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【IoT事例紹介】 愛猫を守る!スマートペットトイレ

ペット関連は今後IoTの活用が進むと期待されている分野のひとつです。物言わぬペットの代わりにデータを集めてモニタリングしたり、常に身につけて迷子になってしまった時に居場所を確認したりするのはIoT機器が得意とするところ。今回はペットの健康管理を目的としたスマートトイレをご紹介します。

LavvieBot S(ラビボットS)

排尿の頻度や量を専用アプリでモニタリングして、猫の健康管理をすることができるスマートトイレ。また、トイレ砂の掃除と補給を自動でやってくれる機能も装備し、飼い主さんも猫もいつも気持ちいいトイレが実現します。

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iKuddle (アイクドル)

「iKuddle」は前出の「LavvieBot S」とほぼ同じ機能を持つ猫用スマートトイレ。加えて消臭機能を備えていて、飼い主さんの猫トイレ掃除に関するストレスを低減してくれます。また、入り口が低いので、ちょっと高齢になった猫ちゃんにはより使い勝手が良さそうです。

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Toletta (トレッタ)

「Toletta」も前二つと同様に猫の尿をモニタリングして健康管理を行うスマートトイレです。自動で掃除する機能はありませんが、その代わり従来のトイレに近い形状で、より多くの猫ちゃんにスムーズに使ってもらえそうです。特に獣医師との連携を強化していて、異常を検知したら速やかに治療にかかることができます。また、初期費用+サブスクリプションモデルで利用できるので、「使ってくれるかわからない」とためらう飼い主さんの心理的ハードルを下げてくれるのもポイントです。

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Petnostics (ペットノスティック)

最後に、スマートトレではありませんが、尿を調べることでペットの健康管理に活用できる試験キットをご紹介します。「Petnostics」はペット(犬でも猫でも可)の尿を試験紙に浸し、それを専用のスマホアプリに読み取らせることで健康状態をチェックします。

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泌尿器系の疾患で苦しむペットはとても多く、どの製品もビジネスとして、というよりは「大事な家族にいつまでも健康でいてほしい」という強い気持ちでサービスを立ち上げていることが印象的です。今後もペットの「声」をIoTで可視化し、多くのペットと飼い主さんの幸せに寄与するサービスが誕生することを期待しましょう。

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