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【デッキ紹介】殺意マシマシーン

初めての方ははじめまして。そうでない方も、またご覧になっていただきありがとうございます。ミルガです。
2022年一発目のデッキ紹介記事です。今年もよろしくお願いします。

1.使いたいテーマ&コンセプト

今回の使いたいテーマは「スプリガンズ」です。

残念ながら今回は出番なしです()

いくつかおもしろそうなカードがあったので、以前から興味があり今回形にしました。


1.1.ブラザーズ&ロッキー

ブラザーズを手札から墓地に送ってロッキーを蘇生し、ロッキーによってブラザーズを回収する毎ターン手札コストを稼ぐことができます。スプリガンズの昔からあるデザイナーズコンボです。

蘇生                                  ↑回収   


1.2.インタールーダー

名前も効果も長い

使いたいのは①の後半の効果。スプリガンズXを戻すことで毎ターンレベル8モンスターを完全蘇生できます。そのためには、毎ターンランク4のメリーメイカー、ランク8のエクスブロウラーのどちらかを出す必要があります。

今では烙印も融合もサーチできます

②の効果はおまけです。バンカーしかテーマ内でサーチ手段がないのが玉に瑕です。

墓地除外でサーチできるのはいいですよね


1.3.キット

かわいい

アルバスストラクで収録されたスプリガンズ新規です。烙印魔法・罠をデッキ・墓地・除外もってくることができるようになりました。烙印魔法・罠には烙印融合だけでなく、融合関連の蘇生・除去などの色々なサポートがあります。


ここまでをまとめると
1.毎ターン手札コストが必要
2.毎ターンランク4かランク8が必要
3.レベル8モンスター
4.融合モンスター

この4つの要件を満たせるものを探しました。

合体と分離を繰り返す

手札コストが必要な効果をもち、レベル8の融合モンスター。また、分離することでレベル4モンスターを3体並べることができます。めちゃくちゃ強力で相性のいいモンスターがみつかりました。元々は複数採用が当たり前で、それがとても強くて規制されたカードなので使いまわしたらそれはもう強いです。

ドラバスに決まったことによりキットからもってくる烙印魔法・罠は「烙印凶鳴」にしました。

いつしかなくなった②の共通効果

ドラバスは相手ターンなら分離することで墓地に送られるので①の効果の条件を満たすことができます。また、ドラバスは自分のターンには分離できないので、その時に除外されてしまうとギミックが壊されてしまいます。それの保証として採用しました。また、分離した後に蘇生することでドラバスの除去効果を1ターンのうちに2回使うこともできます。


ここで今回のデッキのコンセプトです。

スプリガンズを使ってドラバスを使いまわす

これです。デッキ紹介記事7つめにして2度目のドラバスの使いまわしです。除去とリソース回収の両方を行えるこのカードが自分は好きなんでしょうね。知らんけど。


2.デッキレシピ紹介

コンセプトを紹介したところでデッキレシピも紹介します。こちらです。

自分にしては珍しく40枚構築です

公式サイトからのデッキレシピはこちら

効果のわからないカードがある方は、上のリンクから公式サイトのレシピに飛びますので確認どうぞ

使いたかったスプリガンズ関連はエクストラ含めてたったの9枚です。少ない枚数でも仕事をするのもスプリガンズのいいところですね。相変わらずのピン採用の多い構築です。23枚もあります。これからひとつずつ紹介していきます。


3.初動展開

このデッキには2パターンの初動展開があります。それは「ユニオン格納庫」と「クロノダイバー・レギュレーター」の2パターンです。レシピを見てもらうとわかる通り両方3積み、テラフォと盆回しを合わせて初動は計8枚ありますので、どちらかの初動展開はできるでしょう。まずは格納庫展開から


3.1.ユニオン格納庫展開

元々制限に規制されていたパワーカードです。「ユニオン・ドライバー」の登場により1枚からランク4やリンク2を立てられるようになりました。気づけば無制限になっていました。時代が変わったもんですね。

動画でも文字でもお好きな方でどうぞ

  1. 格納庫を発動し、Aを手札へ

  2. Aを召喚し格納庫の効果でドライバーを装備

  3. ドライバーの効果でBを装備して特殊召喚

  4. AとBでキャリアーをL召喚し、Aの効果でBを手札へ、Bの効果でCを手札へ

  5. キャリアーの効果を発動し、自身にオービタルを装備

  6. オービタルの効果で銀河戦士を手札へ

  7. Cを墓地に送って銀河戦士を特殊召喚し効果で2枚目の銀河戦士を手札へ

  8. Bを墓地に送って2枚目の銀河戦士を特殊召喚

  9. 銀河戦士2体でリヴァーストームをX召喚

  10. リヴァーストームの効果でレギュラスを手札へ

  11. レギュラスの効果で特殊召喚しつつBを装備

  12. Bを自身の効果で特殊召喚

  13. リヴァーストームでゴライアスをL召喚

  14. キャリアーを墓地に送ってリヴァーストームの効果で自己蘇生

  15. BとゴライアスでゲニウスをL召喚し、ゴライアスの効果でリヴァーストームの素材になり、Bの効果でギアフレームを手札へ

  16. 墓地のAとBとCを除外してドラバスを特殊召喚

元々はドラバスとゲニウスを構えて、1枚除去と分離しつつ1枚サーチするつもりでした。ところが、新規のレギュラスによって1つ無効妨害を増やしながら次のターンに展開するためのギアフレームをサーチすることができるようになりました。また、この展開はAまたはB+「無許可の再奇動」の2枚でも同じようにできます。

