あの時のトラウマが頭から離れず距離をとってしまう。

またあの時みたいに自分の言動によって思いも知らない結果になって、これまでの関係が終わってしまうと思い込んでしまったいた。

週3日の部活動で異性とも仲良くすることができて、すこ~しだけ「慣れた」だけで根本的に解決できていなかった。 

 

 単純に自分の踏み出す勇気がなかったから?実は陰で嫌われていた?

今となっては理由はわかっているのだが、その時の自分は

「この4年間でトラウマを克服できなかった」と絶望していた、、、

 

「もうこれで無理だったから、この先もう克服はできないだろう」

「こんなんじゃ将来彼女もできず、結婚もできないな、、、」

「あの時もっと勇気をもって踏み込んでいけば良かった、、、」

 

こんなことで頭の中がいっぱいだった。

こんな絶望と後悔と抱いて学生生活が終わって社会人になった。

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