なぜか後輩と話し込んだ夜の話

ちょっとまあ共通の友人がいる後輩。
厳密に言うとわたしのほうから見たら共通のその人は友人ではないんだけど、便宜上友人としておくね。
たまたま帰りに一緒になったの。


前から少し話したりすることはあったけど、共通の友人の話をするぐらいだった。
けどその夜は違った。
はじめはその後輩がタバコ吸うっていうから隣にいた。共通の友人の話をした。
お互いのプライベートな話をしたりした。
好きなものの話、大学時代の研究の話、最近甘いものを食べ過ぎちゃう話、GoToで旅行に行った話、21世紀美術館がインスタグラマーの巣窟になってた話。


その後コーヒーが飲みたくなったのでコーヒーを買いに行った。
なんだかまだ話したかったのと、座りたくなったので喫煙所の近くの景色がいいベンチに行った。
後輩がタバコを吸って、ベンチに座ってからまたドッと話題が溢れた。
最近フラれた話、好きな場所の話、高校の頃好きだったアニメの話(これが一番止まらなかった)、こんなにいろいろ話してやっと、ちょっとだけ仕事の話。


わたしは前の記事でも書いた通り、ちょっと今コンディションがよろしくないのでテレワークをメインにして業務を続けていたんだけども。
ただ、ほんとうに外に一歩も出ない日々が続いて、少し気が滅入って、最近少しずつ出社してるの。朝大丈夫そうだったら。


出社してみて思うけど、人と話すのって楽しいね。
前から、コミュニケーション(人に、そこにある、あるいは考えている、ものやことやを伝えること)は難しいとは思っていたけど、人と会話を交わすことってなんか好きだったんだけどさ。最近は今まで以上に好き。
あなたもわたしも、生きてるってかんじがする。
だからわたしは楽しくってたくさんしゃべってしまう。


でもなんかね、考えてみたの。
友達の友達とはいえ帰りにバッタリ会って少し話すつもりだっただけの先輩とそんな日が変わるまでしゃべる気なかったよなって。
わたししゃべりすぎちゃったな、くだらないこと。
わたしは楽しかった。とても楽しかった。
はじめて話したことのないことを話して、「そうかこの子はこんな子だったのか」「いい子だな」「おもしろいところがあるな」とか、そういうことを思ったの。
でも向こうどうだったかな。疲れてたし早く帰りたかったかな。
先輩への接待のつもりで付き合ってくれたんだろうな、って。
日変わるまで付き合わせてしまった。ごめんね。早く帰ってごはん食べて寝たかったよね。


あーあ。なんかやっちゃったなあって。
思ってしまった。それだけ。ザッツオール。
ちょっとなんか、なんだろうな、へこんでいます。やらかしちゃったので。