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【座談会】インフラエンジニアの仕事とは?インフラエンジニアの技術、大変なところ、やりがいなどをインタビューしてみました

ミライウェブ株式会社は「技術で顧客の成功を支援し、社会の発展に貢献する」をミッションに活動を行っております。

今回はミライウェブでインフラエンジニアとして業務を行なっている4名の方と、オンライン座談会を実施しました。

参加者プロフィール


Nさん(上段左)Mさん(上段中央)Yさん(上段右)Sさん(下段左)聞き手(下段右)

Sさん:宮城県出身。2020年当社に入社。新卒からインフラエンジニアとして活躍し、これまで様々なプロジェクトに参画。
Yさん:宮城県出身。2024年当社に入社。前職では介護職に従事、その後職業訓練校を経て転職をし、現在はシステムの運用保守のプロジェクトに参画。
Mさん:宮城県出身。2024年当社に入社。前職では自動車関連の製造業に従事、その後職業訓練校を経て転職をし、現在はシステムの運用保守のプロジェクトに参画。
Nさん:宮城県出身。2024年当社に入社。前職では総務業務に従事、その後職業訓練校を経て転職をし、現在はSさんと同チームにて業務に従事。


インフラエンジニアの仕事について

ーー本日はインフラエンジニアによるオンライン座談会にご参加いただき、ありがとうございます。現場で活躍されている皆さんの生の声をお聞きしたいと思います。まず、インフラエンジニアの仕事について教えていただきたいのと、皆さんは普段どのような業務を行なっているか教えていただけますか?ーー

2024年入社:Yさん

Yさん:「インフラエンジニアの仕事は多岐にわたるので、一言で説明するのは難しいのですが、私の場合、既存のシステムの維持や保守が主な業務です。具体的には、お客様が日々問題なくシステムを使用できるように、定期的なメンテナンスを行ったり、不具合が発生した際に迅速に対応したりしています。また、システムのパフォーマンスを最適化するためのチューニングも行います。」

Nさん:「エンジニアの中でも、サーバーやネットワークなどのIT基盤を扱うのがインフラエンジニアです。私も基本的には運用と保守が中心です。障害時などにシステムからアラートが送られてくると、それに対して適切な対応を行います。日々の業務の中で、お客様のシステムが安定して稼働するようにサポートしております。」

Mさん:「IT分野におけるインフラとは、サーバーやネットワークのことを指します。これらの設計・構築・運用・保守を手がける技術者がインフラエンジニアです。私の仕事は既存のシステムを問題なく運用することがメインです。システムにエラーが発生した場合には、迅速に対応して復旧させることなどを行なっています。通常はシステムの監視、定例業務、障害対応時のシミュレーションなどを行なっていますね。」

Sさん:「インフラエンジニアの業務は大きく分けて二つあります。一つは、クライアントからの要望に基づいてインフラの設計を行うこと。もう一つは、その設計書に基づいてインフラを構築し、稼働させることです。具体的には、サーバーやネットワーク機器の設定、データベースの構築などがあります。そして、構築したインフラを運用・保守することも重要な業務です。私の主な業務としては、システムの移行作業業務やサーバーやミドルウェアの構築業務が最近は主ですね。」

現場で使用している技術やツールについて

ーーインフラエンジニアとして現場で使用している技術やツールについて教えてください。ーー

2020年入社:Sさん

Sさん:「私たちが日常的に使用しているツールは様々ありますが、基本的にはツールとしてはOffice製品を中心に使用しています。連絡手段としては、OutlookやTeamsを使い、常にオンラインでチャットを行いながら業務を進めています。サーバー周りはLinuxやWindowsServerですね。また、特定のシステムの監視にはIBMのミドルウェアであるNetcool OMNIbusを使用しており、これによりシステムの状態をリアルタイムで把握し、必要な対応を迅速に行えるようにしています。」

Yさん:「私の場合、社内のやり取りは主にTeamsを使用し、社外との連絡はOutlookを通じて行っています。運用保守の業務が多いため、Excelを使うことも頻繁にあります。また、さくらエディタを使ってコードの確認を行い、間違いがないかをチェックしています。さらに、システムがLinuxやWindows Server、Oracleなど多岐にわたるため、これらの環境に対応する技術を幅広く学んでいます。」