使ってみるとわかる強さがあります

ゲニウスからサーチするモンスターは「弾丸特急バレットライナー」です。墓地に送られたターンのエンドフェイズに墓地の機械族を回収することができます。ドラバスを戻すもよし、レギュラスを戻すもよし、キャリアーを戻すもよしです。ただし、1つ注意があります。

隠された耐性・コンボのお供

よく使われる③の効果、実はタイミングを逃すんです!!ドラバスの分離効果を使うときは考えて発動しましょう。


3.2.レギュレーター展開

犬型ケータイ

初動1枚でワンキルとかホルアクティとかする時に使われるモンスターです。このデッキでは毎ターンランク4を組むギミックための準備として使用します。

  1. レギュレーターを通常召喚して効果を発動し、ベゼルシップとアジャスターを特殊召喚

  2. アジャスターの効果でテンプホエーラーを墓地へ

  3. テンプホエーラーの効果でアジャスターを手札に戻しつつ特殊召喚

  4. ベゼルシップとテンプホエーラーでメリーメイカーをX召喚してブラザーズを墓地へ

  5. ターンエンド

  6. 相手ターン中にメリーメイカーの効果を発動し、エンドフェイズまで除外しつつスプリンドを墓地へ

  7. エンドフェイズにスプリンド効果でロッキーを特殊召喚してブラザーズを回収

  8. ロッキーの効果でメリーメイカーの素材になる

  9. ベゼルシップの効果でX素材のロッキーを取り除いて特殊召喚

  10. ベゼルシップの特殊召喚に反応しアジャスターを特殊召喚

  11. テンプホエーラーの効果でアジャスターを手札に戻しつつ特殊召喚

  12. ベゼルシップとテンプホエーラーでギアギガントXをX召喚

  13. ギアギガントXの効果でギアフレームをサーチ

  14. ギアフレームを通常召喚しアンクラスペアを手札に

  15. アンクラスペアの効果で特殊召喚しルインフォースを墓地に

  16. ギアフレームとアンクラスペアで2枚目のメリーメイカーをX召喚してバンカーを墓地へ

  17. メリーメイカー2体とギアギガントXでメガトンゲイルをL召喚

  18. バンカー効果でメリーメイカーと除外してインタールーダーを手札に

  19. メガトンゲイル効果でメリーメイカーを特殊召喚

こちらはレギュレーター1枚からドラバス以外の全ての準備をする展開です。3ターン目に格納庫展開できるカードを引けると8.以降はその状況で使い分けます。初手で格納庫とレギュレーターの2枚を引いた時はレギュレーターを優先させましょう。格納庫展開した後に盤面が空になることがほとんどなくてレギュレーターを使う時がないんですよね。2ターン目でメリーメイカーを一時的に除外して盤面が空っぽになりますが、そこで8000削られたら終わりです。その時は諦めましょう。


4.採用ギミックの紹介

このデッキにはいくつかデッキを動かすためのギミックがあります。それをひとつずつ紹介していきます。


4.1.ドラバス関連

メインコンセプトでもあるように、このデッキではドラバスを使いまわすのが目的です。使いまわしには2つの方法があります。
1つめは墓地のドラバスを回収してエクストラから特殊召喚すること、2つめは墓地からドラバスを蘇生することです。上の方にあったインタールーダーは2つめの方ですね。まずは1つめの方から説明していきます。

まずは墓地回収から。このデッキには墓地回収する手段が3つあります。1つはバレットライナーです。

緊急ダイヤからもよくみます

エンドフェイズに機械族を回収する効果を持ちます。このカードを相手ターン中に墓地に送ってもらうことでドラバスを回収します。墓地に送られなければなりませんので、墓地から離す方法も必要になります。その仕事は相棒のアンガーナックルにしてもらいます。

自己蘇生できるリンクは少なく優秀です

自分のターンは②の効果で自己蘇生、相手ターンは①の効果でバレットライナーを蘇生します。実は②の効果には他にも仕事がありますので、それも後ほど紹介します。

次の墓地回収は「ダイガスタ・エメラル」です。令和になった今でも使ってます。

この見た目で岩石族

デッキレシピ見てもらうとわかりますが、2枚もはいってます。2枚目で1枚目を回収するためです。実際エメラルを1回のデュエルを3回以上使うこともありました。リソース回復is大事。

