婚活ファッションとピンク神話
パーソナルスタイリスト/顔タイプ診断アドバイザーの加藤みおりです(^^)
さて、今日のテーマは「婚活ファッション」、中でも今だに(?)ちらほら聞かれる「ピンク神話」についてお話ししたいと思います。
なぜ、婚活にはピンク色が推されるのか
パーソナルスタイリストのお仕事をしていると、お客様の3分の1くらいは婚活中の方が占めています。みなさんちょっと話しにくそうに仰るのですが、私はすごくいいことだと思っていて。これまで服やメイクに無頓着だった方が、おしゃれの楽しさに目覚めて、お顔の表情がどんどん明るくなる瞬間。あれはもう、病みつきですね(笑)スタイリスト冥利に尽きます。あーーー生きててよかった!!!
ただ一方で、婚活ファッション=男性に媚び売る服を着るというイメージがありませんか?その一つが「婚活ファッションピンク神話」だと思っています。
お客様のコーディネートをお選びする際にも「相談所でピンク色の服を着てと言われたので...なんとかピンク色で選んでもらえませんか?」と言われることもしばしば。確かにかわいらしい感じ、女性らしいイメージのある色なので、婚活の場に適しているとも言えます。
それにしても、ピンクじゃなくちゃダメなのか?
問題はここです。別にピンクを否定したいわけじゃない。ただ「好きでもない、着たいわけじゃないのに、ピンクを着なきゃいかんのか?」ということ。これに対してはぶっちゃけ私は「んなわけあるかいwww」と思っています。
そんなことでうまくいくなら全員着るわ。全員結婚できてるわ。あと、男性だってそんなに単純な思考回路じゃないと思うんです。ピンク着てたらいい女!とか思わないでしょ?
また、「ピンク色」と一口に言っても、ピンクベージュ、フューシャピンク、サーモンピンク、などなどたくさんの色味があるんですよね。
パーソナルカラーといって、瞳の色や肌の色に似合う色を選ぶための理論があります。自分の肌の色に合わない色を選ぶと、お顔立ちから浮いて若作りに見えてしまったり、肌色がくすんでしまう、なんてことも。メイクやトップスに使う色は、慎重に選んだほうがいいですね!
ちなみにご自身のパーソナルカラーがわからない、もしくは自分のパーソナルカラーとは違うけどこのピンクを着たい!という時はスカートなど、ボトムスに取り入れることで解消できます。顔から離れるので、肌色はほぼ気にしなくて大丈夫!
ピンク以外で、婚活ファッションに効く色は?
とは言え、婚活ファッションなら真っ黒やグレーなど、モノトーンは避けたほうがベターです。年を重ねるごとに肌の艶は失われ、くすみやすくなります。だからこそ、色を取り入れたほうが顔まわりが明るく、表情が生き生きして見えるから。平たくいうと、明るく幸せそうに見えるからです。生涯を共にするなら、一緒にいてハッピーになれそうな人がいいですよね(^^)
30代以上におすすめな色味は「紫色」です。柔らかさも出しつつ、若作り感もない。こちらもパーソナルカラーに合わせて選んでいただくことをおすすめしますが、黒白紺ベージュなど、ベーシックカラーにも合わせやすく、おしゃれ初心者さんにも着回しがしやすいのもポイントです。せっかく買ったけどどう着たらいいかわからない...は勿体無いですからね!
いきなり全身に色を取り入れるのは抵抗がある、という方はカーディガンで色を足すのもおすすめです。いつもの服に羽織るだけで、雰囲気が変わります(^^)ちなみに左のワンピースは、色違いを水卜アナが着用されてました!
ピンクでもいい、ピンクじゃなくてもいい
婚活ファッションに限らず、我慢して着たくない服を買う/着るなんてやめたほうがいいです。私も無理してモテファッションをしていた時期がありましたが、鏡や窓ガラスに映る自分を見るたびにイライラしてましたから。精神衛生上よろしくないし、らしくない偽りの自分を好きになってもらっても、幸せとは思えません。
だからこそ、杓子定規に我慢してピンクを着る必要はありません。自分の好みに合う色、似合う色を味方につけて、まずは自分自身をハッピーにしませんか?
結婚がゴールじゃないし、結婚するまでの今この瞬間だって、人生の大切な1ページだから。婚活をきっかけにおしゃれで人生が潤うなら、こんなに素晴らしいことはありません。
一瞬も一生も、自分らしくおしゃれを楽しんで生きていたいですね(^^)
それでは、また!
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