見出し画像

梅雨に聴きたい音楽 Oohyo


今日は梅雨の天気によく合う音楽を紹介します。

韓国生まれの米国育ち、現在はロンドン在住のOohyo(ウヒョ)ちゃんは、所謂K-POPではなく、Alternative pop, Indie pop と言われるジャンルに入るのだと思う。 まだ20代半ばくらいの女の子。 (自分の好きなアーティストの年齢がどんどん年下になって、自分が着実に歳をとっている事実を否応なしに感じる今日このごろ。 気持ちだけは若くいたいな。。)

彼女は作詞・作曲・アートワークなど、基本全てを自分で手掛ける歌手でありアーティスト。 透明感と憂いを感じる彼女の声、電子音ビートにのったポップさと裏腹に、どこか懐かしいメロディで、他のアーティストにはない唯一無二な世界観を感じさせる。 韓国人ということも関係してると思うけど、どこか湿気を感じるというか、欧米のアーティストにはないアジア的な空気感が、肌レベルで親しみを覚える。  彼女の曲の持つ、しっとりとしたアンニュイさは、梅雨で気分が少し落ち込みがちなときに聞くと、とても心にしっくりと落ち着く。

過去の2つのアルバム『Girl Scene』『Adventure』、アートワークも含めて、すべての曲がわたしのツボ、ストライクゾーン。 そして、去年発売された 『Far from the madding City 』は、前作に比べてより大人っぽさが出て、大人の女性の凛とした強さ、優しさ、哀しみを感じた。 このアルバムを聴いて、より彼女の才能の広がりに驚きました。

以下に過去3つのアルバムから、特に好きな曲を1つずつpick upします。

"This is Why We're breaking up"  from AL : Girl Scene

テンポの良いメロディに、恋が終わった時の切ない歌詞が、胸にギュッとくる。 最後の方のドラマティックなメロディも、雰囲気があって、短いけど、とても好きな曲。

"Goodbye" from the album Adventure

なぜか「オーバーフェンス」の映像が使われていますね。(オダギリジョー!) 韓国語と英語のミックスの曲、どんな内容の歌詞がまではわからないけど、物憂げで悲しみを感じさせる、雨の日に聴きたい音楽です。

"Brave" from AL "Far from the madding City"

新しいアルバムの中で一番好きな曲です。 歌詞が英詞なんですが、簡単な英語で唄われているので、口ずさんだりしてみたり。 恋愛の途中で、自分に自信がなくなってしまった時、この曲を聴くと元気づけられます。 もう一度勇気を出して、自信を取り戻して、って言われてるみたいで。

歌詞はここで読めます。

アイドルが有名な韓国だけど、インディーズやロックもソウルや釜山を中心に、たくさん面白いアーティストが出てきている。 わたしはまだ、そのうちのちょっとしか知らないけど、沼にはまらない程度に、少しずつ掘り起こしていきたいな。 

You tube チャンネルで公開している彼女のVlogも、彼女の世界観が反映されていて、とても好きです。 話している時の声が、落ち着きます。

今日は初めての音楽レビューでした、マニアックな音楽趣味なので、とても偏ってますが、また書きたいな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?