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棚田で憧れの二毛作

棚田で稲作を行って20年。
本格的に始めて9年目。
今まで冬の時期は寝かせていた田んぼ。

中学生時代に二毛作の話を知りつつ、実践したことがなかった。

今年から多くの人が棚田に関わってくれるようになったり、農産加工場を作ったりする中で、玉ねぎが大量に欲しいという話が出てきました。

これは!憧れの二毛作のチャンスでは!

ということで、稲作が終わった後に早速玉ねぎの準備。
土づくりが終わる前に苗が届いてしまったので、土に埋めてちょっと待機してもらってます。。

そして土づくり。
田んぼでの玉ねぎ栽培は初めてなので、カルシウム分が足りない気がしました。

植物の成長過程で、カルシウムは細胞壁の構成成分で細胞と細胞を強く結合させてくれています。また、植物の成長過程で発生する有機酸を中和して細胞液を中性に保つという働きも担っています。

そのためカルシウムが不足すると、細胞壁が弱くなり、破れて細胞液が漏れ出す、腐敗の状態になってしまいます。



そこで、pHはちょうど良かったですが、カルシウム分をプラスするという意味で、軽く有機石灰を撒きました。

本来は、石灰を入れたら撹拌して2週間くらい期間をおいた方がいいですが、今回はそのまま牛糞堆肥150kgと油粕を20kgまいときました。

足りない分は追肥で補います。

植え付けはもうちょっとしてから!
乞うご期待!

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