音楽の思い出 2

音楽の思い出 2

Ibaneseのギターを買ってからは、時折練習することはあるものの、
あまり熱心に練習する事は減っていた。
Mr.bigとイエローモンキーの楽譜を古本屋で格安で見つけて、
Daddy brother lover a little boyを練習をしたりしていた。
その頃、バイト先で知り合った女性と付き合う事になり、その人と音楽の話をするようになった。
その女性は30代で、90年代以降のヴィジュアル系を主に好んで聴いていたようで、ライヴもよく行っていたようだった。
Luna sea 、buck tick 、lacrima cristi、
Sid 、fence of defence 、ein svier 、
Sham shade
などをよく聴いていたようだった。
特にein svier がお気に入りで、
ベストアルバムと、tab譜を貸してもらって、ギターで曲を練習して、
Dear song 、Notice 、in your dreamを
スタジオで演奏して聴いてもらったりした。
バイト先を辞めて、彼女とも別れた後、
高校に通い直した。

その傍ら、就労に関する相談で、サポステを訪れると、
サポステ内の音楽サークルがあって、
ニートルズというバンドが活動しているとの話を聞いた。
ニートルズという反抗的な名前に、僕は何か表現の可能性を感じた。
さっそく練習に参加すると、発表会に向けて3つの曲を練習していた。
ウルフルズのバンザイ、クロマニヨンズの恋に落ちたら、黒木渚の骨、
という曲だった。
生まれて初めてのバンド経験だった為、
分からない事も多かったが、
スタジオで音を出す事や、人前で演奏する事への喜びが大きくて、夢中で練習に参加した。
バンドはギター2本の5人編成で、
ギターソロは一曲ずつ分けあった。
もう一人がエピフォンのカジノを使っていて、ブルースやロックンロールを志向していたので、
クランチ寄りのサウンドに対して、
僕はクリーントーンでアルペジオを多用したり高音弦を強調する弾き方をしていた。
ソロの時は好きなように弾いた。
実際人前で演奏した時は、緊張していて、無我夢中だった。
後で音源を聴くと、リズムは走り気味で落ち着かなかった。

バンドに入ったのと平行して、僕はクラシックギターを習いはじめた。
楽譜の読み方や、音楽の基礎を一から学び直したかったからだ。
最初は童謡の蝶々から始めて、ハバネラ、マリアルイサ、ラグリマ、愛のロマンス、月光のエチュード、アルハンブラの思い出、バッハのチェロ組曲一番、
二冊目の教本では、
魔笛の主題による変奏曲、アラビア風奇想曲、ヴィラロボスのプレリュード一番、
カルカッシのエチュードや、ヴィラロボスのエチュード7番などを練習していた。
教室の発表会では、ポンセのアレマンデ、魔笛の主題による変奏曲、ロドリゴのファンダンゴ、サパティアード、
ブローウェルのパスクィーニのトッカータを人前で演奏した。
ロドリゴの曲は難しくて、途中で止まったりして、焦りながら無理やり通して弾いた。

二度目にニートルズで人前で演奏する機会があって、その時はもう一人のギターの人が出れないので、四人編成での演奏になった。
選曲は僕の選曲で、イエローモンキーの楽園、フランプールの花になれ、を、
メンバーの選曲で、
君を乗せてを、ハードロックのアレンジで弾いた。
ジューダスプリースト風のリフやjake e leeを意識したバッキングで、
弾いていて楽しかった。

高校を卒業する頃に、求職活動の為、
クラシックギターのレッスンから離れた。
バンドも熱が少し冷めて、セッションをする事が多くなった。
時々、アジアンカンフージェネレーションのソラニンなどを練習したりした。
TSUTAYAでジャズのCDを何度もまとめ借りをして、一通りのスタンダードを聴いた。
そのお蔭か、スーパーや美容院でかかっているスタンダード曲の名前が分かるようになった。
ペギー・リーの、i'm beginning see the lightがお気に入りだった。
働き始めると、CDを買い集めるようになり、再度ハードロックの曲を聴き始めた。ジョンサイクスがお気に入りだった。
ある日、何気なしにstevie ray vaghanのアルバムのboxset を買って聴くと、
ギターの音の良さに初めて気がついた。
今までブルースという音楽は形式や歴史で知っていたけど、ちゃんと感覚を理解したいと思えたのはこの時が初めてだった。
自分自身の中で、エレキギターで一番良い音を出すなら、ブルースなのではないかという認識をここで持ち始めた。
伝記や資料を読み漁りながら、アルバートキング、アルバートコリンズ、オーティスラッシュ、ジミーダーキンス、
ハウリンウルフ、マディウォーターズ、
スキップジェイムスなどを聴き始めた。
テキサスブルースに興味を持ち、ファビュラスサンダーバーズや、
同郷のエリックジョンソンも聴き始めた。
ジャズも弾けるようになりたいと思って、ジョーパスのソロギターや、
ケニーバレル、グラントグリーン、バーニーケッセルなどのブルース寄りのアプローチをするギタリストや、
ウェスモンゴメリー、ジョージベンソンなどの有名どころも聴きはじめた。

現在は時折、スタジオなどにギターを弾きに行ったりしている。
音楽を仕事にしたいとは思ってはいないが、何かしら趣味でも打ち込めるものが欲しいので、続けている。

色んなジャンルが器用に弾ける人というよりは、一つのジャンルやスタイルで一流になりたいと思っている。
とにかくどのような音楽であれ、
良い音を出せればと思っている。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

今日wonderful days!!
2