「委員は恋に飢えている!」第7会
第7会「体育祭①」
体育祭当日、俺を含めた催事委員はみんなより早めに学校に集合となっていた。
当日準備や流れの確認などをするためだ。
催事委員室に行くと、そこにはいつもと様子が違う社先輩がいた。
いつもは少しぼさっとしている髪もしっかりまとめられ、寝るときにもかけたままだったメガネもかけていない。
「おっはよう!みんな。今日の体育祭、張り切っていこう!」
そしてテンションもおかしい。
「副委員長、これって」
「ああ、言っただろ?委員長はイベント当日になるとスイッチ