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ようやく行ってきました。九州豪雨の災害ボランティア(熊本県人吉市)

これから現地でボランティアをされたい方への情報を下部に入れていますので、参考になりましたら(但し、新型コロナ対策として熊本県内在住の方に限られています)。

(7/17現在の情報です。最新状況は発信元でご確認ください)

【 活動メモ 】
発災から2週間経ちますが、まだまだ人手が足りません。

ボランテイアセンターでマッチングした6人でチーム編成。被災地の活動経験が幾分多い私がリーダーとなって支援先へ。高齢のご夫妻だけで、荷物出しや泥かきをされていたようです。

泥かきの間、初めて顔を合わせたチームの皆さんと話していると(もちろんマスク必須)、なんと4人がご近所さん! しかも一人は中学の後輩とあって、名物先生やらローカルネタで和気あいあい。

敷地に積もった泥をひたすら土囊袋に詰めて運び(1袋20〜30kg)、気がつけば170袋! おかげでステイホームの間に緩んだお腹も引き締まりましたw

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こちらのお宅と同じ並びの家に住んでおられたご親戚は、逃げ遅れてしまわれ、還らぬ人となられたそう。。。帰り際、ご夫妻から「涙が出るほど嬉しい」と何度も頭を下げて見送っていただき、胸いっぱい。

ちなみに作業中、お隣さんから「ウチも手伝ってもらえんどか?」と声を掛けられたものの、時間も限られているため「ボランティアセンター」の連絡先をお伝えして、支援を依頼してもらうことに。高齢者が多いこともあってか、支援を知らずに作業されているお宅が少なくないかもしれません。

私たちが入っているお宅以外は、ご自身たちだけで黙々と作業しておられたので、ボランティアの人数が足りていないないんだなぁと。私もまた足を運ぶつもりですが、これを読んでくださった熊本在住の方が、一人でも現地の力になってくださるよう願います。

【 これから災害ボランティアへ行かれる方へ 〜人吉市編〜 】

ご存知の情報あるかもですが、お役に立てば。

① ボランティア保険
https://www.saigaivc.com/insurance/
ネットから申し込めます。私は当日ネットで加入。現地でも500円で受付=天災地震補償プラン、2021年3月末まで有効

② ボランティア活動の方は高速代が無料
https://corp.w-nexco.co.jp/newly/r1/0830/

事前に上記から往復用の車両証明書をダウンロードし、必要事項を記載して用意。

〈行き〉 最寄りICの「一般車」レーンから入り、「人吉球磨スマートI C 」から出ます。(出るときに担当者へ車両証明書を提示)

〈活動後〉 ボランティアセンターで帰りの車両証明書に活動承認のスタンプをもらう

〈帰り〉 「人吉球磨スマートI C 」から入り(入口でボタンを押して「ボランティアでの移動」と伝えればゲートを開けてくれます)、行きと同じICから出ます。
(出るときに車両証明書と免許証を提示)

復旧作業で行き帰りの一部が1車線になっています。行きは7/17時点で人吉IC手前から3キロ渋滞。上記の無料措置を利用する方は行列に並ばず、この先にある「人吉球磨スマートI C 」へ向かいましょう(ここも少し混むので、予定到着時間より余裕を持って出発を)。

③ ボランティアバス(熊本市内~人吉市災害ボランティアセンター間、前々日17時まで受付)
https://www.kyusanko.co.jp/nicedaybus/tour/kt1a-000156/

④ 服装&あると便利
帽子orヘルメット、ゴーグル(私はジョグ用サングラス)、ゴム手袋(中に軍手はめると汗対策)、マスク(あれば防塵)、長袖、長ズボン、長靴、タオル、ウエットティッシュ、折りたたみレインコート(雨対策)、飲料水、お昼ご飯(カロリーメイト系やバナナ等の携帯食だと便利)、塩飴や干し梅などミネラル補給できるもの(熱中症対策)、着替え

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「マスク」「ゴム手袋」「長靴」「飲料水」「帽子(暑さ対策)」さえあればOKかと! 昨日の受付には、手ぶら&ジーンズ姿のイマドキなお兄ちゃんたちも並んでいましたww 参加してみれば、次回必要な物も分かります。まずは経験が大事。

ボラセンで案内あると思いますが、4か所ほど日帰り温泉を利用できます。私も帰りに熊本で一番好きな温泉「おおが温泉」で汗を流して、さっぱりんこ。

https://yado.ohga-hitoyoshi.com/onsen.html
(ボラセンから車で約5分)

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そして帰りは球磨焼酎「川辺」の限定品を
自分のご褒美にゲット♪

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ボラセンのスタッフさんの話しで印象的だったのは
「人手が足りないので、復旧は長期になりそうです。今日、頑張り過ぎずに力を温存していただき、継続的に通っていただけると助かります」との言葉でした。

他にボランティアへ参加された方の言葉を借りると「行ける人が、それぞれのペースで、代わりばんこに長く支援していけるといい」。同感です。

無理をせず、風化させず、繋がっていきたいな。

ありがとうございます! 励みになります♪