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P/LとB/S、どっちが大事?

貸借対照表(B/S)と損益 計算書(P/L)、どちらを重視すべきでしょうか。

経営者は、どれだけ利益が出たのか、赤字が増えたのか、その期の累計でどうなっているのか、P/Lを重視する傾向があります。P/Lをもとに、利益や赤字の増減の原因を探り、問題があれば対策を打ちます。

経営者はP/LほどB/Sを丁寧に見ません。支払いや返済に必要な現金や預金などの手元資金がどれくらいあるのかを把握するぐらいでしょう。それ以外の項目についてはあまり細かく見ていない経営者が殆どです。

B/Sとは、会社の財務状況を明確に示すものです。つまり、会社設立から現在に至るまでの経営累積を示し、これまでの経営状態を一目で分かるのがB/Sです。

B/Sは、流動資産が多く固定資産が少なく、そして流動負債、固定負債、純資産の順で増える形が理想です。

借金が少なく現預金が多い財務状態にするには、固定資産と流動負債を減らし、流動資産と純資産を増やす経営が経営者に求められます。


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