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トークスキルの重要性~話し下手は損する~

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

こんにちは!みっしいまです。今回は前回に引き続いてトークスキルについて解説していきます。

まずは前回の振り返りですが、トークスキルがなぜ必要か?って言ったところですが、仕事、学校、プライベート、様々な場面で使っていくスキルだからです。

その中で、相手に伝わらないと意味がありません。底をまず根底に持っておきましょう。


そして、その次に必要な準備についてお話ししました。実際に台本を作成する際におススメのCREC法についても解説しています。まだご覧になっていない方は下記のリンクからご確認ください。

といったところで、今回は実践編です。準備はできたので後はどうやって活かしていくか、ここを完璧にすればもう困ることはありません。

それでは早速やっていくのですが、今回のテーマは3つあります。

・ぶっ刺さる話し方のコツ
・話す際の注意点
・練習できる環境を紹介

この3つのテーマから一つずつ解説していきます。

▮ぶっ刺さる話し方のコツ

準備は完璧でさあ行くぞ、って時に話し方わかってなくて全然上手くいかなかった、、、みたいな経験はありませんか?

そうなってしまったら本末転倒ですよね。だったら、話すときもこけないようにしっかりと話すスキルも身に付けましょう。ってことでプレゼンする際に相手の心を引き付けるポイントは、

・キャロットフレーズ
・話の抑揚の付け方

です。一つずつ解説していきます。

○キャロットフレーズ

これに関してはYouTubeでよく使われている手法ですが、CREC法では先に結論からお話ししてましたよね。そんな具合で、先に結論を話すときに「否定」の要素をプラスします。じゃあどんな感じになるかというと、一番最初のプレゼンの始まりや動画の始まりに、「終身雇用はありません!」と言ってみたらどうでしょうか。

否定から始まるプレゼンってなんか気になっちゃいますよね。

こういった感じであえて「否定」から入るキャロットフレーズを活用してみましょう。(いきなり話し始めるのではなくてアイスブレイクなどで少し全体の緊張を緩和させてからがおススメです。)

○話の抑揚の付け方

これもかなり大事ですよね。これはプレゼンだけでなく、歌とかもそうですよね。大事な一番伝えたい歌詞のところで一気に声量を上げたり感情を表面に出したり・・・

全力で歌っているとそれなりにうまくは聞こえがちですが、ずっと同じトーンだと何か感動に欠けるというか、心に響かないですよね。

これはプレゼンでも同じです。どんなにいい言葉を選んだって、自分の伝え方が悪ければ思っている2000倍ぐらい全然響かないです。

となったときに、抑揚を少し意識して話してみましょう。実際、台本の中でもこのときは落ち着いて、とか、ここから上げる、といった要素もメモしておくとかなりいいかもしれないですね。

話し方の抑揚でいけば、アメリカの名指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(キング牧師)の演説は大衆を巻き込むような話し方をされてますよね。やっぱり、いい演説者には良い理由は必ずあるので、この記事を読んだ後YouTubeでググってみてみてください。

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ここまで話し方のコツについて触れてきましたが、次は逆に「話し方の注意点」についてです。意外とやっちゃってる方が多いのでこの辺りも逃さずに見ていってください。

▮話す際の注意点

まず、どこに注意していったらいいのかというところですが、

・ひげ言葉
・瞬間前置き
・3つの定義

この3つがすごく大事になってきます。というか、ここしっかりできていればプレゼンで困ることはないでしょう。ってことで早速解説です。

○ひげ言葉

これに関しては聞いたことある人、自分、どこかで心当たりがあるのではないでしょうか?

「あのー」「えーっとー」「えー」「あー」

この辺です。(笑)こればっかり言われても聞いてる側は「早く言えよ」としか思わないですし、早とちりな方にはイライラすらさせてしまうっもしれません。

プラス、相手が上司とかの場合には、「何も準備してないんだな」と思われてしまいます。嫌ですよね。

これに関しては、普段の会話から言わない様に意識すれば改善されますし、ちゃんとプレゼンの準備をすれば問題ないです。意外と日常で使ってることが多いので、この「ひげ言葉」には十分注意しましょう。

○瞬間前置き

これは特に上手い講師の方がよく使ってたりします。瞬間前置きというのは、「ここだけは~」とか「ここからが重要~」といったような、大事なポイントを話す直前にアクセントを置きましょう。

そうすることで、伝えたいポイントが、普通に伝えるよりも何十倍も伝わります。経験したことのある例でいけば、学校の授業の「これテストに出るから~」と同じです。あれ言ったら寝てるやつのほとんどが目覚めますからね。強力です。

○3つの定義

これもめちゃくちゃ大事です。(早速瞬間前置き使ってます)3つの定義は何かというと、まず結論があります。その後にそれに基づく根拠の提示です。

つまり、ポイントは3つあります。←これのことです。

実際、根拠を説明するときに、1つの根拠だと信頼度が66%2つだと75%3つだと80%という研究結果が出ています。やっぱり、証拠や根拠は多いほうが相手の心に潜在的に訴えかけることができるので、ぜひこの3つの定義を使ってください。

といったところで、もう皆さんはプレゼンマスターになってるかと思いますが、やっぱり一回目からうまくいく人はなかなかいません。なので、必ず練習が大事になってきます。ですが、家では一人だし、、とか友達いないし、、ってなるのは分かるので、そういった方でも練習できる方法があるので最後にそれ紹介して終わりにしたいと思います。

▮練習できる環境を紹介

最後になりましたが、何度も言うように、こういったことはアウトプットしないと身に付きません。ここでインプットしても何もしなかったら二日後には72%忘れてます。なので今からおすすめのアウトプット方法をお伝えします。

まずベストは、人に話すことです。人に話すだけでもアウトプットになりますし、いつも喋っている人ならそこまで緊張もしないですよね。なので、プレゼンをしっかりとできる様になるためにも、友達や同僚を使って練習しまくったりましょう。

ただここで、友達がいないよという人のためにまだ用意してあるので諦めないでください。

友達がいなくてもできる方法は、インスタライブYouTubeです。ここは最高のアウトプットの環境です。

なぜこの二つがいいかというと、まずインスタライブは、リアルタイムで相手の反応をコメントでもらえるからです。後はライブなのでアドリブ力も身に付きます。ライブの後に動画を保存して見返せば、自分の課題や良いところに気づけると思います。

YouTubeは少し要素が違ってくるのですが、これまた最高のアウトプットの環境です。

じゃあなぜYouTubeが良いかと言うとこれもまた三つの要素に分けられるのですが、

・本番同様のシチュエーション
・スライドのタイミングが把握できる
・自分で見返せる

からです。仮にそれでアンチが湧いたとしても、それはそれでだめなところをわざわざ指摘してくれるというこれまでにないやさしさを見せてくれてるので、アンチ万歳の精神でやってみましょう。

上記の三つどれも無理かと言われればそうではないと思います。この3つどれも恥ずかしいなら、プレゼンターの道は諦めましょう。せめてだれか見つけてこの記事のノウハウを意識しながら話す練習ができれば、確実に変わると思います。とにかく行動して体で覚えていきましょう。

そして、自分のプレゼンで世間を驚かせてやりましょう。

といったところで今回は以上にします。ありがとうございました。



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