Mさん:「私たちの現場では、Googleのサービスを使用してドキュメントの管理を行い、監視ツールとして統合運用管理ソフトのWebSAMを活用しています。特に業務の中心が監視業務なのでシステムのどこからエラーが発生しているのかを迅速に特定するために、WebSAMを使って詳細に監視しています。」

Nさん:「私が使用しているツールも多岐にわたります。OutlookやOffice製品、Excel VBA、さくらエディタなどを日常的に使っています。特に現在のプロジェクトでは、Excel VBAを使って既存システムのコンバーターを作成したりしています。使用するツールは人によって異なることがあるので、現場に応じて都度ツールや技術を覚えていくことが重要かと思います。」

インフラエンジニアの仕事の大変なところややりがいについて

ーーインフラエンジニアの仕事で大変なところ、またやりがいについても教えてください。ーー

2024年入社:Mさん

Mさん:「インフラエンジニアの仕事は、サーバー周り、ネットワーク周り、ミドルウェア周り、各種コマンド操作、業務知識と覚えることが非常に多く、それが大変なところです。さまざまな分野の知識を広く持つ必要があり、それが特に最初は難しいなと感じました。しかし、その分システムの概要や内部構造について詳しくなり、自分が学んだことが実際の業務で役立つのは非常にやりがいを感じるところです。」

Yさん:「私は未経験からインフラエンジニアになったので、広く学ぶことが求められるのが大変でした。最低限必要なSQLやLinuxの知識、ネットワークの基本を学び、さらに案件ごとに異なるシステムの構造を覚える必要があります。しかし、実際に動いているシステムの中身を見る機会があると、自分が学んできたことと照らし合わせて理解できるのがとても楽しいです。それが大きなやりがいですね。」

Nさん:「インフラエンジニアとして大変なところは、一つのコマンドミスが大きな問題を引き起こす可能性があることです。特に仕事に慣れてくると、思い込みで行動してしまうことがあるので、常に慎重さを持つことが重要です。一方で、任される仕事が増えていくことや、会議で自分の意見を述べる機会が増えることは、やりがいに繋がりモチベーションも上がります。」

Sさん:「大変なところとしては、自分のミスが大きな影響を与える可能性があることですね。工場のシステムなどでは、たった一つのコマンドミスで生産ラインが停止してしまうこともあります。そうなると、何千万円、何億円という損失が出ることもあり、非常に責任が重い仕事です。しかし、障害対応の際に原因を見つけて解決することに大きな達成感を感じます。現場でしか学べないことが多いので、その点もやりがいの一つです。」

インフラエンジニアを目指している方へのアドバイス

ーー最後に、インフラエンジニアを目指している方へのアドバイスをお願いします。ーー

2024年入社:Nさん

Nさん:「アドバイスとしては、わからないことをそのままにせず、積極的に調べたり、人に聞いたりすることが大切です。インフラエンジニアの仕事は複雑で、知らないことが次々と出てきます。泥臭くても一つ一つ理解し、自分の中で消化しながら理解を深めることが重要です。自分から聞いて学ぶ姿勢が大切だと思います。」

Yさん:「インフラエンジニアの仕事は、多くの分野を広く学ぶ必要があります。LinuxやSQLなどの基本的な知識はもちろん、ネットワークやセキュリティなども学んでいく必要があります。そのため、幅広い視野を持って学ぶことが重要だと思います。インフラエンジニアの経験は、開発にも活かせるので、開発業務に興味のある方にも役立つと思います。何事にも積極的に取り組んで、多くのことを学んでください。」

Mさん:「現場に入ると、知っていて当たり前だと思われることが多いです。しかし、最初はわからないことがあって当然です。わからないことがあれば、すぐに現場の人に聞くことが大事です。自分で調べることも重要ですが、現場の人とのコミュニケーションを大切にし、知識を吸収していってください。次に同じ事象が起こった時に対応できるように、しっかりと学びましょう。」

Sさん:「インフラエンジニアの仕事は、一人で作業することが少ないです。何か問題が起きても、チームで協力して問題を解決することが多いので、初めての方でも積極的にチャレンジしてもらいたいです。」

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