最後の墓地回収は「機甲部隊の超臨界」の②の効果です。

強いことしか書いてない

このデッキには除外された罠を回収する手段がないので一度きりの使用になりますが、上の2つと異なる点は除外されたモンスターも戻せることです。このデッキではドラバスを除外されることが最もしんどいです。それを1度は回収してくれるのでとても良いです。

次は2つめの蘇生です。このデッキでは蘇生札が2つあります。上でもあった「スプリガンズ・インタールーダー」と「烙印凶鳴」の2つです。ドラバスの分離効果を発動するために除外されている光属性ユニオンが3枚必要になります。エクストラから特殊召喚する際にAとBとCを除外しますが、蘇生の場合は除外することがありません。なので、他の手段で除外する必要があります。そこで使うのがこちら

なんで特殊召喚にターン1がないんですか

墓地のAとBとCを除外することで自己蘇生できます。Bのサーチからサーチからギアフレームをサーチすることができるので、マシンナーズには簡単に触れることができます。これでドラバスを蘇生しても分離効果を使うことができます。


4.2.クロノダイバー

毎ターンランク4を組むために採用しました。手札にアジャスター、墓地にベゼルシップとテンプホエーラーがある状態でX素材をもったモンスターがいると上の初動展開にあったようにもう1体ランク4を組めるようになります。これにて毎ターンメリーメイカーやエメラルを出力することができます。この展開の前提として場にXモンスターが必要なのですが、分離して残ったAとBとCを使ったり、ゴルゴンダから場に供給します。

盆回しで送りつけることもあります


4.3.セリオンズ”キング”レギュラス

これはギミックという訳ではありませんが、レギュラスの装備するモンスターの選択肢がいくつかあるので紹介します。

まず1つめは初動展開にもあった「B-バスター・ドレイク」です。

なんでターン1がついてないんですか

ユニオンは装備状態から分離できるのでリンク値を1つ増やすことができます。そして墓地送られたら手札が増えます。なんで?また、②の耐性が隠れながら優秀です。Aならモンスター、Bなら魔法、Cなら罠です。

2つめは「弾丸特急バレットライナー」です。

本日何度目の登場でしょうか

③の効果はどこから送られてもいいので装備状態から墓地に送ります。自分のターンに送りたければアンガーナックルを、相手ターンに送りたければレギュラス効果を使います。

3つめは「鉄駆竜スプリンド」です。

ハネムーン…エモいですね

このカードもどこから送られてもいいので装備状態から墓地に送ります。メインデッキにスプリガンズは4種しかありませんが、エメラルで戻すことができるので、何度でも使うことができます。

4つめは「揚陸群艦アンブロエール」です。

最も出しやすいリンク4だと思ってます

装備カードは装備元のモンスターか離れた場合破壊扱いなので②の効果を狙いにいきます。蘇生したいモンスターはメガトンゲイルです。強耐性を何度も出して相手を困らせます。


5.他の採用カード紹介

大体のカードはここまでで一度登場しましたので、それ以外のカードを紹介していきます。

5.1.マシンナーズ・フォートレス

リメイク前

超臨界のリクルート先その1且つアンクラスペアで落とす選択肢その2です。手札の機械族を捨てることができるので採用しています。特殊召喚にターン1がないのもいいですね。

5.2.マシンナーズ・カーネル

リメイク後

超臨界のリクルート先その2且つアンクラスペアで落とす選択肢その3です。自己蘇生できる除去効果持ちなので墓地にいるだけで相手への圧になります。ルインフォースやメガトンゲイルを対象に①の効果を発動しましょう。相手は超絶困った顔をします。

5.3.閉ザサレシ世界ノ冥神

耐性がなんぼのもんじゃい

分離体やロッキーやバレットライナーなどが突破されないと場にモンスターが残ります。それをまとめて墓地に送ることと、強力な耐性を持つ相手モンスターを除去するために使います。ドラバスを使いまわすデッキですが対象耐性を持っていたり破壊耐性を持っているモンスターを除去するのが大変なんですよね。主に、ヴァレルエンドやマスカレーナアストラムです。そんな耐性を無視して素材にできるのは本当に優秀です。何度耐性持ちが出てこようとエメラルで回収して何度でも出します。


6.最後に

最後までご覧になっていただきありがとうございました。個人的に今回のデッキは納得のいく形になりました。どなたでも機会あれば対戦しましょう。最後にこのデッキ名について、これはノイズさん(@noise_capD_PaM)に命名していただきました。構築相談にのって貰っている時に殺意が高いこと、機械族が中心であることの2つから殺意増し増しとマシーンを掛け合わせて「殺意マシマシーン」となりました。ネーミングセンスある方には憧れます。これからも不定期でこのようなデッキ紹介の記事を投稿していこうと思ってます。作成したデッキは遊戯王ニューロンで"#ミルガノレシピ"と調べていただけると全てみられます。ここまで読んでいただきありがとうございました。また、別の記事も読んでもらえたら幸いです。

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