
Netflix/夏物語/他
止めていたNetflixを復活した。
子供がウルトラマンオーブを観たいと言っていたからだけど
再開したらウルトラマンはこの前のトリガーだけになっていて
他は全部なくなっていた。永遠にあるわけじゃないのね。
別のサブスクリプションを調べると、
U-Nextとかはウルトラマンが充実している。
31日無料トライアルがあったので入ろうとしたが途中面倒になって放置。
せっかく入ったのでNetflixを物色して
「オプラ+ヴィオラ」(50分くらいだったか)を観る。
オプラ・ウィンフリーが自伝を出版した俳優の、
ヴァイオラ・デイビスにインタビューしてるだけのもの。
つくづく自分は貧乏話が好きだよなと思う。そして面白かった。
その本(題名はfinding meでしたか)の翻訳はたぶん日本語では出ない。
番組の中で「勇気とは、不安と祈りが合わさったもの」という引用があった。
まさに。
「大事なことは勇気」と。本当にそうだと思う。「自信」ではない。
それだけ言っちゃうと昔のj-popの題名みたいだが。
これを最初に理解する種をくれたのは、
高校のときの同級生のよしかちゃん。理解するのには20年くらいかかった。
不思議なのは、自分にとってはそれほど勇気が要らなかったものを
人は「よくそんな勇気があったね」と言い、
自分自身は勇気を振り絞ったという自覚のあることを
人はそうは見ていないというのがよくあること。
面白いと同時に人間の相互理解のいい加減さに清々しい思いすらする。
貧乏話と言えば、川上未映子さんの「夏物語」を何でか、たまたま読んだ。
好きでもないけど、嫌いじゃないみたいな作家さん。
「乳と卵」を遠い昔に読み、エッセイなどは読んでもいたが
村上春樹のインタビュアーをやっていた本で
軽く「うーん?」て感じになって、それ以来。
他のレビューを読んでみて、「乳と卵」の続編みたいなものだと気づく。
わりと厚かったけれど二日で読んだから面白かったのだ。
第二部に入ったあたりでテーマが乳と卵だなあとは思った。
結局文体が嫌いじゃないから読めるのかな。
内容に関しては、結構いろんな人を救うのではないか。
スピーチ的なセリフも多いけど、
実際拍手したくなる内容だったからいいかな。
アメリカが妙なことになっているのね。対岸の火事ではない。
能町みね子さんが「絶望はしてるけど投票は行く」でしたか、
言ってたけど、まあそんな感じ。
落ちることになった飛行機に乗ってるとき、
生き残る可能性を残すためにすることって何だっけ。
からだの周りをクッションみたいなもので覆うんだっけ?
身をかがめて?
恐怖はまだ実感ないけど、そういう流れだな、と何となく思うだけ。
菜園の作り方だけいい加減ちゃんと身につけとかないとな、と思いながら
夏になってしまった。何となくは分かるから大丈夫だろう。
野菜が生るのは、水や太陽や土の力。種の力。
それを引き出すための「場」なわけか、畑は。
なにをするにも敬意や誠意は不可欠。あと体力も。
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