おっぱいを刺身で食べたいと言われた話
わたしが永遠の18歳として性産業に従事していた頃、お客さんとして出会った人。
第一印象は「真面目そうな人」だった。
そんなありきたりな表現が一番に出てくるくらい、どこにでもいる感じの人。
背が高くて、肩幅は広めだけれど細身で、表情筋があまり仕事をしていない強張った作り笑顔が逆に誠実な印象だった。年齢はおそらく、父親より少し下くらいかな。
二言三言、言葉を交わして、すぐに会話が弾む感じではなかったから
わたしはいつもより少し声のトーンを落として、自分の脳内年齢設定を引き上げ