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礼真琴セラピーをご存じですか

こんにちは。
saoriです。

私は子供の頃から
<ぬのどうぶつ>とお話をしていました。

(皆さんはぬいぐるみと言いますが私にとっては
ネコちゃんやワンちゃんと同じくらい家族なので
<ぬのどうぶつ>と呼んでいます)

今日は私が<ぬのどうぶつ>たちとどんなお話をしているか
ちょこっとご紹介したいと思います。

お相手はやさしいミルクティー色のうさぎさん、デーヴィッド君です。

遅ればせながら星組の『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』を観劇した感想を語り合っています。

「愛ちゃんかっこよかったわね~」

「愛ちゃんさんの『~ですな』っていうのがトート閣下みたいな口調で...髪型も幻想的で...やっぱり僕は愛ちゃんさんのトート閣下が見たかったですピョン!」

デーヴィッド君は愛月ひかるさんの卒業が受け入れられないようです。

「ショーでは打って変わって王子様力の高い愛ちゃんが堪能できたわね」

「ラスプーチンだのカツラの取れかけたハゲだのお芝居では二枚目よりも役作りを優先させるプロフェッショナルな役者さんですピョンけど、ショーとなると一気に上品さを全開にさせるそのギャップもまた素敵なんですピョン」

「ショーは愛ちゃんの愛ちゃんによる愛ちゃんのためのショーという感じがしたわ。ラベンダー色の軍服姿も宙組出身の愛ちゃんに岡田先生(演出家)からのプレゼントのようでホロリときちゃった」

「タカラヅカって『トップさんとゆかいな仲間たち』という変えがたい基本構造があるのにそう思わせる愛ちゃんさんのスター力、重ね重ね素晴らしですピョンね」

「時間をかけて大輪の花を咲かせるタイプのスターさんもいれば
愛ちゃんのように散り際に盛大な花吹雪を舞い散らせて私たちファンに鮮烈な印象を残して去っていくスターさんもいるのね」

「はかなくも美しいタカラヅカの世界ですピョン」

「そんな愛ちゃん祭りの公演だったけどやっぱり礼真琴さんは素晴らしかったわ」

「『柳生忍法帖』はお香を嗅がされてフラフラしたりトンチキ力の高い作品だったピョンけど、ことちゃん(礼真琴さん)が出てきただけで観れてよかったと思いましたピョン」

「殺陣がかっこよかったっていうか殺陣の構えをした段階ですでにかっこよくてびっくりだわ」

「北翔海莉さんの『桜花に舞え』もそうでしたピョンけど殺陣という文字通り殺気というか気迫というか圧倒されましたピョンよ!」

「どこで感動していいのかよくわからないお話だったけどことちゃんが観られただけで満足といってもいいくらいよ」

「殺陣はもちろん歌も素晴らしかったですピョンね」

「どこで感動していいのかよくわからないお話だから
歌の歌詞もメロディーも一切残っていないんだけど、
ことちゃんが歌いだした瞬間体中の細胞が震えたのがわかったの。
お友達がソルフェジオ周波数の音叉を取り入れたセラピーをしてくれた時のことを思い出したわ」

「音の響きが只々気持ちいいんですピョンね~」

「音って振動じゃない?
それが身体の細胞の一粒一粒を震わせて
まるでマッサージを受けているような感覚がするのよ」

「人体の60%は水分と言われてますピョンからね、
音の振動が全身を震わせるんでしょうピョンね」

「ただひたすら気持ちがよかったわ~
ことちゃんが歌っているっていうだけで
公演を観にきた甲斐があるってものよ」

「なんか本来の目的が...」

デーヴィッド君はお耳をパタパタさせて不思議そうにしています。

「もちろん紅ゆずるさんや北翔海莉さんみたいに
そのトップさんならではの作品がことちゃんにも欲しいわよ。
でも作品よりもことちゃんが勝ってしまうっていうのも
なかなかない現象だと思わない?」

「作品がトンチキでもセラピーを3時間受けたと思えば
とんでもないコスパですピョンね」

ついにデーヴィッド君もことちゃんセラピー説に同意してくれたようです。

どんな作品でも観劇できて良かったと思わせるのもトップスターの力量です。

スーパー礼真琴セラピー、今年も施術していただきます!

「施術もいいけど代表作も欲しいですピョンよ~」

デーヴィッド君はそう言いながらまたお耳をパタパタさせました。


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