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みんな一緒だけどな

今年を振り返るような時期になってしまったなぁ。何もかも自粛を余儀なくされて・・・これからどうなんだろ・・・って感じ。みんな一緒だけど。演劇の界隈は以前のようにとはいかないけれど徐々に再開し始めている。それを横目で見ながら
のぞき部屋の再開の時を睨んでいる私は、一日のうちでも考えがころころと変わる。予防対策を万全にして規模を大幅に縮小して演者は一人で野外でやろうと思う時間と、自分や家族、友達、参加してくれる人、そしてもちろん観客。だれか一人でも罹患して嫌な思いをすればそのダメージは・・・と、悪いシナリオに震えてしまう時間が等しく静かにすぎていく。そんで、いつも辿り着くのは、『感染だの予防だのと考えがよぎりながらやるのはなんかちがうなぁ』ってことで・・・。例えば、のぞいてみたらフェイスシールドをしながら演技している役者が目の前にいたら、それは【2020年現在】でしかなくて。【感染症がどこか片隅にあるもの】として描かれるよなっと。つまんねーって。やるかやらないかの選択肢から離れてそんなことをずっとずっと考えている。後悔をしないように生きていきたいけど。みんな一緒?

砂場に大好きな飴玉が落ちてしまいました。
あなたは、あーあ、と嘆いて終わりですか?
それとも、飴玉を拾って砂を綺麗に取って口にしますか?
しばしなやみつづく

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