私とペリーと関根勤と…

クイズ番組が好きです。
学習系のクイズも謎解き系のクイズも、
全般的にクイズが好きなのでよく見てます。

東大王とか、
まったく敵わないような問題が出る番組も好きです。
答えられなくてもなぜか楽しいです。

「ひゃー
こんなところまで勉強してるんだ！」

と、感心と尊敬の念を抱きながら
楽しく見てます。

たまに偉人の問題で
肖像画が出てくる時がありますが、
やっぱり【ペリー】は鉄板ですね。
みんな大好きペリー。
ペリーの絵を見るたび考えることがあります。

見たことないほど巨大な黒い船で
いきなり海にやってこられて、
当時の地元住人たちはどれほど怖かっただろうか。

怖いとかいう感情じゃないのかな。
好奇心の方が強いのかな。

「なんだあれは」
「動いてるのか？」
「ん？」
「なんだ？あれは」
「真っ黒だな」
「相当でかいな」
「なんだあれは！」
「見たことないぞ、あんなもの」
「どこに行くんだ？」
「なんだ！あれは！」
「こっちに来てないか？」
「おいおい冗談だろ」
「なんなんだ！あれは！！」
「おいおいおいおい」
「おいおいおいおい…」

いや、やっぱり怖い。
好奇心もあるけど恐怖心の方が上回る。
私が地元住人だったら絶対怖がってる。
一目散に逃げたいところだ。
しかも、そこから降りてくるのは
見慣れない顔立ちの異国の人。

「誰！！！」
「何しに来たの！」
「この世の終わりか…」

くらい思っちゃうな。
腰抜けちゃうよ、絶対。

ペリーは鎖国してた日本に開国を求めるんだよね。
「国を開きなさい」

全然関係ないけど、
関根勤さんのペリーのモノマネが大好きで、
私の中でペリーは関根さんの声でいつも再生されます。

「国を開きなさぁい」
（CV：関根勤）

もうこれは絶対。
きっと私が死ぬまで、脳内ペリーの声は関根さんであり続けるでしょう。

結局日本は開国することになるんだけど、
勇気いるよなぁ。
怖いよなぁ。
まったく歴史に詳しくないから分からないけど、
たぶん日本を守るためでもあったんだろうなぁ。

もし今、
空を覆うほど巨大でギラギラな飛行物体が
いきなり現れたらどうなっちゃうんだろうか。

「なんだあれは」
「飛んでるのか？」
「ん？」
「なんだ？あれは」
「ギラッギラだな」
「相当でかいな」
「なんだあれは！」
「見たことないぞ、あんなもの」
「どこに行くんだ？」
「なんだ！あれは！」
「こっちに降りてきてないか？」
「おいおい冗談だろ」
「なんなんだ！あれは！！」
「おいおいおいおい」
「おいおいおいおい…」

見慣れない顔立ちの異星人登場。

「誰！！！」
「何しに来たの！」
「この世の終わりか…」

腰を抜かす者あり、気絶する者あり。
リーダーと思しき異星人が求める。

「この星を開きなさぁい」
（CV：関根勤）

こうなっちゃったら、
おそらく地球も開かざるを得ないよなぁ。
勇気いるけど、怖いけど、
その決断はたぶん地球を守るためなんだろうなぁ。

地球が長生きできますように。


ペリーの肖像画から、
地球の未来にまで想いを馳せることができました。
さすがみんな大好きペリー。
なぜかみんな忘れないペリー。
きっと私も死ぬまで忘れないでしょう。
ペリーと関根勤とリーダーと思しき異星人を。