悪魔に魅入られて

私はまだ親のように慕って信じてきた好きだったあの人（Ｗ）を忘れてないのに

悪魔から魅入られてしまったようで

また試練が忍び寄ってきてる

以前マッチングアプリで知り合い一度だけ食事にいった人は

こんなところとサイトを馬鹿にして

私はなんでこの人と一緒にいるのだろうと反省して帰宅したのであった

ハイスペックな男の庶民（いきおくれ私）への鬱憤晴らしかと思い

金輪際関わらないと思ってそこそこ批難を覚悟で嫌味を言った

その後登録をやめてメールも放置してた

W（好きだった人）と話すこともなくなり時間を持て余した私は

ネットの断捨離でそのメールを消そうとした

読んでみると何故か短文だけどとても気になって出来心で返信

「よかった。君はお気に入りだったんだ」

当時全く伝わってこなかったし

冷やかしでしかなかった

暇なので性格診断16をやってもらうことに

「ＥＳＴＪ」

可哀想この人も少数で嫌われ者なんだ

わかるわかるなんか女に好かれなさそうだもん

計算高い女には好かれそうだけど蹴散らすだろうなあの性格で

私も同じＴＪで嫌われもんなんだよ(笑)

と返したら

こんなのしたことなかったしなきゃよかった

とイラついたようでスカっとした

ハイスペックな男性を苛めるのはいいな

あれ？私もブーメラン

そういう対象？として相手が連絡とりたくなくなるまで暇をつぶそうか

そう思い連絡を再開しはじめたのだ

※訂正

ＥＳＴＪ幹部だった

彼は大学病院で「やり手の若手」と言われてると自分でいってた

背も高く見た目も良いアラサー身内は医者だらけのサラブレッド

英才教育をうけ自立心はあり申し分なく

だけど家を継ぐ気も開業する気もなく

とにかく現場主義で仕事を楽しんでる人

まわりでは結婚願望がないことも分かられて

更に動物も、子供も嫌い

いくらハイスペックイケメンでも将来が見いだせずモテないよね

結婚願望はないくせにマッチングサイトにいたのなぜ？？？？？

私が役に立ちたいもそばにいたいも考えなくて済む

どうでもいい種類の人間

考えは、私の仕事に対する姿勢と似ててそこは共感はもてた

全くちんぷんかんぷんなのに仕事の話や朝夜の挨拶

合間を見て連絡とか頼んでもないのにマメ

暫くメールも読まずに放置してたのにしぶとい

なんかそういうのも私に似てるなロックオンした人に対する姿勢

恋人じゃないから彼の仕事の事を覚えて会話を成り立たせようという気もないし、期待もしてない、あしらう私しかいない。でも彼はＭ男ではない

冷やかしにしては腑に落ちなくてなんだコイツと気になる様に

私得なのは、暇があるとメソメソする私の気休めになり始めてること

勿論前回の恋愛で怖いので両想いなんて私の世界にはないから騙されないようにしようと防衛本能がめきめき張ってる

なんで私とはなしてんのよ？（絶対つまらないはず、つまらないことしかいわないし時々イライラしてるようだ）

取りあえず聞いてみた中間経過だ

そしたら

なんだか私が忘れられずに好きなのかもしれないとか

ほざきはじめてきた

まだ年齢はひかえさせていただくが

7LDKの家を所有・生命保険・お墓・貯金

決して裕福とは言えないが周りに迷惑かけずに寧ろ小さくプレゼントできるぐらいの財産はもって、好きな仕事を短時間し、ジムに通い、だらだらと人間観察もしたり冒険もしたりしてはたから見ると贅沢さえしなければそこそこ恵まれて自由に暮らしている

若い頃色々と濃縮してきた賜物

残念なのは
他人が関わる「恋愛」だけは手に入れられなかった

だから

恋人との繋がる快感セックス

恋人との思い出一緒の喜び

これが人生のパーフェクト化になるべき要素で

憧れはやまない妄想は膨らみ心を揺らす

残りの人生捧げられたら思い残すことはない

だから医者に好かれようが、社長に好かれようが、愛人に誘われようが

今の人生を手に入れる前だったら考えたけど必要なくなった

（へたに他人の嫉妬も羨望も浴びたくもないし面倒くさい）

ほそぼそと身を寄せ合い小さな部屋で小銭をためて旅行にいくとか

一つの肉まんを半分こして美味しい♪とか

そういう世界を切望するラストドリーム

そして気心の優しい志を高く勤勉でエロいＷを見つけた時は

これだこれなんだと武者震いが止まらなくなった

もう何でもしてあげたいし何でもされたいと思った

しかし拒絶されて・・・・・・・

・・・・・・

・・

暇つぶしの男がこのハイスペック

世の女性に申し訳なさすぎる

でもまって？多分彼はもうすぐ私に飽きるはず

存在自体が冷やかしの私なんてとてもとてもなんだし

御曹司が冴えない女に惚れるなんてドラマの世界だから

でもその冴えない女ってドラマだと美人女優がやってっからね

1人の人生は性的以外はＯＫな私というのは

高齢・子供は産めない・スタイル悪い・頭も悪い

男性にモテない要素の総合商社だかんね

結論は二通り

このハイスペックは、不屈の精神でまだ生きてる私に

悪魔からの刺客

コロナの影響でハイスペックさんは時間に余裕が出来

既読されぬメールを暇つぶしにやってただけで

つれない低庶民の私が靡かないから楽しんでるだけだ

もう一つの意味・神様の労い

ほんとに前の人とは真逆の人間で、考えもドライでクール

ストレスもたまらないって豪語するメンタルつよ男

何から何まで全く違う存在を投下されてるから

どういうところが好きなのよ？やっぱり又聞いてみる

「やりとりかな、なんか楽だ。あと時々可愛いところがある。考え方は苦手（前の男の話をメソメソと憂いた件）だけど嫌いにはなってない。」

なんともまあスッキリしない答え

だけど、メールのやり取りと印象だけでこんなに時間を割いてるのは

事実なんだよなあ

悪魔？に飽きられるころに

私の価値観や考えが変わり

痛みが消えてしまえばいいのにな

医者なんだからせっかくなんだから

そこんところ治療してほしいよ