見出し画像

小さな会社が業績を上げていくために初めに必要なこと。

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

社長と社員数名で創業した会社が大きく成長していく。10年経てば社員も数十名となり、売上も数十億円を上げるようになった。一方で、同じころに創業した会社が社員数も売上高も変わっていない。

この違いがどこにあるのか?

会社の経営資源にはヒト・モノ・カネがあると言われる。これらの使い方が業績に影響を与えるのだが、ヒトはいない、モノもまだ十分になり小さな会社が成長していくにはカネの使い方が大事になる。

カネの使い方には大きく分けて経費として使うカネと投資として使うカネがある。会社が成長を続けるには投資として使うカネを増やしていけるかにある。投資には設備投資や人材採用、広告宣伝費などがあるが、小さな会社が大きくなっていくためには、まずは広告宣伝費を投資として使いきっていけるかどうかにある。

広告宣伝費の使い方にも経費的な使い方をしている会社と投資として使いきっている会社がある。例えば、住宅会社が完成見学会をさせていただける施主邸の建物が出来上がったときに広告を作って集客活動をするのは経費的な使い方である。

一方で、売上目標を立て、その目標を達成するために必要な集客数を設定し、その集客を確保していくための広告宣伝費を計上し、販促活動を計画し、実行をする。これが広告宣伝費を投資的なお金として使っていることになる。

集客できる機会ができたのでお金をかけて集客する。
業績を上げていくために必要な集客数は決まっているので、それを集客するためにお金を使っていく。

この違いが結果を変える。10年も経てば、会社規模が10倍以上の違いになってくる。

つまり、小さな会社が小さなままになっているのは、広告宣伝費の使い方にあり、投資的な使い方ができていないことが原因となっているケースが多い。これを変えなければいけない。

ところが、この変化もスムーズにできる会社もあれば、なかなか難しい会社もある。特に、会社の成長をのぞんでいないとなると、かなり難しい。ややこしいのは、表向きは会社を成長させていきたいと言うのだが、本音では強く願っていない場合。あるいは、今のままで成長していきたいと考えている場合は難しい。

この考え方から変えていかなければいけないからだ。

小さな会社もトップの成長意欲が業績を上げていくために必要なのだが、今の売上を少し増やすぐらいの意欲では成長できない。10年後には10倍の売上にするぐらいの意欲をもち、そのための初めの一歩は必要な広告宣伝費を投資として使い切っていくことにある。

今日もステキな一日に。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?