働くことが嫌になる職場


働くことが嫌になる職場では、このようなことが起きています。

1 意見すると「じゃあやっといて」と言われ、仕事がどんどん増えていく
2 提案しても、根拠なくすぐに否定される
3 上司の好き嫌いという感情論でパフォーマンスを制限される
4 すべて担当者に責任を押し付けられる

これでは、働くことがまるで罰ゲームのようです。何が罰ゲームかと言うと、これでは意見を言ったり提案したり一切できなくなるということです。

仕事では、本来、どんどん意見を出し合いながら議論し、反対意見であってもリスペクトされ、健全的にワンランクアップの結論を導き出すべきです。

しかし、年功序列や職位の差で、議論や提案できなくなるような職場は、心理的にとても不健康です。

こうした不健康な職場にいると、働いている人たちの真理はこのようになっていきます。

1 知識が無いと思われたくない(知らないことでも知ったかぶりをする)
2 無能と思われたくない(ミスを隠す)
3 不要な人間と思われたくない(できない仕事でも無理してやる)
4 反対者と思われたくない(嫌われたくなくて自分の意見を言わない)

これが組織のために頑張ろうとした人への罰ゲームがもたらす結果です。そして、働く人たちはこの罰ゲームに怯えて、積極的にチャレンジすることを止め、益々委縮して自分の最大限のパフォーマンスを発揮することができないようになります。これでは、WIN-WINの正反対のLOOSE-LOSSEで、会社や組織にとっても、百害あって一利なしです。

誰もがなんとなく抱いている自分が属する組織のイメージを言葉にしてみると、問題が明確になります。こうした問題を抱える組織は、チームとして機能しているように見えますが、実は忖度が上手な単なる人が集まったグルーくであり、崩壊の一途をたどっている組織と言えます。

それが顕著に表れるのがリモートワークです。今まで職場でつながっていたと思っていたけれど、リモートワークになって全く会話が無くなったのであれば、それはまさに人が単に集まっていたグループです。チームであれば、リモートワークであろうが、対面する職場であろうが会話が無くなることは決してありません。

さあ、あなたの属する組織は、単なる人が集まったグループですか?それとも何でも言い合えるチームでしょうか?

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