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NPO職員の給与は?ぶっちゃけ!

NPOで働いてる人って、なんだか輝いてる。NPO未来ラボのメンバーを含め、少なくとも私の周りには、魅力的な人が多い。

世の中で、おかしい!もっとこうだったらいいのに!と思う問題に、主体的に働きかけていく。そこには、お金や見栄ではない、その人なりの「働く理由」がそれぞれあるように思う。成功物語ばかりじゃないけど、自分自身の基準で人生を選び取っていく人は魅力的だ。

働くことの価値は、お金だけではない。お金では得ることが出来ない付加価値。例えばやりがい、スキルの獲得、人とのつながり・・・

一方で、現実問題としてぶっちゃけ給料はいくらか、気になっている人は少なくないのでは???

内閣府の調査では、全国のNPOの常勤職員の年収は、平均で年収230万円となっている。
ただ、ソーシャルセクター全体を対象にした別の調査では、年収339万円というデータもある。
後ほど、詳しく書いていきたい。

ぶっちゃけ給料について、どう思ってる?

では、実際にNPOで働いてる人は、自分の給料についてどう考えているのだろうか? 生の声を集めてみた。

自身が代表として、地方でまちづくり事業を展開する男性の年収は450〜500万円ほど。これとは別に大学で講師をした際の謝金などが入ってくるという。

組織として職員へ支払ってる給料は、年収240〜300万円ほど。「地方では出している方だと言われますが、やはり400万円くらいには持っていきたい」と話す。

一方で、パート職員として教育・まちづくり系NPOに務める女性の年収は200万円以下。
所属団体の事情でフルタイム勤務は難しく、紹介された事務アルバイトとのダブルワークだ。
「体力的にきつい時もある」と漏らしつつ、「下積みなどなく、若くして色々実践できる場としては学ぶことが多い。所属先に依存せずとも、個人で稼げる力を身につけていきたい」と目標を語る。

ソーシャルセクター全体では、中小企業を上回り上昇傾向という見方も

先ほど挙げた内閣府調査による平均年収230万円は、事業規模の大小を問わずに全国のNPOを対象にした数字だ。いわゆる零細NPOも含まれ、常勤職員の数は中央値で1人だ。

ここで、NPOに限らず、一般社団法人や社会的企業なども含めたソーシャルセクター全体に目を向けてみたい。
100以上の団体・個人が加盟する新公益連盟が行った調査では、平均年収は339万円。一般中小企業の平均年収293万円を上回る。
また、昇進に伴い年収は上昇して、管理職の27%が500万円以上という。

この調査では、他にもソーシャルセクターの職場が持つ魅力に触れている。
在宅勤務を含むリモートワークを導入している団体は、一般企業の11%を大きく上回る64%だ。
また、新卒採用者が独り立ちしたと周囲から認識される期間が「3年未満」とする回答が7割を超えていることから、短期的に自己成長できる場であるといえる。

事業規模や地域によって違い

とはいえ、筆者が複数の人に尋ねたところでは、所属先の事業規模、都市部か地方かによって違いはあるというのが率直な感想だ。筆者調査では、一般職員の年収は、200万円以下から350万円ほどの間でバラツキがあった。

一方で、共通しているのは、ほとんどの人が複数の仕事、収入源を持っている点だ。「給料は高くないが、副業もできるので自分次第」との声もあった。

ある男性は、「副業OKで、主体性とスピード感を持って自分の価値を高める仕事ができる」と話す。現在の年収は300〜350万円。「お金に対するこだわりはないし、それ以上に価値があるものを得ている実感がある」と特に不満はない。

柔軟な働き方ができる環境の中で、複数の仕事を掛け合わせて自分の知見を広めていくことは、生涯年収アップ、はたまた人生の充実感など長期的な利益につながるかもしれない。

あなたは仕事に何を求めるか?

近年、注目が集まるソーシャルセクターでは、人材獲得のために今後も給料アップを含めた魅力的な職場作りが模索されていくとみられる。

なにより大切なことは、あなた自身が働くことに何を求めるか、ではないだろうか。
その問いを考える際に、NPOの現場で働く人の実感のこもった声が、ヒントになれば嬉しい。

【参考】
https://www.npo-homepage.go.jp/uploads/h29_houjin_houkoku.pdf

http://rcf311.com/wp-content/uploads/2017/12/ソーシャルセクター組織実態調査2017_新公益連盟_171206.pdf

文章 はしみー

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