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子育て

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子どもとの暮らし,教育などについて記述した記事をまとめました。
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#不登校

n=1の経験を語るときに

 ご無沙汰しております。  noteの定期更新を(勝手に)お休み中ですみません・・・この春から大学で学び始めたこと、個別の学習支援をしている子どもさんたちもじわじわと増えていること、学校に関わるプロジェクトを始めたことなどで、アップアップしている。ここにまとまった文章を書く余裕がないかわりに、数カ月前から始めた個人Facebookに日々のことは綴っているので、西尾・西尾オットと面識ある方限定ですが、つながって下さるようだったらお友だち申請してください。ただあの、Facebo

君たち令和のガンディーだったんか

 おおおおーーーー!!! 今まで訴え続けて最も通じひんかったことを、広島県の教育長(平川理恵氏)が全部言ってくれている!!!!  と感激した記事がこちら。有料会員記事なので、見れない人はごめんなさい。  記事によると、教育長の平川さんは不登校の子どもたちのために、教室とは異なる学びの場所を「学校の中に」作る取り組みをされてきた。その教室は「SSR(スペシャルサポートルーム)」と名づけられ、「ザ・教室」とは異なる雰囲気の中で1人1人違う教科を学ぶことができたり、様々な学習の

ホームスクーリングに移行しました

 「おうちで勉強したい。」  ぶっちゃけ、青天の霹靂だった。  ムスメ氏は時々疲れて学校をお休みすることがあって、10日ほど前にも朝が起きづらく、「有給休暇をとりますか?」と聞いたら「とる」と言うので一足先に冬休みの休暇状態になっていた。ちょうど三者懇談の予定があったので、「これからのこと、先生に何てお伝えしておく?」と聞いたところの、迷いのない上記おことば。  えっそれってそのつまりあの・・・学校へはもう行かないってこと?でももう洛風中学(不登校の子どもたちのための京都

主体的で自由な

 公立中学校へ通いながら,時々フリースクールのアクティビティに参加もしているムスメ氏。登校フリースタイルを開拓していっているのだけれども(もちろん本人にそんな自覚はない),それが可能なのも中学校が彼女の選択を全面的に支持してくれているからである。「学ぶ場は中学校だけじゃない。フリースクールでの学びもムスメちゃんにとって大事な学び。」ということを積極的にムスメ氏に伝えて下さりもして,彼女は必要以上に引け目を感じることなく,その都度自分にとって必要な場所を自由に選択している。本当

「不登校キッズ」あらため

 ヒノキアタックで咳は止まんないし,変な声も(多少マシだけど)なおらない。モビルスーツ着て(乗って?)歩きたいの,私だけじゃないよねー?  と,相変わらず体調不良愚痴から始まる春先のnoteでスミマセン。いやもうほんとに,ボーっとしてるうちに春休みが終わってしまいそう。あと数日で中学校の入学式だなんて,え?小学校後半ムスメ氏がホームスクーラーだったということもあり,「学校へ行く」ということが現実味を帯びていない気が・・・やばいです,切り替えなくちゃ。  ところで私の友人の

学びかたはひとつじゃない

 自転車操業感半端ない3月。あっという間に小学生のムスメが卒業式を迎えそうだ。そのムスメが今熱心にしているのは・・・  アクセサリー作り。  3月17日の「あそば春」イベントで,またまた自分の店を持ってアクセサリーを売りまくろうとしている。しかしこの量産・・・すごい商魂よねぇ。びっくりするわー。  ところで秋から2月にかけて,彼女はお友だちと一緒に「北区こどものまち」というプロジェクトに参加していた。子どもたちが主体となってひとつのまちを作ろうというプロジェクトで,どんな

「そんなもん」の方をこそ

 今,梟文庫には学校に行っていない子どもたちがたくさん来てくれている。いやそれだけではなく,学校に行っていても非常にしんどい思いをしている子どもたちや,その親御さんたちから届けられる声も,どんどん,どんどん増えている。それらは本当に悲痛な,そして切実なSOSである。  一体,学校で何が起こっているのだろう。  わが子のことで支援機関へ行っても,もうすでに支援の方向性は学校への適応を目指すのではなく,いかに酷い義務教育環境をサバイブするかということが中心になっていることに大