mii

不良少女が社長になるまでのhistoryです。波乱万丈な人生こそが、私を強くしてくれた…

mii

不良少女が社長になるまでのhistoryです。波乱万丈な人生こそが、私を強くしてくれた様なそんな気がします。

最近の記事

背負うということ

高校を卒業した私は美容専門学校に入学する予定だった為、最後の夏休み、お金が欲しくてバイトを4つ掛け持ちして頑張ってお金を貯めた。 バイト三昧で忙しかった為、学に2度目の別れを告げた。 もう後悔はなかった。 そして美容専門学校のスタート。 意外とハードだった。 学校が始まる前の朝の自主練に夜の自主練。 水商売もやっていた為、朝がきつかったのを覚えている。 今思えば、水商売は経験しておいて良かったなと思う。有名人のお客様への接客の仕方も、お酒の作り方も、呑みの席での盛り

    • セブンスター

      入学してすぐに一目惚れした男の子。 その名は学。 少し悪そうな見た目。体は細マッチョ。身長がとても大きく肌は地黒。顔はもこみち似のイケメンだった。 ある日、ハッピーな出来事が起きる。 学の友達伝えでメアドを聞かれ、仲良くなり、告白され付き合う事になった。 一目惚れから結ばれるなんて夢のようで、私は少女漫画の主人公になったような気分だった。 そして私の処女を捧げた相手はこの学だ。 学は想像通り不真面目な男だった。 喧嘩が一番強いと噂だった学は他校の連中としょっちゅう喧嘩をし

      • ソフトボールからソフトテニス

        あんなに死ぬほどソフトボールを頑張った小学時代。 しかし中学に入りソフトボールを続けるかやってみたかったテニス部に入るか悩み父に相談する。 すると父はこう言った。 『もうソフトボールは嫌って位やっただろ? やり切っただろ?中学はお前の好きなことをやれ』 そう言ってくれたが、本心はソフトボールを続けて欲しいんだろうなぁと、私はすぐ気付いた。 しかし中学に入学したらやってみたいと思っていたのはソフトテニス。 父にはテニスをやりたいと正直に話した。 すると父は笑って私

        • ソフトボールピッチャーエースになれるまで。

          私が小学生の頃の話だ。 私の父はずっと野球球児で、当時はエースピッチャーだった。写真を見せてもらったが、野球をする若い父はとてもかっこよく見えた。 あと1試合勝てば甲子園に行けたそうだが、惜しくも最後の最後にに負けて悔しい思いをしたと父は語っていた。 そんな思い出話を聞いていたせいか、父の影響を受け、『私はソフトボールでピッチャーになりたい!』私のその言葉で父に火がついた。 そして私とソフトボールの物語が始まったのだ。 小学校へ入学して、ソフトボール部に入部。 そして父は

        背負うということ

          小学生で鬱になったはるなちゃん。

          幼稚園の頃の記憶はほとんどない。 小学生の頃の記憶もそんなに残っていない。 しかし、小学校6年生になったばかりの頃だ。 身体が細くてガリガリだった私は病弱で、部活動で怪我をしてはよく保健室に通っていた。 その時出会ったのが、はるなちゃんだ。 はるなちゃんはほとんど毎日保健室にいた。 でも体調が悪そうな訳でもなく、当時はサボりたいだけなのかな?と思っていた。 ある日の事だ。 また保健室に行くとはるなちゃんから手紙を渡された。交換日記しない?本は私が買っておきますと。 少し奇

          小学生で鬱になったはるなちゃん。