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好奇心は人生を豊かにする

□好奇心旺盛で趣味がいっぱい

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 ピアノ・声楽・絵画・執筆・バレエ・ミュージカル・芝居・ものづくり・写真・語学など、語りだしたらキリがないのだけれど、幼いころから好奇心旺盛だった私は、とくに音楽・美術・文学などの芸術全般にどうしようもなく心を惹きつけられ、できることから順番に挑戦していった。いわゆる多趣味である。

 けれども、音楽なのか美術なのかそれとも文芸なのか、なかなか進路を決めることができず、進学後も本当にこの選択でよかったのだろうかとモヤモヤとした毎日を過ごし、けっきょくどれも中途半端になってしまった苦い思い出がある。


□一日は二十四時間であり、肉体はひとつしかない

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 朝、起床して身支度をしたあと、朝食を食べ、出勤。繁忙期は残業が当たり前。帰宅したら適当に夕食を食べ、お風呂に入って寝る。

 私がフルタイムで働いていた頃の毎日はこんな感じだった。家にいる時間が少なければ少ないほど、貴重な休日はためこんでいた家事を片づけたり、身体を休めるだけで終わってしまう。

 あれもしたい、これもしたい。私のように好奇心旺盛な人は、睡眠時間をけずるしか豊かな人生をおくる方法はないのかもしれないと、ムンクの叫びのごとく絶望した。

 悲しきかな。一日は皆平等に二十四時間しかない。肉体もたったひとつしかなく、どんなに望んでも分身の術を使えない。

 四〜五時間睡眠でも心身ともに健康なショートスリーパーの人たちのことが心底羨ましかった。私は大人になった今でも八時間は寝たい人間である。


□オーディブルで、ながら読書

 やりたいことをひとつに絞れたらよかったのだけれど、私にはそれができなかった。ぜんぶ私の人生に必要なものだし、どれかひとつでも欠けたら私ではなくなってしまう。

 そこで、ひらめいた。

 習いごとの教室を自宅からできるかぎり近い場所に変え、レッスンのための移動時間を短縮。電車に乗っているときは、アマゾンのオーディブルで語学のリスニングや、気になる本を“ながら読書”することにした。

 家事をしているときもオーディブルを聴き、食器を洗っているときや歯磨きをしているとき、ぬれた髪をドライヤーで乾かしているときなどは、バレエのレッスンで習ったことを思い出して、せっせと足を動かすことも忘れない。ながら読書ならぬ、“ながらバレエ”である。

 アマゾンミュージックも活用していて、オーディブルの代わりにピアノ・声楽の練習曲や、将来弾きたい・歌いたい曲をひたすらリピート再生したり、ふだんは聴かないアーティストの楽曲を聴いている。

 そして、思い浮かんだことはできるだけすぐにメモしたり、ツイッターでつぶやくように心掛けている。思い出したいのに思い出せない、あのモヤっとする時間さえも省いていく。


□力を入れたら抜く

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 もちろん、なにもしない時間や無音の時間を楽しむことも忘れない。力を入れたら抜く。そのくり返し。

 がんばりすぎて病気になってしまったことのある私は、無理をすればするほど、色あざやかに染まっていた毎日が一気に色あせてしまうだけでなく、真っ暗闇のなかに落ちてしまうことをよく知っているから。


□挑戦して人生を豊かに

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 茶道・花道・陶芸、パン作り、お菓子作り、色彩学、アロマなど、私の好奇心をくすぐるものは日に日に増えるばかりである。

 気になることに挑戦していけばいくほど、自分の向き不向きがわかるし、意外な発見もあるはず。たくさんある選択肢のなかから、自分にとって相性のいいもの選び、それを少しずつでもいいから継続して、どんどん人生を豊かにしていきたいと私は思う。

 『好奇心は人生を豊かにする』

 日々、夢と希望に胸をふくらませていられるのは、好奇心旺盛な人の特権といえるかもしれない。


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