【沙倉のたわごと】リアル好きにオススメの映画

映画『オープン・ウォーター』(2004)

実際に海で起こった事件を、CGや特殊技術を一切使わずに映像化したという作品で、13万ドルで制作・限定公開ながら全米で大ヒットしたインデペンデント映画。

本物のサメかどうかは映画見ただけでは私には分からないけれど、実際にサメたちが沢山いるところで撮影しているらしいの。
危険なサメではないということなんだろうけど、何があるか分からないし実際自分がするとなると絶対嫌だな。
俳優さんたち凄すぎる。二人のこと尊敬する。絶対やりたくないもん。こわすぎる。

そんな『オープン・ウォーター』
私にしたら衝撃なところがいくつかあって何が一番衝撃!って、
ラストよ。ラスト。

なんだかんだ言ってやっぱり最後は守ってもらっていた、しぶとい女が生き残るのね。と思いきや最後の最後に2人とも死ぬの。

実際に起きた事件を記事で見てみたら、
オーストラリアのグレートバリアリーフでスキューバーダイビングに参加していた夫婦が、
海面に上がってきた時にはすでに船がなく、海のど真ん中に取り残された。
参加者やスタッフも2人が戻ってきていないことに気が付かずアクティビティは終了。
その2日後に船に残されていた持ち物の中のパスポートなどがから、夫婦が戻ってないことに気が付き捜索を開始したが、
2人とも見つからなかった。という事件。

だからね。
実際、海でどんなやりとりがあったかとか、どんな風にサメに襲われたとか、いや本当は襲われてないかもしれないし、
実話をもとにしたフィクションということでしょ。
最後、捜索隊が出動したから女の人だけは助かるのかと思いきや、
めっちゃひきの画で背負っていた酸素ボンベを自分で外し、スッと海の中に沈む。
という終わり方なの!!!!!
こんな終わり方絶対いやだ! やっぱりギリギリ状態でも生き延びて助かって欲しかった。
後味悪すぎる上に、自殺のようにも見えるし真相が不明すぎてモヤモヤ感が・・・。


他にはね。
画質もそうなんだけど、ドキュメンタリーというか家庭ビデオのような撮り方をしてあって、
ダイビングに行く前日のホテルの部屋のシーンがまた衝撃。
いきなり真っ裸の女の人がベットで新聞かなにか読んでるの。
日常といえば日常なのかもしれないけど、その後ラブラブベットシーンがあるならともかくそういった感じでもなかった。笑
これだけ仲がよく愛し合っていた2人が・・・事件に巻き込まれたときに真実の顔が見えるみたいなのよくあるでしょ。
実際劇中の海ではイライラして小喧嘩してたし。
でも、違ったんだよね。
ただただ、裸だった。

しかも、夜中にホテルの部屋に蚊かなにか虫がいたみたいで、ひきの画で雑誌かなにか丸めたもので男の人がバンッってたたいて退治していた。

意味不明なんだけど、それも日常か。


旅行で綺麗な海にダイビングしに行くんだから、もうちょっとみんな楽しそうにしててもいいんじゃないか?
と思うし、
何よりも船に乗っているスタッフさんたちのテンションが低すぎる、何故?!
まるで今から何か事件ありますよ、的なテンションなのよ。
朝早くてテンション低いお客さんを盛り上げるのが一般的なのにね。


全てがリアルといったらリアルなんだよ。
実際あの状況になったらきっとあんな感じなんだろうし、
ジョーズなどのサメ映画のように迫力のある大きな衝撃的なこともないんだろうなと思うんだけど、
私の好みがエンターテインメントだということと、大ヒット!ってなってるから期待値上がりまくるというのでいまいちなのかな・・
(いや、ある意味めちゃくちゃ楽しんでいるかもしれない!!!笑)

これだけ言ったら観てない人は観たくなったでしょ^^
結末言っちゃったけど。笑
79分だから観てみて!

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