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なぜ多くが間違った情報に流されるのか

ここ近年、ネット等で情報を見ていると私たちの暮らし方や生き方に影響を及ぼすような重要なことまで情報が大きく二分されて広まっていたりして、一体どっちが本当なんだ?と迷いかねないような状況が結構あったりします。

皆さんはどうですか?

特に感じるのは、テレビを主たる情報源にしている人と、ネットを主たる情報源にしている人の間に生じる真逆と言っていいぐらいの情報の違いです。

ちなみに私はテレビを基本見なくて、ネットに上がっているテレビの映像をたまに目にしてテレビの情報を知ったりする感じですが、

そういう立場からすると、感覚的にはテレビがかなり情報にフィルターをかけている場合があって、それに対して近年、ネットで、[テレビ]で言われている情報に対して、説明付きでこのように間違っている!本当はこうだ!と言っているケースが増えてきている感じがします。


そして、その内容は過去にも遡っていって、過去このように言われていたが真実はこうでした!と言ったものも増えてきている感じがします。

とはいえ、だからといって[ネット]の情報がすべて正しいということも全く言えなくて、[ネット]の情報にも偏ったものや、根拠のない、或いは根拠の薄い情報も結構な量、流されているのも事実のようです。


それでは私たちはどうしたらいいのでしょう?


私なりにこれらから判断すると、ネットの情報の中でも、より信頼おける情報を流している個人(や機関)からの情報を頼りにしつつも、それでもすべてを鵜呑みにはしない姿勢を常にどこかで持ち続けながらそれらの情報を入手し、ものによってはよく自分でも考えてみるということが必要であったりすると考えます。また、その情報源が全く加工されてない一次情報なのか?そうでないのか?や、どこからのものなのか?など内容によってはよく自分で確認していく必要があると思います。


振り返れば、その昔、私たちは[テレビは皆、正しい!]と知らずに思わされていた時代があったように思います。

しかし、今はだいぶ時代が変わり、[テレビは時に真実とは違うことを報道する!]ということがそれなりに知れ渡ってきたようにも思います。

そして、[ネットは正しい情報も間違った情報も入り乱れている]という認識を持った上で、それらに振り回されずによりよい判断、選択を常にできるような備えをしていく必要がありそうです。

近年であれば、コロナ関連の情報や他国の情報なども、だいぶ180度異なるような情報があちこちに転がっていました。

"怖いのは、例えば、大多数の人が[左]と言った時に、自分では[右]が正しいと最初に感じていたとしても、その[大多数]の圧力に負けて、[左]を向かざるを得なくなり、自らの意に反して向いてしまうということがあるということです。"

"また、そんな中で仮にその時[右]を向いたら、多くの[左]を向いている人たちに批判されたり、否定されたり、睨みを利かされたりといろいろ厄介なことが生じてきたりもするわけです。"


私も過去の人生ではそれなりに体験しました。


そして、その時の私の判断の方が正しかったということがだいぶ経ってから証明されることになって、いつしか主流派になっているケースも多々あります。

"しかしながら、その当時私を否定したような人たちは、過去、誤っていたことを強要していたことなどすっかり忘れたかのように、今言われていることを当然のことだといったそんな感じで振る舞っていたりもして、何か少しやるせない気持ちになることもあったりします。"


"まあ、皆に合わせて、赤信号を皆で渡った方が誰かに批難されることなく、逆に安心安全だったりするのかもしれません。"


でも、それでいいのでしょうか?


少なくとも、その真実や真相が[A]ではなく[B]だったということがわかったとして、仮にそのことが誰かの犠牲を伴うようなことであるならば、
その真実や真相を必要な関係者には然るべき形で伝えていくなり、態度を表明すべき時には、一時的な保身に走らずに勇気を持って、真実や真相を必要な形で表明していくべきではないかと思うのです。


確かに過去を振り返った時に私は、時に真実を知ってそれを主張した時がありました。

しかしながら、大きな強い圧力をかけられて萎んでしまったり、時にトラウマのようになって、主張することがほとんどできなくなった時もありました。


話は戻りますが、ある情報が真実かどうかは、最初に心の奥でどう感じるか、ということを私自身は大事にしていて、そこから考察していくことが結構あります。

なんとなく感じる違和感、というものは意外に正しい感覚だったりすることが多いように私は感じています。

そして、それを元にいろいろ判断していくことが多いわけですが、そういう意味では私は過去に遡るほど、どちらかというと損をしてきた人生だったかもしれません。

"しかし、ここ近年感じることは、いやむしろそれで良かったと、むしろ逆に今では、そういった過去の自分の心の奥の声にできるだけ忠実になってしてきた判断がやはり決して間違ってはいなくって、いい方向に進みだしてきていて、最近になってそれらが本当に正しかったということを証明するかのような事々がどんどん徐々に起こってきているように感じさせられていて、この流れは今後もずっと続いていって、むしろ加速されていくのだろうとさえ感じているのです。"


"さて、では、掲げたタイトル「なぜ多くが間違った情報に流されるのか」の私からの答えは何かというと、それは、過去においては

【「圧力」に負けて「正しい情報が表に出てない」ゆえに生じていた。】

そして、正しい情報を割と得られる状況下の現代においては、

【「情報の悪用(圧力をかける)」が個人レベルでも簡単にできるので、それら良くない情報も増えてしまい、「正しい情報が見つけにくくなってしまった(表に出てこない)」】

とでも表現したらよいでしょうか。"


今後は、ネット上でより前面に出てくる情報が、そういった、より人々にプラスになる情報となるようなアルゴリズムなり仕組みが必要になってくるように思います。

しかしそれとて、現段階では、そのサイトやらプラットフォームやらの主体たる企業の思惑が入ってしまう可能性が高いでしょうし、その主体が国家になったとしても、同じく国家内の権力者や権力層の思惑が入ってしまう可能性も高いでしょう。

しかしながら、そこに僅かながら希望があるとすれば、前述した「過去遡れば損をしてきたが、近年では、いい方向にどんどん進んできている」という事実があることであり、そういった本当の真実・心の奥の声の判断を全うすることが最終的にもたらしていく「よい結果」によってこそ、真に希望ある未来が開かれていくと強く感じています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

2022.6.30

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