俳優について。その①(主にのぞき部屋演劇で)

ミロでは観劇の前、のぞき部屋施設の前に出演俳優のポートレートを掲示して、のぞいてみたい俳優を、観客に選んでもらっています。
つまり、俳優は、お客様から選ばれなければ、出演できない仕組みになっています。
出演交渉の際、『もしかしたら【出演している】のに【出演できない】っていう不条理が起こりえますが、ご了承ください』と、説明したりするのですけど、たいてい、まさか〜そんなこと!ハハハ・・・って苦笑いされます。
ま、仕方ないっす。わたしがその俳優の芝居が好きで出演をしてほしくて依頼しているのに、意味がわかりません。
その時のお客様の気分・ニーズと合わなければ・・・その不運が・・・悪循環となって重なれば、【NO ORDER】です。
俳優って、演技や容姿に自信のある人はもちろんのこと、どんなにすまし顔でも逆に人生リハビリ中みたいな自信の欠片さえなくても、結局のエゴイストです。なのにねー…笑。
その逆に選ばれた俳優は、芝居が始まる前から求められてそこに立つことになるわけでエゴは増幅します。「みなさんの声援が力になりました!」ってやつです。
このやり方が、健全なのか不健全なのかわからないですけど、なかなか無いシステムなんじゃないかなと思うのでしばらく続けようと思っています。
ちなみに次回は、2名しか出演しません。2択です。
過去、NO ORDERを経験した俳優。その栄えあるNO ORDERを初めて経験した俳優。そう。やらかした俳優は誰でしょーーーーう!!!


私です。

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