Misa Yoshida

大学4年生。スペイン語を専攻中です。 就職活動を始めて、【生きるってなんだろう?】と悩…

Misa Yoshida

大学4年生。スペイン語を専攻中です。 就職活動を始めて、【生きるってなんだろう?】と悩み始めたことを発端に、読書や自己内省、哲学に関する勉強を始めました。 マドリードに留学していましたが、新型コロナの影響で帰国。そこから人生の迷走が始まりました。拙い文章を、思いのままに。

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  • (大学)4年生の読書感想文

    本を読んで感じたこと、考えたこと、面白かったことを書いた記事をまとめました。 【読書感想文】というだけあるので、クオリティは…ね。

最近の記事

自分の名前→両親に超感謝してるって話

#名前の由来 のタグを見つけ、久しぶりに書きたくなった。 自分の名前・実咲(みさ)は3つの由来があるので、それについて忘れないように書いておこうと思います。 (そんな大切なこと忘れないだろう、とも思うけど、いつ記憶喪失になるか分からないですから…ね) 友達にも、名前の由来を聞くのがとても好きなので、自分のも書いちゃいますよ〜! 1. 祖母2人の名前(読み)これがおそらく、一番大きいところだと思います。 祖母①は「みちこ」さん、祖母②は「イサ」さんと言います。 その

    • 《ふるさと》はどこにあるのか

      東京のとあるデパートで、北海道物産展が盛況だったらしい。地方の名物を近くのデパートで購入できる、とてもいいイベントだと思う。 それだけでなく、街にはさまざまな地方の「アンテナショップ」があり、名産物を売る場として活用されている。 ある日、駅の構内で、臨時の物産展をしているところを見かけた。確か、東北地方のものを取り扱っていたと思う。 その垂れ幕には、「ふるさとのあじ」と書いてあった。 そこで、疑問がひとつ。 「果たして、このイベントは東北を《ふるさと》として持つ人に訴

      • 三島由紀夫 『にっぽん製』とアナログな恋愛

        またまた三島由紀夫の作品を読みました。どうも私は、三島作品の中でも、恋愛に関するものが好きみたいです。 今回読んだのは『にっぽん製』。フランス・パリからの帰国便で出会った、境遇の違う男女の恋愛物語です。 なぜ三島作品の恋愛が好きなのか?三島作品の恋愛ものを好んで読む傾向があるみたいです。『潮騒』や『憂国』(恋愛とは言えないかもしれないが)も、読んでいてとても好きになった作品です。 『潮騒』を読んだ時には、「自然描写に絡めた心情表現が好きなのかな?」と思っていました。です

        • 三島由紀夫 『卵』

          もしも卵が喋ったら…卵がヤジを飛ばしたら…もしも「卵刑法」があったなら…。 今日は、先日読んだ三島由紀夫短編集の中で、最も印象深かった『卵』の感想について書きたいと思います。 あらすじ (ネタバレ)この物語では、タイトルの通り「卵」が鍵になっています。 主人公 (といっていいのか微妙な)の5人の学生たちは、どいつもこいつも変なやつ。女たらし、怪力、嘘つきなど…個性豊かな5人は共同生活をしています。 その朝食時、必ず生卵を飲むことが5人の習慣でした。 そんな5人が一緒

        自分の名前→両親に超感謝してるって話

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        • (大学)4年生の読書感想文
          2本

        記事

          類型化に救われた話

          こんにちは。今日もだらだら書いていきます。 お題は、「類型化」です。 最近、「型にはまるな!尖れ!!」と叫んでいる方をよく見かける気がします。 もちろん、それはそれで大切だと思うのですが、今回は反対に「類型化もこんな利点がある」ということについて書きたいと思います。 類型化とは複数の事項の中から、性質などが共通するいくつかの項目を類型としてまとめること。分類、カテゴライズとも言う。 だそうです。 自分が悩んでいた「人と違うところ」人それぞれ悩みはありますが、私の場

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          生きるって、結局なんなん

          「生きるって、結局なんなん」それが、私の中で避けて通れない問題となったのは、就職活動を始めてからだ。 世でいえば「そこそこいい大学」へ行き、長期留学もして、家族に囲まれて暮らしている自分が、まさか【たった一つの疑問】によって死ぬことを真剣に考えることになるとは思ってもなかった。 この問題に明確な回答は存在しないと思う。個人によって、回答は違うからだ。 しかし、「世の中の人全てが答えを持っている」というのもまた違うと思う。もっと無意識に、流れるように生きている人も多いので

          生きるって、結局なんなん