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時間差で届く言葉がある

最近、「あぁ、あんな事言わなければよかったかも・・・」と思う事があった。

詳しくは書かないけれど、その場の多数意見を否定する事を言ったところ、なんとなく共感を得られていない気がしたのだ。

反対意見を言ってるんだから当たり前なのだが、私にはこういう弱さがある。自分の意見を聞く人の顔が、険しかったり、共感を得られていない気がすると、一気に萎縮してしまうのだ。特に仕事上でそんな事があると、もはや恐怖で、のどは震えるし、もう早く終わってほしい!!!という事しか考えられなくなる事がある。

今回は、別に仕事の事でもなかったし、ただの飲み会の出来事だったので気にしなくてよかったのだけれど、なんとなく悪い事をした気になって、ふとした瞬間に脳内反省会を開いている自分がいた。

そんな中、そのもやもやが一気に癒される出来事があった。

飲み会の場にいた人から、「あの言葉を聞いて、改めて色々考えてみたらそうだなって思った」という言葉をもらったのだ。

たったそれだけ・・・でも、私にとってはとても大きな言葉だった。

言葉ってその場で届くものだけじゃないんだ、という事を実感したのだ。

話は変わるが、今の仕事は私だけでなく、当社にとって初めての仕事だ。面白くて刺激的だが、指導者やリーダーは不在。仕事の成果が上がっているのかも非常に分かりづらい。何が正解なのか、本当に分かりづらいのだ。

ここ最近、そんな状況に疲れていたし、いっその事部署異動をさせてもらおうか・・・そんな事を思ってしまう位には悩んでいた。

でも、今回の出来事から、そんな仕事をやり通すために大事な事を学んだ気がする。

目の前の結果や評価に固執せず、自分の思う正解を提案し続ける事

それはとても勇気がいるし、正解が分からないだけに常にもやもやと戦わなければならない。でも、何かを産み出す仕事ってきっとそういうものなのだと思う。それを正解にする為に、勉強する、考える、アウトプットする。それを繰り返すしかない。

経営者って、そういった意味で本当にすごいと思う。自分の決断が、社員を路頭に迷わすことになる可能性もある。でも、変化なしには生き残れない。決断をして、それを正解にする努力をし続けるしかないのだ。

私、この一年この怖さに負けていた。目の前の相手の笑顔がないと、自分の意見を言う事が出来なかった。でも、そうじゃないんだ。

相手がどうであれ、自分の意見をきっちり言い切ること。

そして、それを言えるレベルには、自分の意見を整理してから伝えること。

人の評価に惑わされず、自分の意見を言える自分になろう。

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