NSC


note読んでくださったり、サポートしてくださったり、ありがとうございます。

前回の続きのNSCに入った時の話を書きたいと思います。

21歳の時にNSCに入りました。

NSCはクラスごとに分かれています。

初めは適当に決められたクラスです。

しばらくしたらネタ見せをして、能力ごとにクラスが振り分けられます。

私は1組でした。女子クラスです。

女子だけ一つのクラスにまとめられます。

初めのうちは一人でコントをしていました。

今でも言われていますが、

声が小さすぎて何を言ってたのか分からない。

という総評を毎回頂いていました。

コンビは組みたかったのですが、女と組むのは絶対に嫌でした。

なぜなら自分が女だからです。

めんどくささは知っています。仲良くできる気なんかしません。

かと言って、男でコンビ組んでくれる人はおらんやろうなと思っていました。

6月になると相方探しの会という会が開かれました。

コンビを組めていない奴らが集まり、大喜利やギャグなどをみんなの前でやり、自分をアピールする場です。

私は大喜利の時に思いついたら前に出ていました。

あまりウケず、クラスの調子乗りタイプの奴らがめちゃくちゃ前に出てウケていました。

あー、私は面白く無いんだな。辞めた方が良いな。

と思って、体育座りをして、見る方に専念しました。

終わってから、アシスタントの先輩が、

岩倉、大喜利めっちゃおもろかったな!

と声をかけてくださいました。

めちゃくちゃ嬉しかったです。

ありがとうございます。と言って教室を出ようとすると、

岩倉さん。

と、呼び止められました。

振り返ると、男がいました。男は、

岩倉さん、大喜利おもれかったな。もしよかったら、アドレス交換しようや。

と言ってきました。

なんか上から目線やな。でも面白いって言ってくれるんだったらいいか。

とアドレスを交換しました。

出会いから今まで中野さんはずっとキモいです。

それを機にお互いネタを見せあったり、遊んだりして仲良くなり、

8月頃にコンビを組みました。

一番初めに作ったネタは、

ラジオのゲストで来た女性アイドルが、包丁を持ち込んでいて自分が気に入らないことがあったらそれで脅すというコントでした。

誠に残念ながらすぐに捨てました。

初めはコントをしていたのですが、先生に、

漫才をした方が分かりやすいけどな。

と言われたので、その日から漫才をずっと作りました。

それからしばらくしてあったクラス分けでは、Aクラスに入りました。

地元の友達とNSCに入る前に撮ったプリクラに、

Aクラスに入る!!

と落書きをしていたので、入れてひとまず嬉しかったのを覚えています。

その後在学中に色んな舞台を経験させてもらいました。

芸人になりたいくせに声出すの恥ずかしいし、緊張するしだったので、

人前で何かをやるという度胸を作る場をたくさん用意していただけたので、感謝してます。

ギャラが弁当というあの仕事だけは未だに納得出来ていませんが。まあええか。

NSCに入ってよかったです。同期ができました。

仲間です。友達です。

一生一緒にいると思います。

一生ずっといられるために頑張らないといけません。

芸人になってよかったです。

住みやすい世界です。水が綺麗で澄んでいて、泳ぎやすくて、とても気持ち良いです。

優しい人しかいないです。

誰も邪魔してこないです。

たくさんの優しさをありがとうございます。

一生一緒にいられるように頑張ります。



それでは、また。



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