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SAAを取得したのでエンジニアとしての歩みを振り返ってみようと思う【2000文字】

みくじらです。


Twitterでは旅×エンジニアについてよくツイートしてます。


時期に関係なく旅に出ているので、よく
「フリーランスですか?」
と聞かれることが多いですが、普段は会社員です。


noteはアカウントだけ作って何も書いていませんでしたが、当時に思ったことの備忘として記録に残していこうかと思い立って書いてみることにしました。



さて、タイトルにあるSAAについて。


正式名称は「AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」。

AWS認定資格の一つです。AWSを扱うエンジニアにとっては登竜門的存在です。
SAAは勉強を始めて2か月くらいで取得しました。

ものすごく当たり前のことですが、ちゃんと勉強しないと取れません。

そこそこの勉強でそこそこの理解があれば資格は取れるだろうと思っていた自分を殴ってやりたいです。

(2018年にもっとやさしいエントリー資格の「クラウドプラクティショナー」が出ていますが、これはエンジニア以外の人にもとっつきやすい、ITパスポート的な資格なので、会社の方針によりすっ飛ばすことにしました。)

ここからエンジニアとしての歩みを振り返ってみると
私は2017年に新卒でエンジニアとしてキャリアをスタートし、2019年12月に転職をしてAWSに力を入れている会社に転職しています。

一日8~9時間、場合によってはそれ以上の時間を会社で過ごすなら、まるっと技術の習得に使える環境に変えようということで技術寄りの会社に転職しました。

AWSといっても業界の人以外はあまり通じないのですが、アマゾンがやっているクラウドのサービスのことです。

私がこれまで扱っていた技術は主にCisco機器を扱うネットワークの世界です。


この時点で?の人も多いのですが、ひとまず続けます。

Ciscoはネットワーク機器業界シェア一位を誇るグローバル企業です。

予算が潤沢にある企業はほぼCiscoのネットワーク機器を採用していることと思います。


その他に扱ってきた技術といえば、新卒の研修時代にJava、画面を作るためにHTMLやCSSの基礎、動きをつけるためのJavaScript、データベースはMySQLを触ったくらいです。


実務でやっていたことは、いわゆる上流工程。ポジションとしてはPMOってやつです。

PMOは「Project Management Office」  のことを言います。
専門用語として調べるとうまく腹落ちしないのでざっくり、プロジェクトを円滑に進めるためのサポート役です。

  2年くらいPMO業務に携わってきて言えることは、「何でも屋さん」であるということです。

具体的な業務内容は、
プロジェクトによっては定例会議に出席しては議事録にまとめたり、
スケジュールを引いて視覚化したり(WBSと呼びます)、 

プロジェクトの課題管理をしたり、
ネットワークの回線やら機器の出し入れのための調整をして資料を作ったり、
設計資料をレビューしたり作ったり、
運用に渡すためのドキュメントを作ったり、
時には発生した障害の原因究明と対応を行ったり、
プロジェクトのフェーズによってやることが変わってきます。

ある一つの大規模プロジェクトにフォーカスすることもあれば、大小含めて様々なプロジェクトを並行して担当することも。


転職するまでは、「誰でもできることなのでは?」、「自分がやっていることって価値出せてるの?」と思っていたのですが

いざ自分の市場を見てみると、経歴的には珍しくて、評価してもらえていることがわかりました。


上記では触れていなかったのですが、珍しいといわれる経歴はPMO業務そのものよりも、プロジェクトの要件にあった「PCIDSS」に対する理解でした。

※PCIDSSはクレジットカードの国際セキュリティ基準のことをいいます。

逆に、私が今持っている専門性はこれくらいかもしれません。

自分の市場価値を見出すなら、やっぱり専門性は大事なのかもしれません。

今はAWSで様々な業務が効率化できたり、自動化できる環境に革命的な感動を覚えています。

ただし、JavaScriptでプログラムを実装したみた身からすると、「コード」だけは自分で書かなければいけません。

AWSの売り文句に、よく「お客様はコードを書くだけで~」とありますがこのコードを書く作業はそんなに簡単でも楽でもありません。

そういった意味では、プログラミングができることはエンジニアとして価値あることだと思います。

日本ではプログラマーが軽視されがちですが、プログラムを動かすためのロジックを頭を使って考える尊い職業です。


ざっと振り返るとこんな感じです。

しばらくは今の会社でAWSの知見を深めながらエンジニアとして修業を重ねようと思います。

その後のキャリアは具体的には描いていませんが、ひとまず東京にはいないんじゃないかな~と思ってます。

「時間と場所に縛られない」フィールドにある職業の一つだと思っているので。

今はすべてが理想の環境でないにしても、決して楽をしようとは思っていないのでちゃんと自分の足元を固めてキャリアを積んでいきたいです。


また気分が乗った時にnote書いていきます。

それではまた🐳

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