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習慣を身につけるためのポイント

皆さま、こんにちは。
コーチング事業「ミライジク」運営者の秋山です。

本日は「習慣化」のお話をしたいと思います。

最近SNSにて自己満足的にランニングの走行記録をアップしているのですが、ありがたいことに嬉しいフィードバックをいただけるようになってきました。

その中で「どうしてそんなに続けられるの?」という質問も多くいただきました。

そこで私の習慣化や継続に関する捉え方をシェアすることで誰かの役に立つことができるのかなと思いこの記事をかいてみることにしました。

そのためこの記事は、下記のような方にお読みいただけたら嬉しいです。

・習慣化したいことがある方
・習慣を決意してもすぐにやらずじまいになってしまう方

私自身も初めて言語化するので有益な情報や明確に答えのわかるような記事にできるかは不安ですが、「こんなふうに考えているんだ」程度でお読みいただけると幸いです。

■効果的な習慣とは?


まずこの記事におきまして「習慣」についての定義を先にお話させてください。

みなさまは効果的な習慣と言われるとどのようなことが思い浮かびますか?

人によって様々だと思いますが一般的には

・運動をする
・日記を書く
・瞑想をする
・決まった時間に食事をとる
・睡眠時間を確保する
・感謝をする
(ふと1日1万回感謝の正拳突きというエピソードを思い出しました。
これが分かる方は私の仲間です。)

こんなことが言えるかもしれません。

また”しない”という習慣もあるかもしれません。

・禁酒
・禁煙
・節約

人間には自己実現傾向と言って誰しもが「成長したい」という根源的な欲求を持っていると言われています。

つまり効果的な習慣というのはより良い人間に成長するために必要だと思われる行動であり、それが継続して続いていくことであるといえます。

また、どの習慣が効果的かどうかは個人の状況や目標によります。
その個人の目的に沿った効果的な習慣であれば、より良い人間に成長するために必要な行動であると判断できるでしょう。

この記事を読んでくださっている方は少なくともそんな根源的な欲求に従い興味を持ってくださっている方が多いのではないのかなと思っております。

以上が本記事で捉えている「習慣」の定義となります。

そして本題に入っていきます。
効果的な習慣をつづけていくにはどうしたら良いのでしょうか?

■習慣を続けるためにはあなたのアイデンティティに焦点を当てよう!


さっそくですが習慣化をするときによく陥りやすい例は何でしょう?

少し考えてみましょう。

私の経験談からお話をすると以下のような事例がありました。

・頭ではやろうと思っているが先延ばしにしてしまいやらずに忘れてしまう
・継続ができずにその日限りで諦める。よくて三日坊主
・何のためにやっているのか分からなくなりやめてしまう

いかがでしょうか?

皆様にも心当たりのある事例はあったのではないでしょうか?

上記の事例を遡ったときにある共通点が浮かび上がります。
それはモチベーションと意思の力に頼ろうとしていることです。

確かにネットや本で調べれば上記の問題を解決できる方法論は無数にあります。

・最小努力で行う
・やる時間を決めて行う
・できるだけ毎日続ける

などなど。

しかし、それらをなぜ行う必要があるのか?ということを考えて実行したことはありますでしょうか?

ここでは「自分の意思に頼らないために」や「モチベーションを保つために」といった方法論ではなく、習慣をどのように捉えると継続しやすいのかということに焦点を当てて話していこうと思います。

それでは習慣はどのように捉えると続けやすくなるのか?

結論から申し上げると習慣をありたい姿(アイデンティティ)になるための行動証明(手段)として捉えることです。

習慣はアイデンティティから逆算をすると継続しやすくなります。

「私は〇〇な人間だ」と思わせてくれるのが習慣(行動証明)であり、「私は〇〇な人間だ」と思うからこそ、その習慣(行動証明)が増えていきます。

それぞれの習慣は「おや、どうやら自分は”こういう人間”かもしれないぞ」と提案するようなものなのです。

そして「”こういう人間”=在りたい姿』があるからこそ、行動証明の方法を逆算し実際に行動をするまでに落とし込むことができるのです。

行動を繰り返せば繰り返すほどその行動に関するアイデンティティーが強められていくため、なるべく多く繰り返すことが大切です。

だからこそ習慣はなるべく毎日やろう、少しでも良いから始めてみようと言われるのです。

このアイデンティティの変化に焦点を当てることが長続きする習慣を身につける一歩目となります。

例えば禁酒中の人が2人いたとします。
お酒をすすめられた時、1人目の方はこう言います。

「結構です。やめようとしているので。」

悪習慣を断つための勇気ある返答だと思います。
しかしこの方はまだ自分が飲酒者だと信じていて、他の何かになろうとしています。まだ飲酒者という事実が信念として根付いているのです。

