Twitterの愚痴を言うだけ

※あくまで僕はそう思っているだけです。まとめるとホーム画面に下らない情報ばかり流れてるのが嫌だな、それだけです。


Twitterは今世界に何が起こっているのか、何に注目をしているのかを「知る」サービス。

一時期やっていたTwitterのcmを見てもTwitterの運営側は知ることを重点にしておいているようだ。

Twitterを開いたらまず初めに出てくるTwitterの顔でもある、ホーム画面には自分のことではなくて、フォローしている他人のツイート、いいね、リツートが無限に流れている。それを見て、ああ。世界にはこんなことに注目を集めているんだなとか、このアニメの新作情報来たとか知るのである。

勘違いしないで欲しいのは、Twitterは発信するのに最適化されていない。

発信するにはツイート作成ボックスを押したのち、内容を書いて、ツイートボタンを押す。気軽に言葉が吐き出せるサービスの割には工程が面倒臭い。

もし仮にTwitterが発信するためのサービスだったら、ホーム画面がもうすでにツイート作成になっていて開いたらすぐに作成できるようになっているだろう。そうすれば発信するのが簡単になる。

関係のない話だが、Twitterでの低レベルな炎上はTwitterサービス自体が世界を知る、受け手中心であるからだ。ユーザー全体が情報を受けようとする姿勢を常にしている。自分の情報を発しようするなら、一人の発言なんて入ってこないし、こんなこと考えているんだなぁと気にならない。評論家的な態度をとっているのにも関わらず、論理は短絡的で記号化されているからたちが悪くなるのだ。

それにしても、Twitterのホームは他人のツイートが永遠と続く。役に立つ情報もあるのだけど、多くは下らないものばかり。下らないからと言って非表示にするけど一個一個非表示にするのはめちゃくちゃ面倒臭い。下らないものは避けつつ世界に何が起こっているのかを自発的にTwitterを開いて永遠とスクロールで探しにいかないといけないのが割りに合わない。世界は情報を多少絶っていたとしても、なんかしらの情報がいつの間に僕らのところに入ってしまう。僕らには常に感覚神経が備わっていて常に何かを感じ続けるからだ。世界は依然として僕らに向かってくる物だ。それは暴力的とも言っても良い。それなのにTwitterは自らが知りにいかなければならない。それは本当に世界の、世界の暴力性を知っていることになるのか?Twitterは本当に知るサービスとしても最適化されているのか?

しかし、Twitterは探してみれば他人が何を考えているのが一目で分かってしまうようになった。Twitterでは人は個人的な情報を呟く。面白いと思ったらいいねをする。関心がTwitterによって世界に個人の内面性を簡単に知れるようになったことも事実。それは世界の見方を確実に変えた。Twitter断ちをもどかしさを抱かなくても良いのだけど。Twitterなしで世界を知りましたと言うには無理があるように思えるのだ。

そのTwitterが可能とした新しい世界を自らが知ろうとするんだったら検索サイトの方が効率がいい。それに関連する情報が山のように出てくる。Twitterの中だけであるんだったら、Twitterの検索機能を使うし、togetterがあるわけだし。

じゃあ、Twitterのホーム画面はなんのためにあるんだ。それはTwitterが偶然に世界の情報を知ることを信じているからだ。でも、その実現は人工的に再現したにすぎなかった。Twitterのアプリ、サイトでしか止まることしかできない。Twitterから近づくことはできない。世界の暴力性はTwitterでは描けない。

本当に頼むから、1日、5件くらいの世界での重要なニュースとかバズったものとかに依存しない、本当にランダムに選択したトピック(干物についてでも良いのだ)をメルマガみたいに配信してくれるサービスはないのか。勝手に情報を取捨選択されるのは僕らに対する暴力だからだ。

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