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ペンギンルーム

姉の彼が同棲と就職をきっかけに挨拶にきた。結婚する気ですってよ。そっか〜オニイチャンか〜おにーちゃんはクッキーの詰め合わせと干菓子をわたしにくれた。完全に餌付けする気で来てるなテメー、おいしいです。

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久しぶりにちゃんと散歩した。仕事先に向かうためとかじゃなく。汗をかいていつもの貯水池のそばでぼうっとした。体が冷えて、かすかにふるえた。よく歩くだけでストレスが抜けてゆく。内臓がグルングルンに動いて、お腹を盛大に下した。死の危機を感じた。やわな体だ。

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最近よく一緒に仕事へゆくお姉さまがとっても愉快なひとで、ずっとずっと笑ってる。休憩時間に話したことを思い出しては仕事中もにやにやしそうになり、ふんばる。ゲラなほうだと自覚してるけど、爆笑するとやっぱり表情筋が痙攣して、あー笑ってる、腹の底から笑ってる、と感じる。
わたしの名前の中に規則の規の字がはいってるのだけど、それを言うと「どこが規則?!親に謝れ!」と言われて、あ〜これこれ!と思った。久しぶりに味わった。文字じゃうまく伝えられないんだけど、人間愛のあるひとのつっこみだとわかって、うれしかった。

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お散歩中に考えてること、いつもるんるんなことばかりだから、ひとりでおどったりわらったりうたったり。家に帰ると思い起こすことがたくさんあって、ギャップに凹む。いままでって後悔ばっかしね。まだ23歳なんて。あと何年生きるつもりなのですか?と体に聞いてみる。このなにも持たぬ体で、寿命まで生きるのか。頼りない。70歳まで生きれたら、今日に還ろうかな。それがよい。

最近ほぼ毎朝、5時くらいに、揺れている!地震だ!と思って起きる。でもそれは心臓がどくんどくんと激しく波打って、体をゆらしているだけなのだった。それに気付かず目が覚めてしばらくは地震だと思ってかまえてる。地震だと思うのが先かドキドキが先かはわからんのだけど。最近特に動機がはげしくて、ちょっとこわい。


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