マガジンのカバー画像

【高校教師のひとりごと】

12
運営しているクリエイター

#日本教育

#9【高校教師のひとりごと】終業式前日の恒例行事

#9【高校教師のひとりごと】終業式前日の恒例行事

本日は終業式。

学校へ向かう10分間でnoteを書いています。拙文ご容赦ください。

毎年年度末、生徒と最後の日を迎えるのは辛いもので、どれだけ叱ったことも、労力をかけさせられたことも忘れて、あと少しだけ一緒にいたいと願ってしまいます。

ですが、少し足りないくらいがちょうどいいのかな。

いつも生徒には、

・一年の思い出の写真が載ったアルバム
・ひとりひとりへのメッセージ

をプレゼントして

もっとみる
#4【高校教師のひとりごと】 今年度、授業納め

#4【高校教師のひとりごと】 今年度、授業納め

今年度の授業が全部終わった!!!最高に解放され、かつ安堵の思いです。

振り返れば 382回、生徒の前に立っていたようです。

日々の中でどれだけ教壇に立っても、40人の視線が集まることに緊張を覚える事は変わらない。

その緊張に奮い立たされるように、授業時間以上に準備をして臨み、100%の力を出し切った事は私にとっての勲章です。なかなか満足いかない時ももちろんあったけれど。

来週からテストが始

もっとみる
#3【高校教師のひとりごと】 先生として生きる前に

#3【高校教師のひとりごと】 先生として生きる前に

先生として生きる前に、私として生きる。

先生という肩書きは、作られたものだから。

やるべきこと以上に、

私の内から湧き上がるものを大切にしたい

と思う。

先生という肩書きって、私の在り方を変容してしまう時があって。

ちゃんとしなきゃ、とか。
自分を押し潰してしまうほどの業務量とか、
教師として曲げられないルールのボーダーとかね。

これほんっとうに、ほんとなの。

いちばんつらいのは、

もっとみる
#2【高校教師のひとりごと】 1年を振り返り思うこと

#2【高校教師のひとりごと】 1年を振り返り思うこと

3学期も末。高校2年生の担任として今感じることを記しておこうと思う。

高校1年生の時には、とにかく明るく楽しく、褒めて褒めて褒めて、「あなたは愛されていて価値がある」っていうことを自分なりに発信してきた。

それが私の教師としての軸。愛されていて価値ある大切な人だと言うことを知って欲しい。

今年は高校2年生の担任。高校2年生は部活や行事で中心の存在として活躍する時。自分の殻を越えて挑戦する人に

もっとみる