32節サンフレッチェ広島

日程

広島の残り5試合はこちら

11/2(土)15:05 J1 第30節 川崎F -広島 等々力
11/9(土)14:00 J1 第31節 広島 -浦和 Eスタ
※10月29日(火)19:00に変更の可能性あり
11/23(土)14:00 J1 第32節 広島 -鹿島 Eスタ
11/30(土)14:00 J1 第33節 湘南 -広島 BMWス
12/7(土)14:00 J1 第34節 広島 -仙台 Eスタ

 広島も浦和ACLの影響を少し受ける。残ったタイトルはJリーグのみであるため、もちろん逆転優勝もそうだが、ACL圏内は狙ってくるだろう。

今年の対戦は4回目

 今季の広島戦はACLのノックアウトステージと併せてちょうど3連戦となった。1勝1分1敗のタイ。これは必ず勝ち越さなければならない。

 ①ホームACL 〇1-0 
 聖真のクロスが相手の足に当たりボールが中途半端になったところでセルジーニョが押し込む。

 ②アウェイACL ●2-3
 美しい聖真のボレーで先制するもパトリックのヘッドと佐々木のシュート
でトータルスコア2-2。あと一点が必要で前かかりにある相手にカウンター一度はGK中林が聖真を倒し、もう一度は裏に抜けてゴールに流し込む。最後に蛇足の調整PK。関川にはほろ苦い先発でビュー戦となった。

 ③ホームリーグ戦 △2-2
 山口のクロスからレアンドロとレオがワンツーして、レアンドロが先制G。サイドチェンジから柏が中に入り込んできてG。小池のミドルに町が触って追加点。アディショナルにまた柏が決めてドロー。

 広島は前半戦はスーパーサブとしてパトリックがいたが、G大阪に移籍したため、現在は渡が攻撃の切り札になっている。ボランチには青山が完全復活し、若手の森島や川辺は伸び盛り。そしてなんといっても柏である。守護神大迫も代表関係で不在だったが、今回はいる。出場停止を除けばメンバーはそろっている状況だ。

対して鹿島は

 鹿島としては怪我人が何人かいるが、リリースどおりの順調さであれば犬飼以外はこの時期までに戻ってくると思われる。
 レオとセルジーニョのブラジルコンビが戻ってくれば心強い。また、相馬は加入後大分戦では結果を残したが、その後は怪我で試合に出れていない。契約やレギュレーションの問題で11/30の神戸戦以降の試合出場ができないため、元気な鹿島での相馬をもっと見たいと思う。
 こちらも総力戦でがっぷりよっつで闘いたいところ。

ユース王国

 話は脱線するものの広島は有名なユース王国だ。関東のヴェルディや柏のユースのように関西の雄として何人もプロ選手を輩出している。

 一時期はプロ野球の巨人と広島の関係のように、広島から浦和に中心選手が引き抜かれていった。そんな中でもさらに選手が伸びてきて2012・2013シーズンにはJリーグ連覇を果たしている。

 公式HPでトップの日程に並列してユースの日程が掲載されている。この点については見習ってもよいのではないのかなと思う。トップとの差別化をはかる必要もあるかもしれないが、ユースに対する意気込みが一つ違うし、サポーターにもよりダイレクトに情報が伝わる。もっと幅広く支持層を得たい。
 鹿島のユースはコーチや新たな寮など環境が充実しているが、ソフト面でも改良されるといいだろう。