この発言の後に悪友や頭の中の悪魔が「今日くらい飲んじまえよ〜」と囁いてくるのが想像に難くないと思います。

私にもそんな友人がいますし、私も目の前にそう言っている友人がいたらすすめるたちの人間です。反省はしていません。

そして2人目の方はこう言います。

「結構です。私はお酒を飲みませんので。」

わずかな違いですがこの発言は飲酒を過去の生活の一部であり、もう自分がお酒飲みだとは思っていないというアイデンティティーの変化を示しているといえます。

このように意識や信念の変化を目標とすることで習慣を続ける意思決定の際に「〇〇な私だったらここはこんな判断をするな」という言動や価値基準が明確になるのです。

ここまでをまとめてみます。

・効果的な習慣を明確にするためにはありたい姿から逆算をする
・習慣を長続きさせるためには結果の変化ではなく、アイデンティティベースの変化を目標にする

もう少しどういう事かを説明するために恐縮ながら私を例にして説明してみます。


■私の場合


では、私がランニングの習慣を身につけるときはどんなことが起きたのでしょう?

当然のように私も上記のような小難しいことを考えて始めたわけではありません。

「お腹のぜい肉が嫌だな〜」「せめてかっこいいスタイルはキープしたいな」「でも美味しいご飯は我慢せずたくさん食べたいな」

と絶え間ない欲求が先行しておりました。

そこで自分は将来の在りたい姿を想像してみました。
こんな自問です。

もし在りたい姿をすでに自分は手にしているとしたら、その時の自分はどんなアイデンティティを持っているのだろう?

そうすると出てきた要素は以下の3つでした。

・私は健康な人間だ
・私は継続が得意な人間だ
・私は規則正しい生活をする人間だ

見かけの美醜、目先の食欲の裏にはこんな根源的な欲求が眠っていたのでした。

これらを体現するための手段として目の前に出てきたのが「ランニング」だっただけなのです。

そしてそれは手段のたった一つであり上記のアイデンティティを証明するための手段はいくらでもあります。

「私は健康的で規則正しい生活を継続している人間」なのでランニングの他に毎日のストレッチも欠かさないですし、自分に合った睡眠習慣も追求しています。

こんなふうにアイデンティティ(ありたい姿)の変化に焦点を当てているからこそ、朝起きて走るかどうかの二者択一で迷った時に「走る」ことを選択する意思決定が取りやすくなるのです。

また、結果や成果に一喜一憂してモチベーションに左右されることも少なくなってきました。

■効果的な習慣を身につけたいあなたに送る3つの質問


最後に効果的な習慣を明確にするための3つの質問を送ります。

・10年後にありとあらゆる成功を収めたあなたはどんな1日を送っているでしょうか?(起きてから寝るまでをイメージしてみる)
・その時のあなたはどんなアイデンティティ(在るべき姿)を持っているでしょうか?
ー「私は〇〇な人間だ」という構文で考えてみましょう!
・もし現在の状況でそのアイデンティティを体現するとしたらどんな手段(習慣)が必要ですか?

コツは10年後のシーンを徹底的に具体化していくこと。

もちろん一人で想像していくことは容易なことではありません。
もし私が何かの手助けになるようでしたらいつでもご連絡ください。コーチングでこの手の質問を具体化していくことには慣れていますので。

今日はここまで!
いかがだったでしょうか?

本日は習慣化についてを書きつつってみました。

記事ではさも継続得意な人間として偉そうに語っていますが、
私も元来は怠惰で怠け者な人間です。

ですが、物事の捉え方が変わるだけでそれが容易に変化してしまうことは往々にあります。

本日はそんなきっかけを皆さまに手にしていただきたくこの記事を書いてみました。

皆さまはこの記事を読んでどう感じましたか?
役に立ちそうな学びや気付きはあったでしょうか?
少しでもお役に立てたのなら幸いです。
ありがとうございました。

■運営者の秋山に興味を持っていただけた方はコチラの記事もよろしければご覧ください。

■この記事を読んで興味を持っていただいた方

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